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【LET blog 第166号】 (2018年11月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: つらい編集長つらい
【LET blog 第166号】
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みなさん、こんにちは。
朝晩がめっきり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
あっという間に年末になりそうですが、どうぞ風邪など召しませんようご自愛くださいませ。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第166号のもくじ
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■ 支部企画
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□ 中部支部:小学校英語の現状と常葉大学の取り組み
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■ 支部研究大会情報
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□ 関東支部
□ 中部支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ 電子語学教材開発研究部会 第27回研究会
■ 早期英語教育研究部会 2018年度第4回例会
■ 英語発音教育研究部会第77回研究会
□ 関東支部
■ 認知科学研究研修部会 平成30年度第1回研究研修部会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第166号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1762#more
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【LET blog 第166号】
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■ 支部企画
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□ 中部支部:小学校英語の現状と常葉大学の取り組み
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LET会員の皆様
めっきり秋らしくなり、読書にも研究にも落ち着いて取り組める季節となりました。
今回は、2020年度からの英語科目化を向けております小学校の現場からの現状報告と、大学移転に伴い様々な活動に取り組んでいる常葉大学の様子を報告します。
1.小学校英語の現状
現在3つの立場で英語の授業改善に取り組んでいる。
(1)2020年に向けた一般校での担任主導の授業づくり
ALTおまかせから脱却し、担任が授業を考え授業を行うための取組。市内共通指導案とワークシートをベースにして、担任が主となりALTと協力して授業を行う。担任ならではの視点を活かした授業改善に取り組む。
(2)小学校英語の研究指定校での授業づくり
Let”s TryやWe Canの単元を基本的に使いながらも、学習する表現が実際に使われる場面や状況の中で子どもたちが考えて英語を使うように授業を行う。担任がデジタル教材を活用しながら、一人で授業を行うことも考える。
(3)CLIL(内容言語統合学習)を取り入れた授業づくり
4つのC(Content、Communication、Cognition、Community/Culture)を意識した授業を行う。Let’s TryやWe Canから発展して、他教科の学習内容を英語と関連させて主体的に学ばせることを考える。
どの小学校の先生も取り組めるベーシックな授業(1)から、英語が得意な担任や専科教員の思い切った授業(2)(3)まで、取組はまちまちであるが、着実に2020年に向けて英語改革に向けた動きが始まっていることは確かである。(愛知県刈谷市立小高原小学校 犬塚章夫)
2.常葉大学の取り組み
2018年度より、常葉大学はJR草薙駅から徒歩圏内の場所に移転しました。4月は1週間遅れで学期をスタートさせたこともあり、前期は慌ただしく過ぎました。後期になってやっと落ち着いてきた気がしています。新しいキャンパスはやはり気持ちが良いもので、清々しい気持ちになります。近隣にお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。
移転に伴い、大きく変化したことのひとつは「学生が移動する動線」です。これまでの小さなキャンパスとは異なり、我々にとっては大きなキャンパスになったことで、学生がどのように生活をしているのかが見えづらくなりました。これまで、self-access centerを通して、英語学習アドバイジング、英語多読、留学支援、学習者コミュニティの形成など様々な仕掛けを通して学習者の動機づけを高めることを考えてきましたが、これまでと同じ方法では支援ができなくなったことで、新たな挑戦が必要であることがわかりました。
これまで、自律学習の手段のひとつとして、そして、インプットの質と量を高める有効な手段のひとつとして、多読(extensive reading)や多聴(extensive listening)を推進してきました。Reading while listening(RWL)、Reading only (RO)など読み方もいろいろありますが、どのような読み方が効果が高いのかなど、さらなる研究が必要です。紙の本、電子書籍、各社のオンラインの多読サイト、CD、MP3など、媒体も多様です。Extensiveと言える程度の「量」を学習者がインプットできるように支援するには、環境面、情意面と多面的な支援が必要です。
どのように自律学習を支援することができるのか、新しいキャンパスでの挑戦はまだ始まったばかりです。(柴田里実・常葉大学)
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■ 支部研究大会情報
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□ 関東支部
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第141回(2018年度秋季)関東支部研究大会
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関東支部では、2018年11月24日(土)に城西大学紀尾井町キャンパスにおいて支部研究大会を開催いたします。
プログラムなどの詳細は支部のウェブサイト (http://www.kanto.j-let.org/) をご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
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□ 中部支部
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第92回LET中部支部秋季研究大会
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下記の日程で第92回LET中部支部秋季研究大会を実施いたします。
現在ワークショップと懇親会の申し込み受付中ですので、お早めにお申し込みください。
日 時:2018年12月1日(土)9:30-17:00
会 場:名古屋工業大学
〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町
Tel: 052-732-2111
研究大会実行委員長 石川有香(名古屋工業大学)
副実行委員長 松浦千佳子(名古屋工業大学)
主 催:外国語教育メディア学会(LET)中部支部
後 援:愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会
研究大会サイト:http://bit.ly/LETC2018Spring
ランチョンセミナー:https://goo.gl/forms/qpFzeAadOIA7cn053
懇親会:https://goo.gl/forms/3OEe80zEzYWwiRIA2
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 電子語学教材開発研究部会 第27回研究会
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※本研究会はどなたでもお気軽にご参加いただけます!
