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【LET blog 第246号】 (2025年07月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
【LET blog 第246号】
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みなさん、こんにちは。

猛烈な暑さが続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今月号の支部企画は、中部支部からの「キソケンってご存じですか?」です。

それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。

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■ 第246号のもくじ
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■ 支部企画
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■ 支部研究大会・支部総会情報
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□ 関東支部
 ■ 関東支部第152回(2025年春季)研究大会
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
 ■ 早期英語教育研究部会 2025年度 第2回例会
 ■ メソドロジー研究部会 2025年度第1回研究会
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第246号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1842#more


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【LET blog 第246号】
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■ 支部企画
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□ 中部支部:「キソケンってご存じですか?」
(寺井 雅人,愛知工科大学)
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外国語教育メディア学会中部支部には、いくつかの下部組織として研究会があります。そのひとつが「外国語教育基礎研究部会」、通称「キソケン」です。

私は大学院生だった2021年度から2022年度にかけて、この部会の部会長を務めていました。現在も間接的に関わらせていただいており、今回はこの「キソケン」についてご紹介したいと思います。

キソケンは2013年に発足し、10年以上続く大学院生主導の研究会です。活動としては文献の輪読会や、R言語(主に統計処理に用いられるプログラミング言語)を使った統計の勉強会などが定期的に行われています。そのほかにも、年に一度の報告論集の刊行や、不定期に開催されるイベントなど、活動の幅は多岐にわたります。キソケンの魅力はたくさんありますが、ここでは特に印象的なポイントを2つご紹介します。

1. 研究者コミュニティとしての役割

キソケンにはさまざまな大学や研究機関に所属する人たちが参加しており、所属の枠を超えた活発な交流が行われています。研究会がない日や長期休暇中には(キソケンは基本長期休暇の時期はお休みです)、希望者が集まって勉強会を開催することもあります。また、共同研究が進められたり、ゼミ発表や学会発表の練習の場として活用されたりもしています。学会発表のデビューを控えたメンバーは学会の雰囲気を体感するいい機会でもありますし、関心領域の異なる研究者が集まることで、多様な視点から意見をもらえる貴重な機会にもなります。過去には、学位論文発表会が行われたこともあります。大学院生の数が全国的に減少している中、このような越境的な研究コミュニティは非常に重要な役割を果たしていると感じます。また、現役メンバー同士の交流だけでなく、かつて所属していたメンバーとのつながりも大切にされています。たとえば、名古屋大学大学院人文学研究科英語教育学分野との共同企画として、元キソケンメンバーの先生方と現役メンバーが登壇する講演会が開催されたこともありました。このように、キソケンは現役メンバーだけでなく、以前に所属していたメンバーとも継続的な関係を築いている研究会です。

2. 状況に応じた柔軟な対応力

私がキソケンに参加していた期間は、新型コロナウイルスの影響で対面での開催が困難な時期と重なっています。プログラム言語の勉強会はオンラインで実施したことがなかったのですが、思い切って活動をオンラインに切り替えたところ、中部地区以外の大学院生の参加が増え、結果的に参加の幅が広がることになりました(今もオンライン開催です)。また、昨年度までは毎週、18時半ごろから20時までという夜の時間帯に開催されていましたが、今年度からは参加希望者が複数いる場合のみ開催され、開始時間も昼間に変更されました。これは、今年度の部会長をはじめ、運営委員のメンバーが子育てをしながら博士後期課程の学業と並行して活動しているためです。このように、社会状況やメンバーの事情に応じて柔軟に開催形式を変えてきたことが、キソケンが長く続いている秘訣のひとつだと感じています。

以上のようなキソケンの魅力は、現部会長である杉山侑姫さん(中部大学大学院博士後期課程)の言葉を借りると、「みんなで作る研究会」に集約されていると思います。
輪読で扱う書籍や勉強会の内容も、キソケンのメンバー全員で話し合って決めています。

キソケンのモットーは「来る者は拒まず、去る者は追わず」。

ご興味のある方は、ぜひ気軽にご参加ください!

(連絡先:let.kisoken@gmail.com)

寺井雅人(愛知工科大学)

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■ 支部研究大会・支部総会情報
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□ 関東支部
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■ 関東支部第152回(2025年春季)研究大会
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日 程:2025年7月12日(土)
場 所:高崎経済大学
内 容:研究発表・実践報告、基調講演・シンポジウム等
大会テーマ:「CALLの教訓とGIGAの挑戦:持続可能なICT環境を考える」

本大会に関する情報は支部HPより随時更新していく予定です。
https://www.j-let.org/kanto/category/convention/

お問い合わせ先:
LET関東支部事務局 kanto-office@j-let.org

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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 早期英語教育研究部会 2025年度 第2回例会
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日 時: 2025年8月2日(土)13:00~17:00
場 所:
1) 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室 (大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
2) ZOOM(ZOOM参加のURLはメールにてお知らせ致します)

※初めての方は、下記の問合せ先までご一報ください。

内容:早期英語教育に関する概論書の輪読および発表

1.文献輪読 ★ 今回より新しい輪読本になりました。
Research Methods for Understanding Child Second Language Development (2023)
□ Chapter 1 Introduction : Researching Child Second Languages Development (Becky H. Huang, and Yuko Goto Butler)
担当:井狩幸男先生(大阪公立大学)

□ Chapter 2 Observation and Ethnographic Methods for Researching Young Learners (Peter Sayer and Susan Ataei)
担当:斉藤倫子先生(関西学院大学)

2. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生 (大阪公立大学)

お問合せ
事務局 竹田里香
eeesiglet@gmail.com

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■ メソドロジー研究部会 2025年度第1回研究会
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2025年7月13日(日)に2025年度第1回研究会を高知市帯屋町オビヤギルド(ひろめ市場近く)にて開催します。ハイブリッドでの開催になりますのでオンライン(Zoom)でもご参加いただけます。プログラムや参加申込み方法は部会ホームページにてご確認ください。

https://www.mizumot.com/methodology/meeting/2025_1st.html

14:00-14:50
帰無仮説検定をもとにした回帰分析の検定の多重性について
寺井 雅人(愛知工科大学)

その他2件の発表・講演を予定。

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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6

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■ 編集後記
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ここらがおすすめですきーといわれたんじゃが,どうなんかいのお...

https://hirome.co.jp/
https://ten-g.co.jp/

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□ LET blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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LET blog 委員会
【関東支部】
 若有 保彦(秋田大学)
 森谷 祥子(フリーランス)
【中部支部】
 伊藤 佳貴(大同大学大同高等学校)
 吉川 りさ(横浜国立大学)
【関西支部】
 神谷 健一(大阪工業大学)
 今尾 康裕(大阪大学)
【九州・沖縄支部】
 麻生 雄治(大分大学)
 津田 晶子(中村学園大学)
【LET blog 編集責任者】
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