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【LET blog 第160号】 (2018年05月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: つらい編集長つらい
【LET blog 第160号】
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みなさん、こんにちは。
早速ながら、今年度の全国研究大会のウェブサイトが公開中です。
今月下旬が要項集原稿提出の締切(5/27)となりますので、お忘れなく。
http://www.j-let.org/let2018/home
さて、今月号の支部企画は、九州・沖縄支部からの「福岡大学 G.A.P. ―グローバルに活躍するアクティブな精神を持つ人材育成を目指して―」です。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第159号のもくじ
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■ 全国大会のお知らせ
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■ 支部企画
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□ 九州・沖縄支部:福岡大学 G.A.P. ―グローバルに活躍するアクティブな精神を持つ人材育成を目指して―
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
□ 関東支部
□ 中部支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ 中学高校授業研究部会4月例会
■ 第10次 基礎理論研究部会 第1回研究例会
■ 電子語学教材開発研究部会第25回研究会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第160号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1756#more
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【LET blog 第160号】
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■ 第58回全国大会 (LET2018) について
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第58回全国研究大会(LET2018)まで3ヶ月弱となりました。
現在、発表が採択された方への要項集原稿を作成をお願いしております。
以下ウェブサイトの要領に沿って作成し、ご提出ください。
http://www.j-let.org/let2018/page_20171216120129
その他、詳細は LET2018 ウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-let.org/let2018/home
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■ 支部企画
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□ 九州・沖縄支部:福岡大学 G.A.P. ―グローバルに活躍するアクティブな精神を持つ人材育成を目指して―
(福岡大学 佐々木有紀・新田よしみ・大津敦史)
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福岡大学のG.A.P.は、「グローバル(Global)に活躍するアクティブ(Active)な精神を持つ人材の育成を目的とする教育プログラム(Program)」である。2012年度のパイロット・プログラムを経て、2013年度に本格的に開始され、今年の4月に6年目を迎えた。
(1) G.A.P.のカリキュラム
G.A.P.は、全9学部の学部学生を対象とし、海外への視野を広める「基礎科目群」、海外の文化・歴史や産業経済に加えてディベートやレポート・プレゼンなど留学に必要なスキルを学ぶ「国際教養科目群」、実際に海外で研修・留学・インターンシップを行う「留学・海外研修科目群」の3カテゴリーから成る。
留学や研修に参加する前に必要な準備を行うことを前提としている。例えば、夏休みに「アジア現地研修(ベトナム・インドネシア)」(留学・海外研修科目)に参加する学生は、前期に「アジア学入門」(基礎科目)の履修が推奨されている。
さらに、在学中に複数回の留学や研修に参加することを想定し、「留学I・II・III」「海外インターンシップ」の科目も設けている(「留学・海外研修科目群」)。学生たちは、「Academic Skills for Study Abroad」や「海外インターンシップ準備」等の国際教養科目を履修して準備を整えて、長期留学や海外インターンシップに出発する。
上記3カテゴリーから所定の単位数を取得し、TOEIC Reading & Listening Test で650点以上(努力目標は700点以上)を獲得した学生には「G.A.P.修了証」が授与される。
また、G.A.P.科目は、様々な留学生にも開放されており、学部や学年、国籍を問わず、同じ科目を履修した学生たちが共通の課題に取り組み、真剣に討論することのできる貴重な多文化共修の機会を提供している。
(2) モティベーションの高い学生を海外へ
現在、G.A.P.科目の柱となっているのは、卒業要件となる正課科目(英語)として2年生が選択できる GE(Global English)クラス(4単位)で、この科目を選択する学生は3週間の短期海外研修への参加が必須である。GEクラスの履修者は、GEクラスが正課科目として正式に導入された2013年度の114名から、2017年度は154名まで増加し、派遣先も4か国から7か国11都市となった。