日 時: 2018年11月17日(土)14:00~16:00
場 所: 立命館大学大阪いばらきキャンパス A棟1F Room 1
内 容:「オープン教育リソースを用いた教育実践:eboardの取り組みに学ぶ」
誰でも自由に利用できる教育資源は「オープン教育リソース」(Open Education Resource: OER)と呼ばれており、学習の場が教育機関の内外に広がっている現在、その拡充と活用は国策レベルの課題であると言えます。立命館大学の4学部で実施されているプロジェクト発信型英語プログラムでもOER化を想定した学習リソースの構築に乗り出しました。
「学びをあきらめない社会」の実現をミッションに掲げるNPO法人eboardは、2011年の活動開始以降、小〜高校生向けの動画教材を始めとする教育リソースの開発と普及を行ってきました。現在、eboardは公教育機関とも連携し、経済的・地理的事情、不登校などの理由で学習機会が損なわれている子供の教育支援を積極的に進めています。
日本国内でのOERを用いた貴重な実践的活動事例として、eboardの活動を知り、実際にその研修会に参加するワークショップ型研究会を、2017年に引き続き開催いたします。
1. 立命館大学プロジェクト発信型プログラムのOER構想:木村修平(立命館大学生命科学部 准教授)
2. eboardの活動紹介&参加型研修会(講師:中村孝一氏<NPO法人eboard代表>・漁野岬<NPO法人eboard>)
Facebookイベントページ:
https://www.facebook.com/events/1434777919986288/
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■ 早期英語教育研究部会 2018年度第4回例会
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日 時: 2018年12月15日(土)13:00~17:30
場 所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
(大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
内容:早期英語教育に関する概論書の輪読およびミニ講義
1.文献輪読
Teaching English to Young Learners: Critical Issues in Language Teaching with 3-12 Year Old
Janice Bland (2015): Bloomsbury
輪読担当:
□ Chapter 10: Oral Storytelling in the Primary English Classroom
担当: 佐藤祐里子先生(大阪芸術大学)
□ Chapter 11:The Potential of Picturebooks with Young Learners
担当:斉藤倫子(桃山学院大学)
2. 対話型発表
『Dyslexia and English language learning: The case for DAISY textbooks.』
(ディスレクシアを持つ中学生へのマルチメディアデイジー教科書を活用した英語指導について)
担当:板垣静香先生(関西学院大学)
3. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市立大学)
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78
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■ 英語発音教育研究部会第77回研究会
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日 時:2018年12月22日(土)13:00-17:00
場 所:関西国際大学 尼崎キャンパス7階
http://www.kuins.ac.jp/access.html#amagasaki
内 容:英語のイントネーション:メカニズムと指導法
発表者:佐伯林規江(同志社女子大)、山本誠子(神戸学院大)、
河内山真理(関西国際大)、中西のりこ(神戸学院大)、
有本 純(関西国際大)、以上5名
*今回から、広く一般会員にも公開しますので、ご参加下さい
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=77
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□ 関東支部
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■ 認知科学研究研修部会 平成30年度第1回研究研修部会
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日 時:2108年11月16日(金) 16:30-19:00
場 所:足利大学 本館6階 NIRS実験室
栃木県足利市大前町268-1
http://www.ashitech.ac.jp/indexTech.html
(上記ウェブサイトより、バス時刻表等をご参照ください)
講 師:高橋栄作先生 (高崎経済大学)
テーマ:音読・黙読による読解時の脳科学データの活用法(NIRSを活用した実験の可能性)
ご参加いただける場合は、下記にご一報下さいませ。
連絡先:rtobita@ashitech.ac.jp (足利大学 共通教育センター 飛田ルミ)
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 支部からのその他のお知らせ
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□ 九州・沖縄支部ワークショップ
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日 時:2019年1月12日 (土) 15:30-17:00
会 場:福岡大学
タイトル:「どんな教材でも4技能と高次元思考の英語授業に出来る!:CLIL 授業の実践と授業デザイン」
講 師:田中十督先生(西南学院中学校・高等学校)
参加費:無料
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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iPad Pro、いいけど、なかなかいいんだけど、Mac なしでいい、とまではなりませんなあ...(Mac が好きなだけ
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□blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆更新案内のお知らせ停止・アドレス変更は、以下 URL にてお願いいたします。
http://www.j-let.org/→「LET メールマガジン」
→「ご案内」
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LET blog 委員
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田 將揮(畿央大学)
神谷 健一(大阪工業大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
筒井 英一郎(北九州市立大学)
【LET blog 編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)
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みなさん、こんにちは。
朝晩がめっきり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
