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LETメールマガジン No. 47 (2008年12月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: 名ばかり編集長
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「100年に一度の金融危機」に端を発した世界的な景気悪化のため、
非正規雇用者のリストラのニュースが連日続いています。クリスマス
商戦で賑やかなはずの街もどこか盛り上がりに欠けるようですが、皆様、
いかがお過ごしでしょうか。今月の支部企画は、九州・沖縄支部に支部
研究プロジェクトを紹介していただいております。Treasure Hunt Clubは、
ネットで利用できるプレゼンテーション・ツールの特集です。今年最後の
LETメルマガをどうぞお楽しみください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■第47号のもくじ■
★支部企画コーナー No. 14 九州・沖縄支部
★The Treasure Hunt Club No. 41
★お知らせ
☆支部研究会情報
・関西支部
・中部支部
☆全国研究大会情報
☆支部ホームページ更新情報
・関東支部
★編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■===================
★支部企画コーナー No. 14 九州・沖縄支部
===================□■
============
☆支部研究プロジェクト紹介
============
九州・沖縄支部メルマガ委員の竹野です。当支部が担当する企画コーナー
ですが、「支部研究プロジェクト」を取り上げていきたいと考えております。
まず、「九州・沖縄支部研究プロジェクト」の概要を述べておきたいと思います。
「九州・沖縄支部研究プロジェクト」は外国語教育メディア学会会則第5条にもと
づいて設置され、同会則第2条の目的「外国語教育を中心とする言語教育の
理論及び方法と、それに利用する教育メディアの研究をおこない、その分野の
発展に寄与するとともに会員相互の情報交換を行なうこと」を達成するために
設けられています。
研究期間は2年とし、研究補助費として2年間で3万円、研究内容やその方法
によって支部運営委員会が承認すれば、2年間で10万円の特別補助費が与え
られることになっています。また、この研究プロジェクトの成果は、LET九州・沖繩
支部紀要に投稿していただくことになっております。
「九州・沖縄支部研究プロジェクト」は旧LLA時代の「九州・沖縄支部研究会」を
引継ぎ、平成14年度から規定の改定とともに名称を改めました。
これまでの研究テーマとして以下のようなものが採用されました。
・「実践的コミュニケーション能力を高める指導と評価の研究ーコミュニケーション
が継続する手だての工夫を通してー」
・「e-learningにおけるドロップアウト対策ードロップアウトを引き起こす要因と
その対策について」
・「コミュニケーション・ツールを用いたライティングの効果的指導法について」
これらのテーマの中から今回は研究代表者を務められました川尻徳先生に
報告をお願いしました。研究者は川尻先生をはじめ、橋口公一先生、波多江
修先生、冨永美由紀先生、尾崎桂子先生、田中大三先生でした。
-----------------
平成14・15年度の2年間、九州・沖縄支部から研究プロジェクトの指定を受け、
中学校の教員・指導主事6名で、テーマ「実践的コミュニケーション能力を高める
指導と評価の研究ーコミュニケーションが継続する手だての工夫を通してー」に
取り組みました。
平成14年度は、中学生6名に対してインタビュー形式でスピーキング能力の
実態調査と理論研究を行いました。
平成15年度は、スピーキング指導の段階を次の4つのステップに分け、インタ
ビューテストの評価基準を作成し、授業実践を行うことによりコミュニケーションを
続けることのできる能力の育成を図りました。
ステップ1 「弾丸インプット」により基礎表現を身につけるインプット活動
ステップ2 「2分間チャット」によるアウトプット活動
ステップ3 ALTによるインタビューテスト
ステップ4 ビデオ(ステップ3の録画)によるモニタリング活動
このステップ1からステップ4までの指導と評価は、インプットした表現の一部を
他の表現に置き換えて発話したり、つなぎ言葉を使って表現したりして、コミュニ
ケーションを継続しようとする能力の育成に効果がありました。
川尻 徳 (久留米工業大学[非])
----------------
川尻先生のグループの研究は、「LET九州・沖縄支部紀要第5号」に
詳しい内容が掲載されております。
2008年度から新たな研究プロジェクト「中学生の書く力の向上を目指して」が
冨永美喜先生(福岡市立和白中学校)を研究代表者として発足いたしました。
実りのある研究成果を出されることを期待しております。
今後九州・沖縄支部では、地道な取り組みの一端であります「研究プロジェクト」
について取り上げていくつもりです。よろしくお願いします。
報告: 竹野 茂 (宮崎公立大学)
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★ The Treasure Hunt Club
No. 41 Web-based Multi-media Presentations (and Christmas)
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
===========================□■
This month in the Treasure Hunt we'll look at a few of the many new
web presentation tools that have appeared recently. These tools are
really versatile. You can make any type of presentation, often using
a combination of images, video, text, voiceovers or other audio, and
yes, PowerPoint slides. These presentations can then be viewed at
the site or embedded into a blog, a Moodle page, or really any website.