本学の学生の平均的英語力は決して高いとはいえず、入学時に TOEIC 換算400点台であり、そのまま2年次修了まで大きな変化はない。しかし、GE クラスの履修学生の場合、2年次の1年間で大きな英語力の向上(TOEIC 換算で平均81.5点アップ:2016年度)が見られる。GE クラスは、海外や英語学習に関心の高い学生の掘り起こしと、そうした学生たちに対する英語力向上、海外研修参加機会の提供に役立っていると考えられる。学内外の人材を招いて行う GE クラスの留学前教育について、2017年度の LET 九州・沖縄支部の支部紀要に実践報告としてまとめたので、そちらも参照していただきたい(「学内外の多様な人材を利用した短期集中型留学前教育に対する受講者の評価」)。
(3) 今後のプログラム発展へ向けて
G.A.P.は、さらに多くの学生のプログラム履修と修了を目指し、学生が自らの履修状況を「見える化」できるよう、今年度から e-ポートフォリオ、「G.A.P. e-ナビ」(正興ITソリューション(株)と共同開発)を導入した。また、G.A.P.修了のDPを昨年度まで2年間かけて見直し、DP に基づくルーブリックの策定を行った。今後もプログラムの改革を続け、G.A.P.で育成されるグローバル・コンピテンシーについて、学内外に広く周知し、学生のグローバル人材としての成長とその後の社会への貢献をより効果的にサポートしてゆきたい。
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
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■ 第47回九州・沖縄支部研究大会
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LET2018年度第47回九州・沖縄支部研究大会を下記のとおり開催する予定です。
会員の皆様のご来場をお待ちしております。
大会の詳細については、支部ウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-let-ko.org/htdocs/
日 時:2018年6月16日(土)10:00-18:00
会 場:福岡大学 文系センター棟(福岡市城南区七隈8-19-1)
大会テーマ:運用力を高める4技能統合型授業に向けたアプローチ
講 演:和泉伸一先生(上智大学)
ワークショップ:坂本彰男先生(福岡女学院中学・高等学校)
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□ 関東支部
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■ 第140回(2018年度)研究大会・総会
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主 催:外国語教育メディア学会(LET)関東支部
期 日:2018年6月16日(土)
会場:筑波大学 東京キャンパス文京校舎
(東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車「出口1」徒歩約5分)
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
大会プログラムにつきましては、後日、関東支部ウェブサイトに掲載いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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□ 中部支部
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■ 2018年度春季支部研究大会
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日 時:2018年5月26日(土)9:30-17:00
場 所:愛知学院大学日進キャンパス 2号館
〒470-0195 愛知県日進市岩崎町阿良池12
http://bit.ly/LETC2018Spring
皆様のご参加をお待ちしております。
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 中学高校授業研究部会5月例会
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外国語教育メディア学会(LET)関西支部中学高校授業研究部会・
京都教育大学英語の教え方研究会 主催
日 時:2018年5月13日(日) 13:30~17:00
会 場:京都教育大学 CALL教室(1号館B棟4階)
(アクセスはhttp://www.kyokyo-u.ac.jp/から)
参加費:LET 会員・・・・・・・・・・・・・・無料
京都外国語大学より良い英語教育を考える会会員・・・300円
学生・・・200円
一般・・・500円
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=75
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■ 第10次 基礎理論研究部会 第2回研究例会
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日 時:2018年 5月 13日(日)例会:13:30-16:30
*プロジェクトメンバーの方は、10:30までにご参集下さい。
*時間厳守でお願い致します。
場 所: 立命館大学大阪いばらきキャンパスB棟4階研究会室2
内 容:
1.輪読
Schütze、 U. (2017). Language learning and the brain: Lexical processing in second language acquisition. Cambridge、 England: Cambridge
University Press.
