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LETメールマガジン No. 5 (2005年05月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
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緑の美しい季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。新企画を含む
LETメールマガジン第5号をお届けします。どうぞお楽しみください。
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■第5号のもくじ■

★リレートーク No.5 宮尾 真理子(関東支部)
★The Treasure Hunt Club No.5 Back to Listening
★メルマガ入門講座:音声編 1
★おしらせ:
 ☆FLEAT Vについて
 ☆2005年度春季支部研究大会日程
★支部ホームページ更新情報
 ☆関西支部
 ☆関東支部
★編集後記


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★リレートーク No.5 宮尾 真理子(関東支部)
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リレートーク5番目の宮尾真理子です。筑波にある女子大の短大情報処理科の学
生を教えてきましたが、この4月から、男女共学の筑波学院大学になり、あっと
いう間に元気の良い男女学生があふれるキャンパスに様変わりしました。その結
果いわゆるカルチャーが変わり、教科数も大幅に増えて、四苦八苦しているとこ
ろです。

さて、いつも英語を教える立場からは盲点になっていることを、自分が新しい言
語を学んで実感できたことを述べてみます。その言語とは、American Sign
Language(ASL)という手話です。今は月に1?2回の授業に出ていますが、学ぶ立
場になってみて、いろいろな驚きと発見がありました。

まず、ASLは英語のジェスチャー版ではなく別の言語です。word orderも日本語
と似たところ(your name what?)もあり、英語の時制がなくても、time
indicatorがその役割を果たします。(例:I go park yesterday)。

ASLは、見ることが「聞く」ことなので、もちろんノートも取れず、先生から目
を離せません。ビデオで撮ることはできますが、ASLを学ぶ一番の方法は、何度
も練習して体で覚えることで、方法は違っても、英語の学習にも通じることです。

先生は、(日本語や英語の)声も出してくれるのですが、時々、ASLのsign(手
話)のみで話し始めます。その時は、ほとんど何を話しているのか分からず、せ
めて一言ヒントになることを声に出してほしい!と心の中で叫んでしまいます。
自分も英語の授業をしていて、英語のみで話していると、時々きょとんとしてい
る学生がいます。その学生も多分私と同じ精神状態で、ヒントを欲しがっている
のかもしれません。

このように時々自分の知らない言語を学ぶ立場になることも、英語を教える者に
は大切だと思います。自分が忘れていた学習体験を思い出させてくれ、自分の英
語教授法に有効に反映させることもできるかもしれません。

次は、東京電機大学の吉成雄一郎先生です。コロンビア大学Teachers Collegeで
お目にかかった1990年代前半には、既にコンピュータを操って応用言語学関連論
文などのデータベース作りを提案、実現されていました。LETでも、活躍されて
いるのをいつも拝見させていただいています。


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★The Treasure Hunt Club  No.5 Back to Listening
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Hello again! I hope you all had a nice relaxing holiday (or a productive
holiday!). With Golden Week behind us, it is usually a time of year to
look forward and I had planned to move on to our next skill area
(speaking) this month. However, a couple of really great listening sites
were introduced to me recently and so I thought I would go back and do
another column on listening.

Remember our criteria for a good listening resource?
1. It should be interesting.
2. It should be free.
3. It should not require extra or advanced technology or computer
literacy to access and it must load fast.
4. It should not be on sites that require registration or sites where the listening
material is hidden between the advertisements.
5. It should be stable (i.e., in the same place next week, next month, etc.).
6. There should be some sort of difficulty level label.
7. There should be vocabulary support.
8. There should be some exercises that encourage learning.

Well, a few more web sites meet most of these criteria and I thought some
LET members may be interested.

The first is CBC ESL. http://www.cbc.ca/ottawa/esl/index.html. It is a
site recently built by Canada’s CBC (similar to NHK in Japan). Its
purpose is to help new Canadians learn English and learn about Canada
and a few of the listening units are a little too Canadian in their
focus. However, there are some good topics here (especially Terry Fox,
the environment, and maple syrup) and they are all clearly labeled by
level. The lessons are also very well organized and the site is very
user-friendly. The site’s administrators plan to add more in the future
if things go well.

