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【LET blog 第141号】 (2016年10月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
【LET blog 第141号】
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みなさん、こんにちは。

今号より、"LET blog" と名称を変更しての配信になります。

本 blog が更新されたことをお知らせする手段として、メールのみならず、LET 本部事務局の Twitter(@LET_Japan)も利用しております。ぜひアカウントを取得の上、フォローしていただければと思います。

話題は変わりまして、今月号の支部企画は、関東支部からの「高専の英語教育」についての報告です。

それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。

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■ 第141号のもくじ
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□ 機関誌第54号原稿受付のお知らせ
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■ 支部企画
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□ 関東支部:高専の英語教育
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■ 支部研究大会情報
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□ 関東支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
 ■ 第9次 基礎理論研究部会 第4回研究例会
 ■ 電子語学教材開発研究部会 第19回研究会
 ■ 第9次 基礎理論研究部会 第5回研究例会
□ 関東支部
 ■ eラーニング研究研修部会 特別講演会
 ■ 音声映像研究研修部会 講演会のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第141号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1736#more

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【LET blog 第141号】
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□ 機関誌第54号原稿受付のお知らせ
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機関誌 "Language Education & Technology" 第54号(2017年発行)への原稿受付を9月より開始しています。【執筆申込】を行われた方は、原稿の提出受付は9月1日から11月末日までの間に提出をお願いいたします。なお、執筆申込のない投稿原稿は受理されません。

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■ 支部企画
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□ 関東支部:高専の英語教育(奥山 慶洋)
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 本年度より研究部会委員になりました茨城高専の奥山慶洋と申します。私の勤務する高等専門学校(高専)といえば「ロボコン」を真っ先に思い浮かべる先生方が多いのではないでしょうか。高専は大学などと同じ高等教育機関ですが、学生の年齢層は、下は15歳から上は20歳(専攻科を加えると22歳)までと幅が広く、高校生と大学生が同じ学校の中で学生生活を送っているようなものです。残念ながら、高専生の多くは英語が苦手であり、また英語の授業時数は他の普通科の高校生や大学生と比べて少ないのが現状です。そんな状況ではありますが、高専では卒業後には国際的に活躍できる高度な技能を有した技術者や研究者として活躍できる人材の育成が求められています。

私の現在の研究のキーワードは ESP とアカデミックライティングです。前者は、高専生が身につけるべき専門語彙(technical vocabulary)を学習できるシステムをeラーニングとモバイルラーニングを融合した形で提供し、彼らが「いつでも・どこでも」学習できるようにすることを目標に研究を進めています。後者も勤務先での経験が研究の発端です。学生たちは卒業論文のアブストラクトを英語で書かなければならないのですが、私が工学に関して知識不足であり、彼らが何を伝えたいのかが分からず、また、分野独特の言い回しなどもあって指導に苦労するということが頻繁にあったためです。そこで、機械工学分野の英語論文を基礎データにスモールコーパスを作成し、文法的な特徴等を分析しています。コーパスを作るのは容易なことではなく、質の維持のためには、代表的なジャーナル選び方(Google Scholar Metrics で上位の論文誌)、語彙数の確保(異なる著者が書いた複数の論文)、執筆者の母語(ネイティブか否か)などを考慮してデータを抽出しなければなりませんが、これらの作業を厳密に進めることでアカデミックライティング指導の貴重な資料となります。これらの研究成果がより効果的な教材の開発へとつながるよう、引き続き研究に励んでいきたいと思っています。

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■ 支部研究大会情報
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□ 関東支部
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■ 第137回(2016年秋季)研究大会のお知らせ
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大会テーマ:CLILの現在と今後: 日本におけるCLILの実践を考える

主催:外国語教育メディア学会(LET)関東支部
共催:筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター(予定)
後援:茨城県教育委員会、つくば市教育委員会(申請中)

期日:2016年12月10日(土)
会場:筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター
(つくばエクスプレス つくば駅下車。隣接のつくばセンターから関東鉄道バス「筑波大学中央」行または「筑波大学循環右回り」に乗車し,「大学会館前」にて下車(バス所要時間約15分)
https://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba_access.html

基調講演:笹島茂(東洋英和女学院大学)
パネルディスカッション:逸見シャンタール(上智大学)、長沼君主(東海大学)、他

大会プログラムにつきましては,後日,関東支部ウェブサイトに掲載いたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 第9次 基礎理論研究部会 第4回研究例会
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日時:2016年 10月 23日(日) 13:30-16:30
場所:関西学院大学上ヶ原キャンパス H号館 302号教室
内容:
1.輪読
  Barcroft, J. (2015). Lexical input processing and vocabulary learning. Amsterdam: John Benjamins Publishing Company.
  Chapter 7 Effects of output with and without access to meaning (pp. 93–101)
  担当:ドーマン さおり先生(摂南大学)
2.研究発表
英文テキスト 音素カウントシステム「音素カウンター」を使ってみよう
担当:中西 のりこ先生(神戸学院大学)

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74

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■ 電子語学教材開発研究部会 第19回研究会
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※本研究会はどなたでもお気軽にご参加いただけます!