The first use that comes to mind is for instructors to create
presentations for learners, but since these tools usually don't require
any downloading of software, they are also great for student-produced
projects. What kind of projects? Well, how about a multi-media
introduction to a hometown, a presentation on your favorite food, or a
country you'd like to visit? Or a movie review? Or a poem? Look at
some of the examples of student work at the sites listed below. Then
introduce the tools to your learners and watch them get creative.
Last month at my school's festival I was blown away by a student-
made video. I am always impressed with how creative students can be
when they get the chance.
The first tool is Voice Thread. Voice Thread should be familiar to
regular readers of this column. http://voicethread.com/#home. I'm
including it again this month because it is so good, and because I have
a sample thread that features Christmas karaoke. Look at the slides,
sing along, and click the links to visit some Christmas classics.
http://voicethread.com/#q.b274572.i1442142
Next is another previously introduced site, Splashcast. They recently
redid their interface and it is easier than ever to use, though it is a
little difficult to understand what to do at first. Click on the "Try" link
and make your own channel. Then make your splashcasts and embed
them into your blog or website. http://web.splashcast.net/
Our next tool is Flowgram where you can create interactive guided
presentations by combining web pages, PowerPoint, photos, highlights
and your voice. This is a great presentation tool, especially if you want
to introduce websites or web pages. http://www.flowgram.com/
And finally, there is Glogster. It allows you to make a digital
multimedia "poster." You get a single blank page that can be filled up
with images, embedded video, info or poetry. As a platform it forces
the learners to think about design and content. And the results are
engaging. The posters on display at the site are now organized by
categories (rather loosely, however), and you can take a look at some
of the ways others have expressed themselves: travelogues, interactive
calendars, cartoons, movie intros (with the preview, critics' opinions,
etc.). A great resource, no registration and no downloading required.
http://www.glogster.com/ And here is a sample poster, again keeping
with our Christmas theme. http://mizt03.glogster.com/The-grinch/
That's it for this month. Happy Holidays to all and see you in 2009.
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★お知らせ
===□■
──────────────
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☆支部研究部会情報
==========
──────────────
=====
☆関西支部
=====
★中高授業研究部会 2008年度12月例会
日時: 2008年12月14日 (日) 13:30 ~ 16:30
場所: 京都教育大学 CALL教室 (1号館 B棟4階)
内容: 資料あり。部会ページをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=75
★早期英語教育研究部会 2008年度第4回研究会
日時: 2008年12月20日 (土) 13:30 ~ 17:30
場所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室 (駅前第2ビル6階)
( http://www.osaka-cu.ac.jp/faculties/bunko/ )
http://let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=78
内容: 本年度は、早期英語教育に関する概論書を読み、アクティビティ集から
トピックと手法を選んで模擬授業をする「理論と実践」の二本立ての研究会を
開催していきます。
1. 文献輪読
Cameron, Lynne. (2001). Teaching Languages to Young Learners.
Cambridge University Press.
(5) Learning grammar
(6) Learning literacy skills
2. 文献に基づく模擬授業
McKay, P & Guss, J. (2007). Five-Minute Activities for Young Learners.
Cambrige University Press.
3. その他
★早期英語教育研究部会 2008年度第5回研究会
日時: 2009年1月10日 (土) 13:30 ~ 17:30
場所: 関西学院大学梅田キャンパス1002教室
( http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/ )
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=78
内容:
1. 文献輪読
Cameron, Lynne. (2001). Teaching Languages to Young Learners.
Cambridge University Press.
(7) Learning through stories
(8) Theme-based teaching and learning
2. 文献に基づく模擬授業
McKay, P & Guss, J. (2007). Five-Minute Activities for Young Learners.
Cambrige University Press.
