外国語教育メディア学会 学会機関誌 出版倫理規程
本規程は、外国語教育メディア学会(以下、本会)会則第5条2)に基づく学会機関誌 Language Education & Technology (以下、本誌)の出版倫理に関して定めたものである。
本誌に投稿される論文はすべて独自の研究成果または実践報告であることが求められる。他の著作物やデータを使用する場合は、適切に引用し、必要な許可を取得する義務がある。盗用やデータの捏造、改ざんは一切認められない。
執筆言語に関わらず、二重投稿(同一内容の論文を複数の雑誌に同時に投稿すること)は厳禁とする。また、既に他の雑誌で発表された論文を本誌に再投稿することも認められない。ただし、博士論文や修士論文はこの限りではない。
すべての執筆者は、研究の計画、実施、データ解析、論文執筆、および研究の内容に関する議論において重要な貢献をしたことを示す必要がある。執筆者全員が最終原稿を確認し、出版に同意することが求められる。貢献の少ない者を執筆者に含めることや、貢献していない者を執筆者として記載することは厳禁とする。
執筆者は、研究や論文の作成に影響を与える可能性のあるすべての経済的または個人的な関係を開示する義務がある。例えば、雇用関係、コンサルティング、株式保有、特許申請などが該当する。
人間を対象とする研究は、研究参加者のプライバシーを尊重し、研究の内容・方法・結果の公表などについて必要な説明を行い、インフォームドコンセントを取得する義務がある。また、執筆者が所属する機関あるいは研究を実施する機関に倫理審査委員会が設けられている場合、その承認を受けることが望ましい。研究機関に所属していない場合でも、研究倫理を遵守するための適切な措置を講じることが推奨される。
責任執筆者は、出版後も合理的な期間にわたり研究データを保存しておく義務がある。データの透明性と再現性を確保するために、必要に応じてデータの公開を行うことが推奨される。
AIツールは執筆者として認められない。AIツールを使用して生成された文章や画像は、執筆者が論文内でそれを開示し、透明性を保つ義務がある。最終的な内容に対する責任は執筆者にある。