日時: 2016年11月5日(土)午後16:00〜18:00
場所: 立命館大学大阪いばらきキャンパス A棟1F Room 1
内容:「SNS/スマホで学ぶ外国語学習の最前線」

株式会社Lang-8代表取締役・喜洋洋氏をお迎えして、同社が提供する外国語学習SNS「Lang-8」、スマホを用いた英語学習サービス「HiNative」「HiNative Trek」を中心に、SNS/スマホを用いた外国語学習の最先端をご紹介します。

Lang-8:http://lang-8.com/
HiNative:https://hinative.com/
HiNative Trek:https://trek.hinative.com/

株式会社Lang-8は2007年に喜氏が京都大学在学中に創業。異なる母語を持つ外国語学習者同士が互いに添削を行う相互添削型SNSとして国内外に多くのユーザーを有しています。2014年に一問一答型の姉妹サービス「HiNative」を公開し、80万件以上の質問、280万件以上の回答が寄せられています。2016年にはIT業界のビジネスパーソンや起業家をターゲットとした「HiNative Trek」を公開し、話題を集めています。

1. SNSとスマホは外国語学習をどう変えたか:木村修平<立命館大学生命科学部 准教授>)
2. Lang-8の描く外国語学習の未来形(講師:喜洋洋氏<株式会社Lang-8代表取締役>)

18:00〜:懇親会(ガーデンテラスライオン 立命館いばらきフューチャープラザ店)※ご参加をご希望の方は事前にFacebookの下記イベントページへのコメントまたは木村までメールでお知らせください。

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/171197443304145/
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=141

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■ 第9次 基礎理論研究部会 第5回研究例会
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日時:2016年 11月 19日(土) 13:30-16:30
場所:京都精華大学 清風館(詳細はお問い合わせください。)

内容:
1.輪読
  Barcroft, J. (2015). Lexical input processing and vocabulary learning. Amsterdam: John Benjamins Publishing Company.
  Chapter 13 Effects of acoustically varied input (pp. 149–162)
  担当:磯辺 ゆかり先生(京都精華大学)

2.研究発表
日本人英語学習者のリーディングにおける単語認知と文脈処理の相互作用性について: 同綴異義語を用いた心理言語学的実験からの考察
担当:三木 浩平先生(関西学院大学大学院)

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74

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□ 関東支部
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■ eラーニング研究研修部会 特別講演会
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LET 関東支部 e ラーニング研究研修部会では、シンガポール国立大学の Wai Meng CHAN 先生をお招きして、以下の通り特別講演会を行うことになりましたので、お知らせいたします。当日は、シンガポール国立大学言語研究センターにおける CLIL に関する実践研究に関してご発表いただくことになっております。多くの先生方、学部生、大学院生のご参加をお待ちしております。

Wai Meng CHAN 博士 特別講演
Special Lecture by Dr Wai Meng CHAN

講演者:Wai Meng CHAN, シンガポール国立大学准教授
Speaker : Wai Meng CHAN, Dr.Phil., Associate Professor, National University of Singapore

日時:2016年10月15日(土)15:00-16:00
Day/time: Saturday, 15 October 2016, 15:00-16:00

場所:青山学院大学青山キャンパス 15号館 15501 (CALL 教室)
Venue: Room 15501, Building 15, Aoyama Gakuin University
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html

題目(Title of the talk):
Cultural Exploration and Critical Reflection: Teaching of Language and Culture in Higher Education in Singapore

参加費無料 (Admission: Free)
予約不要 (No booking required)

発表概要や問い合わせ先などの詳細は、http://www.kanto.j-let.org/index.htmlから。
Please refer to the link above for more details.

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■ 音声映像研究研修部会 講演会のお知らせ
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LET 関東支部 音声映像研究研修部会では、11月19日(土)に元 NHK 国際放送英語アナウンサーで現在フリーのバイリンガルアナウンサー、青谷優子氏をお招きして、講演会を行うことになりました。場所等の詳細は決定次第、LET 関東のウェブサイト(http://www.kanto.j-let.org/)にてお知らせいたしますが、プロの英語アナウンサーとしてご経験や、現在取り組まれている「日本文学を英語朗読による紹介する活動」などを通して、「伝わる英語」についてお話いただく予定です。現場で英語を教えていらっしゃる多くの先生方のご参加をお待ちしております。

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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6

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■ 編集後記
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早速,科研の申請書類に「基礎研究」という文字列を多数配置してみました。

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□blog・バックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆更新案内のお知らせ停止・アドレス変更は、以下 URL にてお願いいたします。
http://www.j-let.org/→「LET メールマガジン」
→「ご案内」
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LET blog 委員
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学)
山本 勝巳(流通科学大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
田上 優子(福岡女子大学)
【本部メールマガジン・編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)

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