Next, staying in Canada, is Takako’s Great Adventure, an online chapter
story about a young Japanese woman who goes to Vancouver to study. The
site has been around for a few years now and is very simple. It’s just
text and listening, with lots of resources to help students work their
way through successfully. This would make a nice ongoing listening
assignment for any class. http://international.ouc.bc.ca/takako
.

And finally, Face to Face http://itvs.org/facetoface/intro.html. This
site features the personal stories of Japanese Americans and Arab
Americans describing their feelings and experiences after the attacks on
the US in 1941 and 2001. You can listen to the personal stories of about
15 people in total. What makes this site special is the design and
content, and the fact that transcripts for all that is said are
available in the Activities section. Teachers will need to build lessons
out of this site, but there is a lot of interesting content and
resources with which to do that.

This week’s Treasure Hunt.

This week’s site is one of our listening sites. Find the correct section,
listen to the content and try the questions below. Happy hunting!

Here’s the site: http://www.cbc.ca/ottawa/esl/index.html.
Here are the questions:

1. Terry Fox was a famous runner in Canada. What was special about him?
2. In what year did Canada officially abolish the death penalty?
3. What did Canadian doctor Norman Bethune do that made him so famous in
China?

[Marcel Van Amelsvoort/ Kanagawa Prefectural College of Foreign
Studies]

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★メルマガ入門講座:音声編
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メールマガジン新企画、インターネットラジオでお聞きいただく入門講座です。
シリーズ第1弾として、今月号から数回にわたり「音声編」をお送りします。

入門講座音声編は、コンピュータを使って、簡単な音声編集ができるようになる
ことを目指します。初回の今月では、コンピュータを使って録音する方法につい
て、「準備」と「録音」の二部構成でお届けします。講師は、下山幸成(関東支
部:早稲田実業学校)、聞き手は、前田道代(本部広報)です。

第1回:録音の準備
http://www.j-let.org/~mm/200505/no_1.ram

第2回:録音
http://www.j-let.org/~mm/200505/no_2.ram

注:お聞きいただくためには、RealOne Playerが必要です。インストールされて
いない場合は,Realnetworks社のホームページからダウンロードしてください。
RealOne Playerには、有料のものと無料のものがあります。本メールマガジンを
お聞きになる場合にはどちらでもかまいません。無料版はRealOne Player Basic
という名称です。

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★おしらせ
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☆FLEAT Vについて

(1)申し込みが始まっております。6月15日までに申し込むと50ドル安く
なります。
所定の手続きをネットを通して進めてください。
http://ce.byu.edu/cw/fleat5/2005/registration.dhtm

(2)Salt Lake CityからProvoまでの移動に関しては現地より下記の情報を得
ております。

The Hotel does not have a shuttle from the airport. The best shuttle
service is Express Shuttle, listed on the hotel page, but it is not
connected with the hotel. The cost is about $28 one-way. A separate
reservation with the shuttle service will have to be made in addition to
the hotel reservation. For those traveling on their own, there are some
other shuttle services, but they are not recommended. A taxi will be
much more expensive. There is a bus-tram-bus connection from SLC airport
to Provo, that is inexpensive ($2.50), but requires three transfers and
will take at least twice as long as the shuttle. This would only be a
good option during the day.

以下は、webpageからの引用です。

Airport-to-Hotel Transportation
EXPRESS Shuttle is available to transport you to and from the airport.
The telephone number is 1-800-397-0773. (It is approximately a one-hour
drive from the Salt Lake City International Airport to Provo .) We
strongly encourage you to make shuttle reservations ahead of time to
avoid waiting at the airport. If you choose to make arrangements upon
arrival, the shuttle service counters are located near the baggage-claim
area.
http://ce.byu.edu/cw/fleat5/2005/hotels.dhtm

(3)記録・および期間中の連絡目的で、非公開の参加者名簿を作成予定です。
担当者(岩崎暁男:iwasakia@tiu.ac.jp)まで参加予定の方は滞在期間を含めて連
絡いただければ幸いです。空港から会場までの移動(2)も、事前にある程度の
数の方がまとまれば、大き目のバンの手配などが選択肢になりえます。