あっという間に年末になりそうですが、どうぞ風邪など召しませんようご自愛くださいませ。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第166号のもくじ
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■ 支部企画
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□ 中部支部:小学校英語の現状と常葉大学の取り組み
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■ 支部研究大会情報
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□ 関東支部
□ 中部支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ 電子語学教材開発研究部会 第27回研究会
■ 早期英語教育研究部会 2018年度第4回例会
■ 英語発音教育研究部会第77回研究会
□ 関東支部
■ 認知科学研究研修部会 平成30年度第1回研究研修部会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第166号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1762#more
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■ 支部企画
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□ 中部支部:小学校英語の現状と常葉大学の取り組み
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LET会員の皆様
めっきり秋らしくなり、読書にも研究にも落ち着いて取り組める季節となりました。
今回は、2020年度からの英語科目化を向けております小学校の現場からの現状報告と、大学移転に伴い様々な活動に取り組んでいる常葉大学の様子を報告します。
1.小学校英語の現状
現在3つの立場で英語の授業改善に取り組んでいる。
(1)2020年に向けた一般校での担任主導の授業づくり
ALTおまかせから脱却し、担任が授業を考え授業を行うための取組。市内共通指導案とワークシートをベースにして、担任が主となりALTと協力して授業を行う。担任ならではの視点を活かした授業改善に取り組む。
(2)小学校英語の研究指定校での授業づくり
Let”s TryやWe Canの単元を基本的に使いながらも、学習する表現が実際に使われる場面や状況の中で子どもたちが考えて英語を使うように授業を行う。担任がデジタル教材を活用しながら、一人で授業を行うことも考える。
(3)CLIL(内容言語統合学習)を取り入れた授業づくり
4つのC(Content、Communication、Cognition、Community/Culture)を意識した授業を行う。Let’s TryやWe Canから発展して、他教科の学習内容を英語と関連させて主体的に学ばせることを考える。
どの小学校の先生も取り組めるベーシックな授業(1)から、英語が得意な担任や専科教員の思い切った授業(2)(3)まで、取組はまちまちであるが、着実に2020年に向けて英語改革に向けた動きが始まっていることは確かである。(愛知県刈谷市立小高原小学校 犬塚章夫)
2.常葉大学の取り組み
2018年度より、常葉大学はJR草薙駅から徒歩圏内の場所に移転しました。4月は1週間遅れで学期をスタートさせたこともあり、前期は慌ただしく過ぎました。後期になってやっと落ち着いてきた気がしています。新しいキャンパスはやはり気持ちが良いもので、清々しい気持ちになります。近隣にお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。
移転に伴い、大きく変化したことのひとつは「学生が移動する動線」です。これまでの小さなキャンパスとは異なり、我々にとっては大きなキャンパスになったことで、学生がどのように生活をしているのかが見えづらくなりました。これまで、self-access centerを通して、英語学習アドバイジング、英語多読、留学支援、学習者コミュニティの形成など様々な仕掛けを通して学習者の動機づけを高めることを考えてきましたが、これまでと同じ方法では支援ができなくなったことで、新たな挑戦が必要であることがわかりました。
これまで、自律学習の手段のひとつとして、そして、インプットの質と量を高める有効な手段のひとつとして、多読(extensive reading)や多聴(extensive listening)を推進してきました。Reading while listening(RWL)、Reading only (RO)など読み方もいろいろありますが、どのような読み方が効果が高いのかなど、さらなる研究が必要です。紙の本、電子書籍、各社のオンラインの多読サイト、CD、MP3など、媒体も多様です。Extensiveと言える程度の「量」を学習者がインプットできるように支援するには、環境面、情意面と多面的な支援が必要です。
どのように自律学習を支援することができるのか、新しいキャンパスでの挑戦はまだ始まったばかりです。(柴田里実・常葉大学)
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■ 支部研究大会情報
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□ 関東支部
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第141回(2018年度秋季)関東支部研究大会
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関東支部では、2018年11月24日(土)に城西大学紀尾井町キャンパスにおいて支部研究大会を開催いたします。
プログラムなどの詳細は支部のウェブサイト (http://www.kanto.j-let.org/) をご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
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□ 中部支部
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第92回LET中部支部秋季研究大会
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下記の日程で第92回LET中部支部秋季研究大会を実施いたします。
現在ワークショップと懇親会の申し込み受付中ですので、お早めにお申し込みください。
日 時:2018年12月1日(土)9:30-17:00
会 場:名古屋工業大学
〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町
Tel: 052-732-2111
研究大会実行委員長 石川有香(名古屋工業大学)
副実行委員長 松浦千佳子(名古屋工業大学)
主 催:外国語教育メディア学会(LET)中部支部
後 援:愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会
研究大会サイト:http://bit.ly/LETC2018Spring
ランチョンセミナー:https://goo.gl/forms/qpFzeAadOIA7cn053
懇親会:https://goo.gl/forms/3OEe80zEzYWwiRIA2
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 電子語学教材開発研究部会 第27回研究会
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※本研究会はどなたでもお気軽にご参加いただけます!