★英語の発音教育研究部会 第35回研究会
日時: 2008年12月21日 (日) 13:00 ~ 17:00
場所: 西宮プレラホール5F会議室 (阪急西宮北口 南へ徒歩5分)
( http://www.nishi.or.jp/contents/00002606000400010.html )
http://let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=77
内容: 輪読
Patricia K. Kuhl, Feng-Ming Tsao, and Huei-Mei Liu.
"Foreign-language experience in infancy: Effects of short-term
exposure and social interaction on phonetic learning"
★大学授業研究部会 2008年度第3回研究会
日時: 2009年1月10日 (土) 13:00 ~ 16:20
場所: 流通科学大学 ( http://www.umds.ac.jp/cms/?lm=537 )
詳細については部会サイト( http://daigakujugyo.blog113.fc2.com/ )をご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=76
=====
☆中部支部
=====
★ICT活用教育研究部会 第4回例会
日時: 2008年12月20日(土) 13:30~16:30
会場: 名古屋大学大学院国際開発研究科
内容:
[発表1]「簡易ウェブ教材作成サイトの紹介」 大名 力 (名古屋大学)
[発表2]「iPhone/iPod touch を用いた言語学習法」 阪上 辰也 (名古屋大学)
当日は会場入口が施錠されていますので、参加ご希望の方は以下のサイトから
事前のお申し込みをお願いいたします。
http://let.intl.chubu.ac.jp/
──────────────
=========
☆全国研究大会情報
=========
──────────────
=============
☆2009年度LET全国研究大会
=============
第49回外国語教育メディア学会全国研究大会実行委員会では、発表を募集中です。
奮ってご参加ください。申し込みはWeb上でのみ受け付けています。
http://www.let-kansai.org/2009/の「発表申込」ボタンから手続きを進めてください。
発表申し込み締切: 2009年2月15日 (日) 23:59まで (なお、共同研究者を含む
全ての発表者は申し込み時に本学会会員である必要があります。また、発表は
いずれも未発表のものに限ります。)
申し込みにあたっては以下の情報が必要です。事前にご確認ください。
(1) 氏名・所属機関・所属支部・住所・電話番号・電子メールアドレス(氏名及び
所属は日英両語が必要です)
(2) 発表部門(研究発表・実践報告・ポスターセッション・公募シンポジウムから選択)
(3) 使用希望機器(使用したいものがあれば、プロジェクタ・OHC・VHS・オーディオ
カセット・DVD・CDから選択[複数希望可])
(4) 発表タイトル(日英両語が必要です)
(5) 審査用レジュメ: テンプレートを利用して、審査用レジュメをWord形式のファイル
(.doc)で提出いただきます。字数制限あり。日英両語での発表キーワードが3つ
必要です。
(6) 実践報告に応募される方のみ: 報告される「実践のタイプ」を、CALLシステムを
利用したもの(CALL、キャンパス内LANなど)・LLシステムを利用したもの(LL教
室、LL自習室など)・インターネット・コンピュータを利用したもの・e-learning・
その他の5つから選択。入力上の詳細な注意点については
http://www.let-kansai.org/2009/ をご確認ください。
<- 今後のスケジュール予定 ->
審査結果の連絡: 2009年3月31日(火)まで
大会発表要項用の原稿提出: 2009年5月10日(日)23:59まで
2009年度までの会費納入(発表条件です): 2009年5月29日(金)まで
──────────────
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☆支部ホームページ更新情報
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☆関東支部
=====
関東支部便り 第42号発刊 (2008年11月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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★編集後記
====□■
9月から再開した支部企画が、無事一巡しました。各支部趣向を凝らして
支部の活動状況を紹介していただいております。同じ学会でも、他支部の
活動については知らないことが多く、これを機会に支部間の交流が深まれ
ばと思っております。LET会員は、本メルマガのバックナンバーすべてを
LET本部ホームページ ( http://www.j-let.org/ ) で閲覧することが可能
です(IDとパスワードを使ってログインする必要あり)。お時間がある時に、
ぜひ、Treasure Huntなさってみてください。本当に、お宝がザクザク
見つかりますよ。では、来年もLETメルマガをどうぞよろしくお願いします。
───────────────────────────────────
☆ご意見承りコーナーに、ぜひご投稿ください。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「メルマガご意見フォーム」
───────────────────────────────────
☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「ご案内」
───────────────────────────────────
LETメルマガ委員
【関東支部】 下島 義容(拓殖大学) 若有 保彦(秋田大学)
【関西支部】 山本 勝巳(関西福祉大学) 佐々木 顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】 高橋 美由紀(愛知教育大学) 伊藤 隆(名古屋学院大学)
【九州・沖縄支部】 竹野 茂(宮崎公立大学) 長嶺 寿宣(熊本県立大学)
編集責任者
【本部メールマガジン】 島谷 浩(熊本大学)