(4)勤務校に出張依頼文書などが必要な方はご連絡ください。その際には、
IALLT側よりのメールによる文書となります。宛先となる方の氏名とメールアド
レスを必ずお知らせください。本部よりの公式文書が必要な方(会長名・公印付
の郵送)は、本部事務局の滝本先生にご相談ください。(takimoto@otsuma.ac.jp)

[岩崎暁男 国際交流委員会]

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☆2005年度春季支部研究大会日程

3月号でもお知らせしておりますが、5月中旬から6月上旬の週末は、各支部で春
の研究大会が開催されます。会員は所属支部以外の研究大会でも自由に参加でき
ます。4月号では、九州・沖縄支部より、初めての沖縄での研究大会開催に参加
のお誘いがございました。各支部の研究大会日程は下記の通りです。どうぞ、お
誘いあわせの上、ご参加ください。

【九州・沖縄支部】
日時:2005年5月28日(土)
会場:沖縄国際大学
プログラム概要:http://www.jlet-ko.org/

【関西支部】
日時:5月21日(土)
会場:同志社大学京田辺キャンパス
プログラム:http://www.j-let.org/kansai/

【中部支部】
日時:5月21日(土)
会場:南山大学名古屋キャンパス

【関東支部】
日時:6月4日(土)
会場:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎
プログラム概要:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinycontent24/index.php?id=1


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★支部ホームページ情報
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4~5月の支部ホームページ更新情報をお届けします。

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☆関西支部
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基礎理論研究部会:
第11回研究会 5月22日(日)神戸大学
第12回研究会 6月19日(日)梅田ハブスクウェア 
http://www.let-kansai.org/bukai-kiso.html

大学授業研究部会:
若手勉強会 6月4日(土)流通科学大学 5208教室(予定)
研究例会   7月2日(土)流通科学大学 5208教室(予定)
http://www.let-kansai.org/bukai-daigaku.html

早期英語教育研究部会:
2005年度早期英語教育研究部会第1回例会 5月14日(土) 大阪市立大学文化交流センター
http://www.let-kansai.org/bukai-soki.html

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☆関東支部
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2005年度プロジェクト応募要領(応募締切:5月31日):
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinycontent20/index.php?id=1

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★編集後記
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メールマガジンでは、文字のほかに音声も映像もお届けすることができます。
IALLTの協力で実現したボイスメッセージを2回お届けし、音声配信記事があると、
メルマガの面白みも倍増するのではないかと思いました。なんとか音声記事を定
期的にお届けしたいと考えて、登場したのが、新企画「メルマガ入門講座」です。
素人録音ですので、お聞き苦しい点もあるかとは思いますが、次号の講座内容を
楽しみに待っていただけるように、少しずつ続けていければと願っております。
新登場の入門講座を含め、メールガジンについてのご意見・ご要望等、ぜひ、
mm-editors@j-let.orgまでお寄せください。

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☆メルマガ退会・アドレス変更方法のご案内

メルマガの配信を止めたい時は以下の手順で配信を解除してください。また、ア
ドレスを変更したい場合は一度退会し、再度登録してください。

1. 以下のURL(本部サイト)にアクセスし、「メルマガ」のページを開く。
http://www.j-let.org →"Contents in Japanese"→「全国版メールマガジン
INFO-MAG」(ご案内)
2.「INFO-MAG会員の方へ」の下にあるテキストボックスに、登録してあるメール
アドレスを入力し、[退会またはオプションの変更]をクリック。
3.次のページで「退会」ボタンをクリック。
4.退会確認のメールが届く。メールの中に書かれているURLを開く(クリック)。
5.開いたページの[退会]ボタンをクリック。
6.手続き完了。

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編集担当者

【九州・沖縄支部】竹野茂(宮崎公立大学)田口純(筑紫女学園大学)
【関西支部】名部井敏代(関西大学)佐々木顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】高橋美由紀(兵庫教育大学)伊藤隆(名古屋学院大学)
【関東支部】保崎則雄(早稲田大学)下島容義(聖パウロ学園高等学校)
【本部広報担当】前田道代(神奈川県立外語短期大学)

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