日 時: 2018年11月17日(土)14:00~16:00
場 所: 立命館大学大阪いばらきキャンパス A棟1F Room 1
内 容:「オープン教育リソースを用いた教育実践:eboardの取り組みに学ぶ」
誰でも自由に利用できる教育資源は「オープン教育リソース」(Open Education Resource: OER)と呼ばれており、学習の場が教育機関の内外に広がっている現在、その拡充と活用は国策レベルの課題であると言えます。立命館大学の4学部で実施されているプロジェクト発信型英語プログラムでもOER化を想定した学習リソースの構築に乗り出しました。
「学びをあきらめない社会」の実現をミッションに掲げるNPO法人eboardは、2011年の活動開始以降、小〜高校生向けの動画教材を始めとする教育リソースの開発と普及を行ってきました。現在、eboardは公教育機関とも連携し、経済的・地理的事情、不登校などの理由で学習機会が損なわれている子供の教育支援を積極的に進めています。
日本国内でのOERを用いた貴重な実践的活動事例として、eboardの活動を知り、実際にその研修会に参加するワークショップ型研究会を、2017年に引き続き開催いたします。
1. 立命館大学プロジェクト発信型プログラムのOER構想:木村修平(立命館大学生命科学部 准教授)
2. eboardの活動紹介&参加型研修会(講師:中村孝一氏<NPO法人eboard代表>・漁野岬<NPO法人eboard>)
Facebookイベントページ:
https://www.facebook.com/events/1434777919986288/
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■ 早期英語教育研究部会 2018年度第4回例会
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日 時: 2018年12月15日(土)13:00~17:30
場 所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
(大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
内容:早期英語教育に関する概論書の輪読およびミニ講義
1.文献輪読
Teaching English to Young Learners: Critical Issues in Language Teaching with 3-12 Year Old
Janice Bland (2015): Bloomsbury
輪読担当:
□ Chapter 10: Oral Storytelling in the Primary English Classroom
担当: 佐藤祐里子先生(大阪芸術大学)
□ Chapter 11:The Potential of Picturebooks with Young Learners
担当:斉藤倫子(桃山学院大学)
2. 対話型発表
『Dyslexia and English language learning: The case for DAISY textbooks.』
(ディスレクシアを持つ中学生へのマルチメディアデイジー教科書を活用した英語指導について)
担当:板垣静香先生(関西学院大学)
3. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市立大学)
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78
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■ 英語発音教育研究部会第77回研究会
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日 時:2018年12月22日(土)13:00-17:00
場 所:関西国際大学 尼崎キャンパス7階
http://www.kuins.ac.jp/access.html#amagasaki
内 容:英語のイントネーション:メカニズムと指導法
発表者:佐伯林規江(同志社女子大)、山本誠子(神戸学院大)、
河内山真理(関西国際大)、中西のりこ(神戸学院大)、
有本 純(関西国際大)、以上5名
*今回から、広く一般会員にも公開しますので、ご参加下さい
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=77
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□ 関東支部
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■ 認知科学研究研修部会 平成30年度第1回研究研修部会
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日 時:2108年11月16日(金) 16:30-19:00
場 所:足利大学 本館6階 NIRS実験室
栃木県足利市大前町268-1
http://www.ashitech.ac.jp/indexTech.html
(上記ウェブサイトより、バス時刻表等をご参照ください)
講 師:高橋栄作先生 (高崎経済大学)
テーマ:音読・黙読による読解時の脳科学データの活用法(NIRSを活用した実験の可能性)
ご参加いただける場合は、下記にご一報下さいませ。
連絡先:rtobita@ashitech.ac.jp (足利大学 共通教育センター 飛田ルミ)
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■ 支部からのその他のお知らせ
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□ 九州・沖縄支部ワークショップ
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日 時:2019年1月12日 (土) 15:30-17:00
会 場:福岡大学
タイトル:「どんな教材でも4技能と高次元思考の英語授業に出来る!:CLIL 授業の実践と授業デザイン」
講 師:田中十督先生(西南学院中学校・高等学校)
参加費:無料
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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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iPad Pro、いいけど、なかなかいいんだけど、Mac なしでいい、とまではなりませんなあ...(Mac が好きなだけ
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【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
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深田 將揮(畿央大学)
神谷 健一(大阪工業大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
筒井 英一郎(北九州市立大学)
【LET blog 編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)