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LETメールマガジン No. 53 (2009年06月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
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新型インフルエンザのために、休校や、行事が中止・延期になったりと大きな影響を
受けた方々が多くおられるのではないでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。
今月の支部企画は中部支部の支部長インタビュー第3弾で、「教材と授業設計」
研究部会をご紹介いただいております。The Treasure Hunt Club は、YouTube
Edu やTed.com などのような、Professional Development に役立つサイトの
特集です。お楽しみください。
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■第53号のもくじ■

★支部企画コーナー No. 20 中部支部

★The Treasure Hunt Club No. 47

★お知らせ
☆支部研究大会情報
・関東支部
・関西支部
・中部支部
・九州・沖縄支部

☆支部研究会情報
・中部支部
・関西支部

☆全国研究大会情報

★編集後記


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★支部企画コーナー No. 20 中部支部
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☆支部長インタビュー
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「教材と授業設計」研究部会の部会長である小栗成子先生(中部大学)に、中部支部長の
柳がインタビューしました。

(1) 「教材と授業設計」研究部会の趣旨などを教えて下さい。どういう分野を扱っていて、対象
としているのはどういう人たちでしょうか?

「教材と授業設計」研究部会は、授業プランの作成と工夫、学習目標別教材選定方法、教材開
発、教材研究、オンライン教材、ブレンディッドラーニング教材、自習支援教材、特別支援教育
などを扱おうとしています。授業をしていらっしゃる方ならどなたでも。これまでにご参加下さった
のは、非常勤の先生方で日頃授業についての悩みをうちあける場所がないという先生方、そして
ベテランの先生方です。

(2) 設立のきっかけとかありますか?
毎時間の授業プランや学期の流れ、一年間の見通し。教える人たちにとっては、毎回、あらたな
学習者集団を前に、また、おそらく(ご自分では選んでいなくて当てがわれた)教材を前に悩み
がつきないのが授業設計だと思います。お互いの悩みを聞きあったり、工夫点をわかちあったり
することで、今より元気に授業ができないかな、と思ったのがきっかけです。教材発掘を特技と
し、教材の潜在能力にチャレンジする事を趣味とする小栗が世話役となりました。

(3) お忙しい中で研究部会を続けていけるこつは何でしょうか?
授業をしながら、「あ、これテーマにできるな」というアンテナを自然に張り続けています。そ
して、そのテーマならこの方、と最適な方にご相談して、お話しいただけるように調整していま
す。

(4) 最近の例会の内容はどのようなものでしょうか?
まだ例会は4回しか経験のない駆け出しの研究会ですが、これまでには下記のようなテーマで情
報交換をしました。教材に焦点を当てたもの、学習者と教授法に焦点を当てたものなどが主です。

「教養科目共通テキストを使用したクラスでの授業工夫」
「聴くリーディング」
「学習に向かうことが困難な学習者と共に学ぶ」
「学習を成立させるためにできること」
「大学における共通教科書の応用とアクティビティ実践例」
「共通教科書の選択指針と活用方法」
「Giving our students A Good Read: Three essential ingredients for
successful reading instruction」
「英語長文や語彙への『抵抗を軽減する』アクティビティの工夫」

(5) 大学の英語教育も、大学全体でシラバスを構築し、共通の目標を立てる傾向がありますが、
そういった傾向についてこの研究部会はどのような貢献ができるとお考えでしょうか?また、現
在の流れとは違う流れを提供できるとすれば、それはどのようなものでしょうか?

1つの目標に向かい、1つの共通教科書を選定することは、とても拘束が多くなる印象は否めま
せん。しかしいくら共通教科書を使うとしても「1つの教え方」「1つの学び方」を意味するも
のではないはずです。本研究会で「共通教科書」に着目をしているのは、まさに「どうすれば、
テキスト内容を自分が受け持つ集団に適合させる事ができるか」を模索しているからです。教材
の潜在力は無限大です。教材のスペースから行間まで読み取って、自分が受け持つ学習者集団
に合わせて、柔軟な授業設計をすることは決して難しくはありません。教え手の発想力をたくまし
くするために、本研究会では情報交換を続けていきたいと思います。

(6 ) これからの抱負などをお聞かせ下さい。
教え手と学び手、どちらの視点にも立って議論していきたいと思っています。ひとまずは、開催
回数が2ケタになるまで続けられますように...。年2回程度しか開催できませんが、ほそぼ
そと頑張ります。

