■□■2006年11月10日配信□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
LETメールマガジン 第23号
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紅葉の季節になりました。少しずつ寒さも増す時期ですが、皆様、いかがおすごしでしょうか?LETメールマガジン第23号をお届けします。新企画「現場ミニレポート」も掲載しております。どうぞお楽しみください。
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■第23号のもくじ■
★リレートーク No. 23 東矢 光代(九州・沖縄支部)
★The Treasure Hunt Club No.22
★現場ミニレポート No. 1
★おしらせ:
☆中部支部第68回(2006年度秋季)支部研究大会プログラム
☆関東支部第4回特別講習会(再掲)
☆アルク教育社 ?eラーニング ワークショップ?
★支部ホームページ更新情報
☆関西支部
☆関東支部
★編集後記
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★リレートーク No.23 東矢 光代(九州・沖縄支部)
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メディアの英語とリスニング
琉球大学の東矢光代です。「リスニング」つながりで山内豊先生からバトンをいただきました。私の教えている国際言語文化学科では3年前に大幅なカリキュラム改編を行ないました。それに伴い、今年度は「メディアの英語」という科目を初めて担当しています。
「メディアの英語」は前期の?がリーディング中心、後期の?がリスニング中心です。?ではJapan TimesやTIME、Reader’s Digestの記事を題材にしました。授業およびアクティビティは基本的に英語で通し、好きな記事のサマリーのクラス紹介、全員で読んだ記事に対するペア・ディスカッション、興味のあるテーマについて記事をまとめるFinal Essayなどを課しました。ここでは「読み」の作業は表に出るものではなく、全ての活動のベース的存在でした。
そして後期、私は「リスニング中心」の?に取り組んでいます。新TOEICを意識して選んだBBCの基本教材のシャドーイングに加え、インターネットで好きなメディア英語の題材を聞く「多聴」をどう展開できるか模索中です。教材を考えていて、ふと「学生が読みたいもの」は具体的にイメージできるのに、「聞きたいもの」はイメージしにくいことに気づきました。普段の生活で私たちは「読む」場合には読み物を「選ぶ」のに対し、「聞く」場合には選ぶより「耳に入ってくる」経験の方がずっと多いのではないでしょうか。またリスニングでは雰囲気や声の質、話し手への思い入れが、「聞きたいかどうか」を大きく左右するのでは?そんなことを考えつつ、この半期を教えていくつもりです。
次回は南から北へ飛び、小樽商科大学の高井收先生にご登場をお願いします。??年前、まだ私が修士の学生だったころ、恩師を通じて知り合った素敵な先生です。
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★The Treasure Hunt Club No. 22 Webquests
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Hello everyone. I’ve written before about using the web for projects. This month I’d like to introduce two sites that are made for webquests. A webquest is similar to a treasure hunt. It requires students to visit several websites to find information. However, a treasure hunt asks students only to find answers to quiz questions. A webquest requires students to look more carefully at the websites and to use the content in making a report or presentation. Teachers can make webquests quite easily by setting a topic and providing students with a list of links. By choosing the sites, we can limit the amount of content students encounter and we can help them from getting “lost” in cyberspace. I’ll be introducing two webquests in this column, but you can find more information and even a tool for authoring webquests at The Webquest Page hosted by the Educational Technology Department at San Diego University. http://webquest.sdsu.edu/
A health and fitness webquest is our first site. It is a more standard type of webquest with a clear progression and uncluttered interface.
http://personalweb.smcvt.edu/schiang/default.htm
Our next site is a resource for a Thanksgiving webquest. It is a more open type of webquest in that it really is just a collection of links and it is up to the teacher or students to set a task. The site also features many quizzes and so could be used to make a treasure hunt as well.
http://www.uoregon.edu/~leslieob/RW5Thanksgiving.html
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★ 現場ミニレポート No. 1
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新コーナーの登場です。小中高大をはじめ、関連機関の連携が叫ばれる昨今ですが、まずは、相手を知ることが最初の第一歩。いろいろな職種の会員がいるのが、LETの特色ですので、その特色を活かし、「現場の今」をそのままに伝えてもらうコーナーをスタートしてみることにいたしました。読者の皆様の投稿大歓迎のコーナーです。まずは、第一報をご覧ください。
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兵庫県の関西学院中学部で英語を教えています。アメリカ人宣教師が設立したミッション・スクールということで昔から英語教育には力を入れており、中学1・2年次に週6時間、3年次には7時間の英語授業時間が確保されています。各学年、「英語総合」(New Crown を使用、週4時間)、「語彙」(自主教材、週1 or 2時間)、「会話」(自主教材、週1 or 2時間)の3つのコースがありますが、一般公立中学校の英語授業(週3時間)が本校の「英語総合」に当たりますから、その意味では「語彙」と「会話」の授業が本校英語科の特色と言えます。本校には2年契約の常勤ALTが二人おり、「語彙」と「会話」の授業を日本人英語教師とペアで担当しています。私は週2回行われる「語彙」の授業(3年生)を一人のALTと教えていますが、ひとクラス48人を二分割し、それぞれのグループが一日ずつ私とATEの授業を受ける少人数制授業を実施しています。私のパート(CALL教室使用)では毎週50単語の学習(リスト学習+CALLドリル学習)を進め、ALTのパート(普通教室使用)では既習の単語をrecycleさせるinput/output activityを行っています。もちろんALTの指示はすべて英語ですが、生徒たちは完全に聞き取れなくてもATEが提供するactivityのschemaを素早くつかみとり、楽しそうに学習しています。ALTに向かって質問したり話しかけたりする生徒も次第に多くなってきています。
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★おしらせ