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「100年に一度の金融危機」に端を発した世界的な景気悪化のため、
非正規雇用者のリストラのニュースが連日続いています。クリスマス
商戦で賑やかなはずの街もどこか盛り上がりに欠けるようですが、皆様、
いかがお過ごしでしょうか。今月の支部企画は、九州・沖縄支部に支部
研究プロジェクトを紹介していただいております。Treasure Hunt Clubは、
ネットで利用できるプレゼンテーション・ツールの特集です。今年最後の
LETメルマガをどうぞお楽しみください。
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■第47号のもくじ■
★支部企画コーナー No. 14 九州・沖縄支部
★The Treasure Hunt Club No. 41
★お知らせ
☆支部研究会情報
・関西支部
・中部支部
☆全国研究大会情報
☆支部ホームページ更新情報
・関東支部
★編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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★支部企画コーナー No. 14 九州・沖縄支部
===================□■
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☆支部研究プロジェクト紹介
============
九州・沖縄支部メルマガ委員の竹野です。当支部が担当する企画コーナー
ですが、「支部研究プロジェクト」を取り上げていきたいと考えております。
まず、「九州・沖縄支部研究プロジェクト」の概要を述べておきたいと思います。
「九州・沖縄支部研究プロジェクト」は外国語教育メディア学会会則第5条にもと
づいて設置され、同会則第2条の目的「外国語教育を中心とする言語教育の
理論及び方法と、それに利用する教育メディアの研究をおこない、その分野の
発展に寄与するとともに会員相互の情報交換を行なうこと」を達成するために
設けられています。
研究期間は2年とし、研究補助費として2年間で3万円、研究内容やその方法
によって支部運営委員会が承認すれば、2年間で10万円の特別補助費が与え
られることになっています。また、この研究プロジェクトの成果は、LET九州・沖繩
支部紀要に投稿していただくことになっております。
「九州・沖縄支部研究プロジェクト」は旧LLA時代の「九州・沖縄支部研究会」を
引継ぎ、平成14年度から規定の改定とともに名称を改めました。
これまでの研究テーマとして以下のようなものが採用されました。
・「実践的コミュニケーション能力を高める指導と評価の研究ーコミュニケーション
が継続する手だての工夫を通してー」
・「e-learningにおけるドロップアウト対策ードロップアウトを引き起こす要因と
その対策について」
・「コミュニケーション・ツールを用いたライティングの効果的指導法について」
これらのテーマの中から今回は研究代表者を務められました川尻徳先生に
報告をお願いしました。研究者は川尻先生をはじめ、橋口公一先生、波多江
修先生、冨永美由紀先生、尾崎桂子先生、田中大三先生でした。
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平成14・15年度の2年間、九州・沖縄支部から研究プロジェクトの指定を受け、
中学校の教員・指導主事6名で、テーマ「実践的コミュニケーション能力を高める
指導と評価の研究ーコミュニケーションが継続する手だての工夫を通してー」に
取り組みました。
平成14年度は、中学生6名に対してインタビュー形式でスピーキング能力の
実態調査と理論研究を行いました。
平成15年度は、スピーキング指導の段階を次の4つのステップに分け、インタ
ビューテストの評価基準を作成し、授業実践を行うことによりコミュニケーションを
続けることのできる能力の育成を図りました。
ステップ1 「弾丸インプット」により基礎表現を身につけるインプット活動
ステップ2 「2分間チャット」によるアウトプット活動
ステップ3 ALTによるインタビューテスト
ステップ4 ビデオ(ステップ3の録画)によるモニタリング活動
このステップ1からステップ4までの指導と評価は、インプットした表現の一部を
他の表現に置き換えて発話したり、つなぎ言葉を使って表現したりして、コミュニ
ケーションを継続しようとする能力の育成に効果がありました。
川尻 徳 (久留米工業大学[非])
----------------
川尻先生のグループの研究は、「LET九州・沖縄支部紀要第5号」に
詳しい内容が掲載されております。
2008年度から新たな研究プロジェクト「中学生の書く力の向上を目指して」が
冨永美喜先生(福岡市立和白中学校)を研究代表者として発足いたしました。
実りのある研究成果を出されることを期待しております。
今後九州・沖縄支部では、地道な取り組みの一端であります「研究プロジェクト」
について取り上げていくつもりです。よろしくお願いします。
報告: 竹野 茂 (宮崎公立大学)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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★ The Treasure Hunt Club
No. 41 Web-based Multi-media Presentations (and Christmas)
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
===========================□■
This month in the Treasure Hunt we'll look at a few of the many new
web presentation tools that have appeared recently. These tools are
really versatile. You can make any type of presentation, often using
a combination of images, video, text, voiceovers or other audio, and
yes, PowerPoint slides. These presentations can then be viewed at
the site or embedded into a blog, a Moodle page, or really any website.