(7) その他、言い足りないことなどありましたらどうぞ。
世話役の都合で開催地が中部大学春日井キャンパスとなっておりますが、どうぞ郊外の空気を吸
いに、キャンパスの緑を眺めにおでかけください。駐車場完備。JR神領駅からスクールバス、ま
たは高蔵寺駅からタクシーが便利です。

これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

報告者: 柳 善和 (名古屋学院大学)

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★ The Treasure Hunt Club
No. 47 Professional Development and Google Wave
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Hello everyone. Right now you are probably in the middle of the term and too
busy with your own classes at the moment, so this month I’d like to give you
something to put away and think about for later. I also would like to
introduce something we all need to keep our eyes on for the future, Google
Wave.

When you get a little time, you might be interested in doing a little
learning yourself. There are lots of great places where you can access
courses for free for general learning and language or culture learning. A
nice place to look for free lectures from famous (mostly American)
universities is YouTube Edu. Thousands of lectures on really any academic
topic are available. For professional development, there are of course many
lessons on language teaching. One group of lectures I found interesting are
titled Shaping the Way We Teach English. There are several lessons in the
series, but the first one is on contextualization. It’s available at
http://www.youtube.com/watch?v=Qu2JRqTdtGQ

Other good sources of academic lessons are iTunes U and Academic Earth.
If you are looking for something perhaps less academic but still
challenging, a great place to go is Ted.com. Ted, or TED standing for
Technology Education Design, has many great videos available here that do
not disappoint. You can search by theme or by reaction (i.e., presentations
that were rated as “jaw-dropping” by viewers). Some of my favorites are VS
Ramachandran on the mind, Michael Merzenich on Re-wiring the brain, and Tim
Ferriss on how to learn anything. But there are tons of videos on a wide
range of topics. http://www.ted.com/

And one more course that I really would like to introduce is from MIT. It is
called Visualizing Cultures and is an in-depth look at images of Japan in
the last 150 years. This year marks the anniversary of the opening of
Yokohama as an international port and this site contains hundreds of images
that show the history of Japan as it began to interact with other nations (in
the form of visual narratives) as well as essays by famous historians (in
particular, John Dower).
http://ocw.mit.edu/ans7870/21f/21f.027/home/index.html

And finally, if you haven’t already heard of Google Wave, please go to
http://wave.google.com/ and take a look. This application merges e-mail,
instant messaging, file sharing, blogs, wikis, and more, all through your
regular browser. It looks like it may change the way we use the internet and
it will be available later this year.

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★お知らせ
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☆支部研究大会情報
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☆関東支部
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☆第122回(2009年度)研究大会・総会
期日: 2009年6月13日(土)
会場:拓殖大学 文京キャンパス
(〒112-8585 東京都文京区小日3-4-14)
丸ノ内線「茗荷谷駅」より徒歩3分
大会テーマ: 「インプットからアウトプットにつなげる指導」
詳しくは下記URLをクリックしてください。
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd22/index.php?id=10

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☆中部支部
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☆2009年度春季支部研究大会
2009年度春季支部大会を、5月23日(土)に愛知教育大学で開催しました。
多数の方にご参加いただきまして、感謝いたします。

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☆関西支部
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☆2009年度春季研究大会
5月16日(土)に京都外国語大学で行なわれた2009年度春季研究大会は、
多くの皆様にご参加いただき盛況のうちに終了いたしました。ご参加
いただいた皆様、ありがとうございました。

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☆九州・沖縄支部
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☆2009年度LET第39回九州・沖縄支部研究大会
6月6日(土)に長崎県立大学シーボルト校で行なわれた第39回支部研究
大会は、無事終了いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとう
ございました。

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☆支部研究会情報
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☆中部支部
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★小学校英語教育研究部会 第49回例会
日時: 2009年6月21日(日) 10:00~12:00
会場: 名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎606会議室
共催: 小学校英語教育学会愛知支部
内容:
[1] 「『英語ノート』から、中学校の英語教育へ繋げるためにーデジタル版テキストと
作成教材を使用して」
園部 秀行 (愛知教育大学)・高橋 美由紀 (愛知教育大学)
[2] 「文献を読もう」 柳 善和 (名古屋学院大学)
テキスト:Pinter(2006) Teaching Young Language Learners. Oxford University
Press. Chapter 7 Teaching Vocabulary and Grammar から「コミュニケーション
活動における語彙や文法の効果的な指導法」(当日会場でも資料をお渡しいたします)
[3] 「小学校英語の評価についてーヨーロッパ共通参照枠 (CEFR) に基づいた統一評価
基準の研究」
柳 善和 (名古屋学院大学)・高橋 美由紀 (愛知教育大学)