Chapter 2 Memory、 Language and the Brain (pp. 25-48)
担当: 金澤 佑 先生(関西学院大学)
2.研究発表
誤用情報付き学習者コーパスを利用した日本人英語学習者の前置詞誤用分析
担当: 中西 淳 先生(神戸大学大学院)
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74
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■ メソドロジー研究部会2018年度第1回研究会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日 時:2018年6月2日(土)12:30-17:00
会 場:関西大学 千里山キャンパス 岩崎記念館 3F CALL2 教室
LET会員・非会員にかかわらずどなたにもご参加いただけます。
<招待講演>
英語教育研究を始める前に考えておきたいこと
浦野研(北海学園大学・メソドロジー研究部会長)
<研究発表>
How temporal spacing facilitates second language vocabulary learning: Some empirical evidence and directions for future research
Tatsuya Nakata (Kansai University)
Applied linguistics research methodology: What journal reviewers look for
Stuart McLean (Osaka Jogakuin University)
<ワークショップ>
R入門の入門
田村 祐(関西大学)
また、第2回研究会を7月28(土)・29日(日)に弘前大学にて開催する予定で、こちらは発表者を募集しています。ご希望の方は uranohgu.jp までご連絡ください。
プログラムが確定した段階で、以下のウェブサイトに公開される予定です。メソドロジー研究部会(メソ研)のこれまでの活動記録もこちらでご覧いただけます。
http://mizumot.com/methodology/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 早期英語教育研究部会 2018年度第1回例会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日 時:2018年6月2日(土) 13:00~17:30
場 所:大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
(大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
内 容:早期英語教育に関する概論書の輪読およびミニ講義
1.文献輪読
Teaching English to Young Learners: Critical Issues in Language Teaching with 3-12 Year Old
Janice Bland (2015): Bloomsbury
輪読担当:
□ Chapter 5: CLIL Scenarios with Young Learners 斉藤倫子 (桃山学院大学)
□ Chapter 6: Task-based Learning with Children 桜井智也先生(学習塾 Bon Voyage 代表)
2. 対話型発表
サンタクロース(架空の存在)に対する子どもの認識の変化と保護者の関わり
担当:伊藤美和子先生(神戸大学・非)
3. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市立大学)
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78
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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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「EX ダンス体操」がなかなかハードでいい運動になりますので,みなさん是非ッ!
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□blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆更新案内のお知らせ停止・アドレス変更は、以下 URL にてお願いいたします。
http://www.j-let.org/→「LET メールマガジン」
→「ご案内」
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LET blog 委員
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学)
山本 勝巳(流通科学大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
筒井 英一郎(北九州市立大学)
【LET blog 編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)
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みなさん、こんにちは。
早速ながら、今年度の全国研究大会のウェブサイトが公開中です。
今月下旬が要項集原稿提出の締切(5/27)となりますので、お忘れなく。
http://www.j-let.org/let2018/home
さて、今月号の支部企画は、九州・沖縄支部からの「福岡大学 G.A.P. ―グローバルに活躍するアクティブな精神を持つ人材育成を目指して―」です。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第159号のもくじ
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■ 全国大会のお知らせ
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■ 支部企画
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□ 九州・沖縄支部:福岡大学 G.A.P. ―グローバルに活躍するアクティブな精神を持つ人材育成を目指して―
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
□ 関東支部
□ 中部支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ 中学高校授業研究部会4月例会
■ 第10次 基礎理論研究部会 第1回研究例会
■ 電子語学教材開発研究部会第25回研究会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第160号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1756#more
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【LET blog 第160号】