The first use that comes to mind is for instructors to create
presentations for learners, but since these tools usually don't require
any downloading of software, they are also great for student-produced
projects. What kind of projects? Well, how about a multi-media
introduction to a hometown, a presentation on your favorite food, or a
country you'd like to visit? Or a movie review? Or a poem? Look at
some of the examples of student work at the sites listed below. Then
introduce the tools to your learners and watch them get creative.
Last month at my school's festival I was blown away by a student-
made video. I am always impressed with how creative students can be
when they get the chance.
The first tool is Voice Thread. Voice Thread should be familiar to
regular readers of this column. http://voicethread.com/#home. I'm
including it again this month because it is so good, and because I have
a sample thread that features Christmas karaoke. Look at the slides,
sing along, and click the links to visit some Christmas classics.
http://voicethread.com/#q.b274572.i1442142
Next is another previously introduced site, Splashcast. They recently
redid their interface and it is easier than ever to use, though it is a
little difficult to understand what to do at first. Click on the "Try" link
and make your own channel. Then make your splashcasts and embed
them into your blog or website. http://web.splashcast.net/
Our next tool is Flowgram where you can create interactive guided
presentations by combining web pages, PowerPoint, photos, highlights
and your voice. This is a great presentation tool, especially if you want
to introduce websites or web pages. http://www.flowgram.com/
And finally, there is Glogster. It allows you to make a digital
multimedia "poster." You get a single blank page that can be filled up
with images, embedded video, info or poetry. As a platform it forces
the learners to think about design and content. And the results are
engaging. The posters on display at the site are now organized by
categories (rather loosely, however), and you can take a look at some
of the ways others have expressed themselves: travelogues, interactive
calendars, cartoons, movie intros (with the preview, critics' opinions,
etc.). A great resource, no registration and no downloading required.
http://www.glogster.com/ And here is a sample poster, again keeping
with our Christmas theme. http://mizt03.glogster.com/The-grinch/
That's it for this month. Happy Holidays to all and see you in 2009.
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★お知らせ
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☆支部研究部会情報
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☆関西支部
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★中高授業研究部会 2008年度12月例会
日時: 2008年12月14日 (日) 13:30 ~ 16:30
場所: 京都教育大学 CALL教室 (1号館 B棟4階)
内容: 資料あり。部会ページをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=75
★早期英語教育研究部会 2008年度第4回研究会
日時: 2008年12月20日 (土) 13:30 ~ 17:30
場所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室 (駅前第2ビル6階)
( http://www.osaka-cu.ac.jp/faculties/bunko/ )
http://let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=78
内容: 本年度は、早期英語教育に関する概論書を読み、アクティビティ集から
トピックと手法を選んで模擬授業をする「理論と実践」の二本立ての研究会を
開催していきます。
1. 文献輪読
Cameron, Lynne. (2001). Teaching Languages to Young Learners.
Cambridge University Press.
(5) Learning grammar
(6) Learning literacy skills
2. 文献に基づく模擬授業
McKay, P & Guss, J. (2007). Five-Minute Activities for Young Learners.
Cambrige University Press.