研究会代表者: 高橋 美由紀 (愛知教育大学)

詳細は支部ウェブサイトをご覧下さい。
http://let.intl.chubu.ac.jp/

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☆関西支部
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★英語の発音教育研究部会
日時: 2009年6月28日 (日) 13:00 ~ 17:00
場所: 尼崎市小田公民館会議室
( http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/institution/05_009.html )
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=77

★大学授業研究部会 2009年度第1回研究会
日時: 2009年7月5日 (日)
場所: 流通科学大学6204教室
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
( http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=76 )

★早期英語教育研究部会 2009年度第2回研究会
日時: 2009年7月11日 (土) 13:30 ~ 17:30
場所: 大阪市立大学文化交流センター大セミナー室 (駅前第2ビル6階)
( http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/ )
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=78

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☆全国研究大会情報
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☆2009年度LET全国研究大会
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期間: 2009年8月4日 (火) ~ 2009年8月6日 (木)
会場: 流通科学大学 (兵庫県神戸市西区)
詳しくは大会サイトをご覧ください。 ( http://www.let-kansai.org/2009 )

★★★LET全国研究大会でのワークショップ受講申し込み締切について★★★
【LET会員は受講が無料になっております!】

ワークショップの受講申し込みが4月13日(月)から開始されています。
http://www.let-kansai.org/2009 をご確認の上、お申し込みください。

締切は7月15日(水)となっておりますが、教室サイズの都合上、人数制限がある
講座があります。その場合には、先着順の受付とさせていただきますので、お早めの
申し込みをお勧めします。

<ワークショップの日時と内容>
8月4日(火)
10:50 ~ 12:30 *同時間帯に複数の講座に参加することはできません。
・講座1: フリーソフトウェアによる音声編集 (Audacityでリスニングテストを作成) と
音声分析 (praatで発音を見てみる) (長井克巳先生)
・講座4: 英語ノートを活用した小学校英語活動 (梅本龍多先生)
・講座7: The one, two, three of designing a task-based lesson (Jason Moser先生)

13:30 ~ 15:10 *同時間帯に複数の講座に参加することはできません。
・講座2: 教育実践で得られたデータの解釈: Excelでここまでできる (前田啓朗先生)
・講座5: 「教師の質問力を高め,授業の質を向上させる」-生徒がワクワクする授業に
変身させるコツとは- (中嶋洋一先生)
・講座8: 音読・シャドーイングからペアQAで発信型を目指そう (溝畑保之先生)

15:20 ~ 17:10 *同時間帯に複数の講座に参加することはできません。
・講座3: 英語教師のためのスピーチ入門 (野村和宏先生)
・講座6: 「教師の質問力を高め,授業の質を向上させる」-生徒がワクワクする授業に
変身させるコツとは- (中嶋洋一先生) (*講座5と同内容です)
・講座9: 音読・シャドーイングからペアQAで発信型を目指そう (溝畑保之先生)
(*講座8と同内容です)

<参加費>LET学会員無料、非会員は1講座につき1,000円。

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★編集後記
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サッカー日本代表のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会への出場が決定
いたしました。4大会連続の4回目で、初めてW杯への出場権を得た頃の
熱狂に比べると、ずいぶん静かになりましたが、世界的なイベントで一喜
一憂できる楽しみを持てるのは嬉しいものですね。8月の全国研究大会の
ワークショップでは、LET会員の参加費が無料となっています。先着順です
のでお早めに申込みください。では、次号もよろしくお願いします。

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☆ご意見承りコーナーに、ぜひご投稿ください。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「メルマガご意見フォーム」

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☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「ご案内」

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LETメルマガ委員
【関東支部】 下島 義容(拓殖大学) 若有 保彦(秋田大学)
【関西支部】 山本 勝巳(関西福祉大学) 佐々木 顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】 高橋 美由紀(愛知教育大学) 伊藤 隆(名古屋学院大学)
【九州・沖縄支部】 竹野 茂(宮崎公立大学) 古村 由美子(九州大学)

編集責任者
【本部メールマガジン】 島谷 浩(熊本大学)

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