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■ 第58回全国大会 (LET2018) について
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第58回全国研究大会(LET2018)まで3ヶ月弱となりました。
現在、発表が採択された方への要項集原稿を作成をお願いしております。
以下ウェブサイトの要領に沿って作成し、ご提出ください。
http://www.j-let.org/let2018/page_20171216120129
その他、詳細は LET2018 ウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-let.org/let2018/home
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■ 支部企画
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□ 九州・沖縄支部:福岡大学 G.A.P. ―グローバルに活躍するアクティブな精神を持つ人材育成を目指して―
(福岡大学 佐々木有紀・新田よしみ・大津敦史)
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福岡大学のG.A.P.は、「グローバル(Global)に活躍するアクティブ(Active)な精神を持つ人材の育成を目的とする教育プログラム(Program)」である。2012年度のパイロット・プログラムを経て、2013年度に本格的に開始され、今年の4月に6年目を迎えた。
(1) G.A.P.のカリキュラム
G.A.P.は、全9学部の学部学生を対象とし、海外への視野を広める「基礎科目群」、海外の文化・歴史や産業経済に加えてディベートやレポート・プレゼンなど留学に必要なスキルを学ぶ「国際教養科目群」、実際に海外で研修・留学・インターンシップを行う「留学・海外研修科目群」の3カテゴリーから成る。
留学や研修に参加する前に必要な準備を行うことを前提としている。例えば、夏休みに「アジア現地研修(ベトナム・インドネシア)」(留学・海外研修科目)に参加する学生は、前期に「アジア学入門」(基礎科目)の履修が推奨されている。
さらに、在学中に複数回の留学や研修に参加することを想定し、「留学I・II・III」「海外インターンシップ」の科目も設けている(「留学・海外研修科目群」)。学生たちは、「Academic Skills for Study Abroad」や「海外インターンシップ準備」等の国際教養科目を履修して準備を整えて、長期留学や海外インターンシップに出発する。
上記3カテゴリーから所定の単位数を取得し、TOEIC Reading & Listening Test で650点以上(努力目標は700点以上)を獲得した学生には「G.A.P.修了証」が授与される。
また、G.A.P.科目は、様々な留学生にも開放されており、学部や学年、国籍を問わず、同じ科目を履修した学生たちが共通の課題に取り組み、真剣に討論することのできる貴重な多文化共修の機会を提供している。
(2) モティベーションの高い学生を海外へ
現在、G.A.P.科目の柱となっているのは、卒業要件となる正課科目(英語)として2年生が選択できる GE(Global English)クラス(4単位)で、この科目を選択する学生は3週間の短期海外研修への参加が必須である。GEクラスの履修者は、GEクラスが正課科目として正式に導入された2013年度の114名から、2017年度は154名まで増加し、派遣先も4か国から7か国11都市となった。
本学の学生の平均的英語力は決して高いとはいえず、入学時に TOEIC 換算400点台であり、そのまま2年次修了まで大きな変化はない。しかし、GE クラスの履修学生の場合、2年次の1年間で大きな英語力の向上(TOEIC 換算で平均81.5点アップ:2016年度)が見られる。GE クラスは、海外や英語学習に関心の高い学生の掘り起こしと、そうした学生たちに対する英語力向上、海外研修参加機会の提供に役立っていると考えられる。学内外の人材を招いて行う GE クラスの留学前教育について、2017年度の LET 九州・沖縄支部の支部紀要に実践報告としてまとめたので、そちらも参照していただきたい(「学内外の多様な人材を利用した短期集中型留学前教育に対する受講者の評価」)。
(3) 今後のプログラム発展へ向けて
G.A.P.は、さらに多くの学生のプログラム履修と修了を目指し、学生が自らの履修状況を「見える化」できるよう、今年度から e-ポートフォリオ、「G.A.P. e-ナビ」(正興ITソリューション(株)と共同開発)を導入した。また、G.A.P.修了のDPを昨年度まで2年間かけて見直し、DP に基づくルーブリックの策定を行った。今後もプログラムの改革を続け、G.A.P.で育成されるグローバル・コンピテンシーについて、学内外に広く周知し、学生のグローバル人材としての成長とその後の社会への貢献をより効果的にサポートしてゆきたい。
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
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■ 第47回九州・沖縄支部研究大会
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LET2018年度第47回九州・沖縄支部研究大会を下記のとおり開催する予定です。
会員の皆様のご来場をお待ちしております。
大会の詳細については、支部ウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-let-ko.org/htdocs/
日 時:2018年6月16日(土)10:00-18:00
会 場:福岡大学 文系センター棟(福岡市城南区七隈8-19-1)
大会テーマ:運用力を高める4技能統合型授業に向けたアプローチ
講 演:和泉伸一先生(上智大学)
ワークショップ:坂本彰男先生(福岡女学院中学・高等学校)
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□ 関東支部
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■ 第140回(2018年度)研究大会・総会
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主 催:外国語教育メディア学会(LET)関東支部
期 日:2018年6月16日(土)
会場:筑波大学 東京キャンパス文京校舎
(東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車「出口1」徒歩約5分)
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
大会プログラムにつきましては、後日、関東支部ウェブサイトに掲載いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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□ 中部支部
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■ 2018年度春季支部研究大会
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日 時:2018年5月26日(土)9:30-17:00