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☆ 中部支部第68回(2006年度秋季)支部研究大会プログラム
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中部支部は、第68回(2006年度秋季)支部研究大会のプログラムがアップされました。日程・会場は以下の通りです。所属支部に関わらず、LET会員はどなたでも参加できます。非会員の方も、当日会費でご参加いただけます。お誘いあわせの上、ぜひ、ご参加ください。
プログラム:http://www.j-let.org/~honbu/?p=3&a=102
日時:2006年12月2日(土)10:00?17:00
会場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス(〒525-8577滋賀県草津市野路東1丁目1-1)
[JR東海道線南草津駅から近江鉄道バスで「立命館大学行き」または「立命館大学経由飛島グリーンヒル行き」にて約8分「立命館大学」下車]
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☆関東支部第4回特別講習会(再掲)
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関東支部では、2006年度第4回目の特別研修会を下記の日程で行います。
今回は、元NHKディレクターの植田豊氏をお迎えします。植田氏は、1960年代から学校放送理科番組の制作に携られ、画面を手がかりに子どもが自力で学習できるよう演出に工夫をこらし、理科番組放送が、全国小学校の9割以上で継続的に利用される時代を築かれました。また、国際協力担当役員として、海外放送局の教育番組開発にも携られています。その豊富なご経験から、日ごろの授業はもとより、外国語コースウェアの開発からファカルティ・ディベロプメントまで、様々な分野で示唆に富むお話をいただけるものと思います。
この特別講演会には、会員・非会員に関わらず、どなたでも無料でご参加いただけます。お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
日時:11月11日(土)14時00分ー15時15分
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス8号館3階会議室
講師: 植田 豊 氏 (元NHK教育番組ディレクター)
講演テーマ:「メディアと教育:小学校理科の場合」
詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd3/
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☆アルク教育社 ?eラーニング ワークショップ?
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LET賛助会員アルク教育社より、eラーニング ワークショップのご連絡をいただきました。学校関係者の方々を対象とし、ワークショップの参加費は無料(懇親会は有料)で開催されます。詳細は、アルク社ホームページ(http://www.alc-education.co.jp/academic/net/workshop.html)でご確認ください。
◎東京会場(主催:東京工業大学 協賛:アルク教育社)
◆日時: 2006年11月19日(日) 13:00?17:30
◆会場: 東京工業大学
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★支部ホームページ情報
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10?11月の支部ホームページ更新情報をお届けします。
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☆関西支部
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基礎理論研究部会:
第18回(第5次27回)
11月12日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
第19回(第5次28回)研究例会
12月10日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
http://www.let-kansai.org/bukai-kiso.html
中高授業研究部会:
2006年度12月例会
12月10日(日) 京都教育大学LL教室
※11月例会は、諸般の事情により中止いたします。
http://www.let-kansai.org/bukai-jugyo.html
英語の発音教育研究部会:
第25回研究会 12月2日(土) 西宮プレラホール会議室
http://www.let-kansai.org/bukai-hatsu.html
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☆関東支部
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関東支部便り第38号発刊のお知らせ:
本年度より、支部便りはウェブ版となります。下記のアドレスからダウンロードして、ご覧ください。
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd21/index.php?id=2
学習環境研究部会「CALL、LL教育システム意見交換会」のお知らせ:
日時:11月18日(土)14:30?16:30PM
会場:大妻女子大学千代田校舎
担当賛助会員:(株)アンペール(LL : Listening Station)
日時:12月2日(土) 会場:未定
担当賛助会員:松下電器産業(株)(CALL: L3Stage)
詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd9/index.php?id=3
CALLシステムとはどんな施設・設備を意味するのか知りたい方、これからCALLシステムの導入を考えているがどのようなポイントに注意してシステムを比較したら良いのかよくわからない方、すでに導入はしてみたものの、使い方、操作方法にまだ馴染んでいない方、 CALLシステムではどのような授業ができるのか知りたいと考えている方などを対象とした、CALL、LLシステムを制作している学会賛助会員メーカーとの意見交換会です。興味のある方は、会員、非会員を問わずどうぞご参加ください。
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★編集後記
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今年もカレンダーの残りが少なくなってきました。体育祭や文化祭に加え、推薦・AOといった入試のシーズンでもあり、なにかと慌しい毎日かと思います。8月の全国大会の際に開いたメルマガ委員会で、情報提供に役立つ新企画を検討しながらも、本務のほうの忙しさは増える一方で、なかなか先に進みません。仕切りなおして、2007年1月か、あるいは2007年度の始まる4月まで待ったほうがいいのだろうかとも思いましたが、先送りすればするほど腰も重くなるので、思い切って始めてみました。小・中・高の授業の有り様は、かなりの速度で変ってはいるのですが、自分の子どもの授業参観や教育実習の担当にでもならない限り、なかなか、どう変っているのかを知るチャンスはありません。小さな情報も数が重なれば、大きな意味を持つものです。気長に少しずつ、継続できるコーナーとして育てていっていただければ思っております。ご意見、ご要望なども含め、皆様の声をお待ちしております。
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☆メルマガ用ご意見承りコーナーが本部HPに設置されました。どうぞご利用ください。
http://www.j-let.org
→「全国版メールマガジンINFO-MAG」
→「メルマガご意見フォーム」
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☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org
→ "Contents in Japanese"
→「全国版メールマガジンINFO-MAG」(ご案内)
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編集担当者
【九州・沖縄支部】竹野茂(宮崎公立大学)柏木哲也(北九州市立大学)
【関西支部】名部井敏代(関西大学)佐々木顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】高橋美由紀(兵庫教育大学)伊藤隆(名古屋学院大学)
【関東支部】保崎則雄(早稲田大学) Marcel Van Amelsvoort(神奈川県立外語短期大学)
【本部広報担当】前田道代(神奈川県立外語短期大学)