3. その他
★早期英語教育研究部会 2008年度第5回研究会
日時: 2009年1月10日 (土) 13:30 ~ 17:30
場所: 関西学院大学梅田キャンパス1002教室
( http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/ )
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=78
内容:
1. 文献輪読
Cameron, Lynne. (2001). Teaching Languages to Young Learners.
Cambridge University Press.
(7) Learning through stories
(8) Theme-based teaching and learning
2. 文献に基づく模擬授業
McKay, P & Guss, J. (2007). Five-Minute Activities for Young Learners.
Cambrige University Press.
★英語の発音教育研究部会 第35回研究会
日時: 2008年12月21日 (日) 13:00 ~ 17:00
場所: 西宮プレラホール5F会議室 (阪急西宮北口 南へ徒歩5分)
( http://www.nishi.or.jp/contents/00002606000400010.html )
http://let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=77
内容: 輪読
Patricia K. Kuhl, Feng-Ming Tsao, and Huei-Mei Liu.
"Foreign-language experience in infancy: Effects of short-term
exposure and social interaction on phonetic learning"
★大学授業研究部会 2008年度第3回研究会
日時: 2009年1月10日 (土) 13:00 ~ 16:20
場所: 流通科学大学 ( http://www.umds.ac.jp/cms/?lm=537 )
詳細については部会サイト( http://daigakujugyo.blog113.fc2.com/ )をご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=76
=====
☆中部支部
=====
★ICT活用教育研究部会 第4回例会
日時: 2008年12月20日(土) 13:30~16:30
会場: 名古屋大学大学院国際開発研究科
内容:
[発表1]「簡易ウェブ教材作成サイトの紹介」 大名 力 (名古屋大学)
[発表2]「iPhone/iPod touch を用いた言語学習法」 阪上 辰也 (名古屋大学)
当日は会場入口が施錠されていますので、参加ご希望の方は以下のサイトから
事前のお申し込みをお願いいたします。
http://let.intl.chubu.ac.jp/
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☆全国研究大会情報
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☆2009年度LET全国研究大会
=============
第49回外国語教育メディア学会全国研究大会実行委員会では、発表を募集中です。
奮ってご参加ください。申し込みはWeb上でのみ受け付けています。
http://www.let-kansai.org/2009/の「発表申込」ボタンから手続きを進めてください。
発表申し込み締切: 2009年2月15日 (日) 23:59まで (なお、共同研究者を含む
全ての発表者は申し込み時に本学会会員である必要があります。また、発表は
いずれも未発表のものに限ります。)
申し込みにあたっては以下の情報が必要です。事前にご確認ください。
(1) 氏名・所属機関・所属支部・住所・電話番号・電子メールアドレス(氏名及び
所属は日英両語が必要です)
(2) 発表部門(研究発表・実践報告・ポスターセッション・公募シンポジウムから選択)
(3) 使用希望機器(使用したいものがあれば、プロジェクタ・OHC・VHS・オーディオ
カセット・DVD・CDから選択[複数希望可])
(4) 発表タイトル(日英両語が必要です)
(5) 審査用レジュメ: テンプレートを利用して、審査用レジュメをWord形式のファイル
(.doc)で提出いただきます。字数制限あり。日英両語での発表キーワードが3つ
必要です。
(6) 実践報告に応募される方のみ: 報告される「実践のタイプ」を、CALLシステムを
利用したもの(CALL、キャンパス内LANなど)・LLシステムを利用したもの(LL教
室、LL自習室など)・インターネット・コンピュータを利用したもの・e-learning・
その他の5つから選択。入力上の詳細な注意点については
http://www.let-kansai.org/2009/ をご確認ください。
<- 今後のスケジュール予定 ->
審査結果の連絡: 2009年3月31日(火)まで
大会発表要項用の原稿提出: 2009年5月10日(日)23:59まで
2009年度までの会費納入(発表条件です): 2009年5月29日(金)まで
──────────────
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☆支部ホームページ更新情報
=============
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☆関東支部
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関東支部便り 第42号発刊 (2008年11月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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★編集後記
====□■
9月から再開した支部企画が、無事一巡しました。各支部趣向を凝らして
支部の活動状況を紹介していただいております。同じ学会でも、他支部の
活動については知らないことが多く、これを機会に支部間の交流が深まれ
ばと思っております。LET会員は、本メルマガのバックナンバーすべてを
LET本部ホームページ ( http://www.j-let.org/ ) で閲覧することが可能
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