場 所:愛知学院大学日進キャンパス 2号館
〒470-0195 愛知県日進市岩崎町阿良池12
http://bit.ly/LETC2018Spring
皆様のご参加をお待ちしております。
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 中学高校授業研究部会5月例会
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外国語教育メディア学会(LET)関西支部中学高校授業研究部会・
京都教育大学英語の教え方研究会 主催
日 時:2018年5月13日(日) 13:30~17:00
会 場:京都教育大学 CALL教室(1号館B棟4階)
(アクセスはhttp://www.kyokyo-u.ac.jp/から)
参加費:LET 会員・・・・・・・・・・・・・・無料
京都外国語大学より良い英語教育を考える会会員・・・300円
学生・・・200円
一般・・・500円
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=75
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■ 第10次 基礎理論研究部会 第2回研究例会
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日 時:2018年 5月 13日(日)例会:13:30-16:30
*プロジェクトメンバーの方は、10:30までにご参集下さい。
*時間厳守でお願い致します。
場 所: 立命館大学大阪いばらきキャンパスB棟4階研究会室2
内 容:
1.輪読
Schütze、 U. (2017). Language learning and the brain: Lexical processing in second language acquisition. Cambridge、 England: Cambridge
University Press.
Chapter 2 Memory、 Language and the Brain (pp. 25-48)
担当: 金澤 佑 先生(関西学院大学)
2.研究発表
誤用情報付き学習者コーパスを利用した日本人英語学習者の前置詞誤用分析
担当: 中西 淳 先生(神戸大学大学院)
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74
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■ メソドロジー研究部会2018年度第1回研究会
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日 時:2018年6月2日(土)12:30-17:00
会 場:関西大学 千里山キャンパス 岩崎記念館 3F CALL2 教室
LET会員・非会員にかかわらずどなたにもご参加いただけます。
<招待講演>
英語教育研究を始める前に考えておきたいこと
浦野研(北海学園大学・メソドロジー研究部会長)
<研究発表>
How temporal spacing facilitates second language vocabulary learning: Some empirical evidence and directions for future research
Tatsuya Nakata (Kansai University)
Applied linguistics research methodology: What journal reviewers look for
Stuart McLean (Osaka Jogakuin University)
<ワークショップ>
R入門の入門
田村 祐(関西大学)
また、第2回研究会を7月28(土)・29日(日)に弘前大学にて開催する予定で、こちらは発表者を募集しています。ご希望の方は urano
プログラムが確定した段階で、以下のウェブサイトに公開される予定です。メソドロジー研究部会(メソ研)のこれまでの活動記録もこちらでご覧いただけます。
http://mizumot.com/methodology/
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■ 早期英語教育研究部会 2018年度第1回例会
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日 時:2018年6月2日(土) 13:00~17:30
場 所:大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
(大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
内 容:早期英語教育に関する概論書の輪読およびミニ講義
1.文献輪読
Teaching English to Young Learners: Critical Issues in Language Teaching with 3-12 Year Old
Janice Bland (2015): Bloomsbury
輪読担当:
□ Chapter 5: CLIL Scenarios with Young Learners 斉藤倫子 (桃山学院大学)
□ Chapter 6: Task-based Learning with Children 桜井智也先生(学習塾 Bon Voyage 代表)
2. 対話型発表
サンタクロース(架空の存在)に対する子どもの認識の変化と保護者の関わり
担当:伊藤美和子先生(神戸大学・非)
3. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市立大学)
詳細は、以下のウェブブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78
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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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「EX ダンス体操」がなかなかハードでいい運動になりますので,みなさん是非ッ!
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□blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆更新案内のお知らせ停止・アドレス変更は、以下 URL にてお願いいたします。
http://www.j-let.org/→「LET メールマガジン」
→「ご案内」
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LET blog 委員
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学)
山本 勝巳(流通科学大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
筒井 英一郎(北九州市立大学)
【LET blog 編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)