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No. 13 支部企画:関西支部 (2008年11月10日)

カテゴリー: General
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★支部企画コーナー No. 13 関西支部
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☆支部研究部会紹介: 「大学授業研究部会」
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支部企画コーナーですが、関西支部は研究部会のご紹介といった内容で進め
させていただく予定です。関西支部には支部メンバーの研究支援のために
研究部会がたてられています。支部サイトを見ると「マルチメディア&インター
ネット研究部会」「基礎理論研究部会」「中高授業研究部会」「大学授業研究部
会」「英語の発音教育研究部会」、そして「早期英語教育研究部会」という6つ
の部会があります。今回の企画を機に、それぞれの部会の皆さんに活動内容
等について紹介いただきたいと考えました。支部の方でも「これまで特に気に
したことがなかった」、「興味はあったが足を運ぶ勇気(?)がなかった」 と
いった方、あるいは他支部の方にも興味深く読んでいただけるものになればと
思っています。 各支部の詳細な活動内容、研究部会の日程に関しては、関西
支部HPをご覧ください。

さて、第一弾はメルマガ委員(山本)が部会長を担当しています「大学授業研究
部会」で始めさせていただきます。原稿執筆にあたって支部サイトで部会の歴史
をチェックしてみましたら、第1回部会は2004年5月29日に開催されていました。
既に4年以上の歴史があるわけです。それ以来、20回ほどのミーティング(研究
会)を行ってきました。当初は、東淳一先生(流通科学大学)が部会長を務めて
いらっしゃったのですが、今年度から新体制に移行しています。ここ2年ほどは
年に4回の研究部会開催をノルマに考えています。これまではほとんど流通科学
大学で開催してきましたが、これは他の多くの部会が京阪神をベースにしている
ため、少し西寄りにも拠点があれば、という若手の思いで選ばれたものです。
逆に言うと、京阪神からの交通の便はあまりいいとは言えないところもあって、
新規の参加者はいつでも大歓迎です。

活動の大きな目的は「大学教員を中心的な対象として、その研究・教育・事務
活動に有効なもの・技術等について紹介、深化を図る」というものです。2007年
度以降のプログラムは以下のようなものです(ご担当いただいた先生方のお名
前のみ外させていただきました)。

2007年度第1回:
・「学校英語教育でのマルチメディア教材の利用~認知理論の枠組みを応用し
 て~」
・「音読を活かす活動の工夫」
・「ESP教材はインターネットから無料で入手しよう」
・「音読実践&グループワーク」

2007年度第2回:
・「和訳先渡しを効果的に行うための授業デザイン」
・「シンクロリーディングを導入したリーディング指導とその効果(中間
発表)」
・「Phrase Reading Worksheetと聴取・音読練習の連携の工夫」
・「今使うMacintoshプラットホーム」
・「授業と評価の連携」

2007年度第3回:
・「『HOMEWORKの10の原則』」とその活用:語彙指導編」
・「定性データ分析ソフト:MAXQDA 2007の紹介」
・「TMTOWTDI: Excelの便利な関数紹介」
・「外国語教育におけるビジュアル教材再考: CLTがもたらした幻想と教育
 メディアの深刻な誤用」

2007年度第4回:
・「留学生の異文化接触―グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析」
・「日本人英語学習者のメンタルレキシコンにおける基本語と派生語の関係に
ついての考察」
・「PAC分析ーその理論と手法について」
・文献整理方法の紹介: 「Endnoteを使った文献整理の紹介」・「RefWorksを
使った文献整理の紹介」・「Macintoshユーザーのための文献整理の紹介」

2008年度第1回:
・温故知新: 「Shattuck-Hufnagel, S. & Turk, A. E. (1996)を題材に」
・「日本人の英語発音の実態:通じる発音の為の指導法」
・「TBLT:Create the Classroom Settings for Negotiation of Meaning」
・「CALL教室から音声を持ち帰るには―大学生の音声再生機器実態調査を
もとに―」

2008年度第2回(LET関西支部と共催):
・特別講演会: 「Teaching as it Changes Due to New Technology」

こう見ると講演あり、実践報告あり、研究発表あり、ワークショップありと、
実に興味深いラインナップになっているものだと自画自賛気味に思います。
いかがでしょう。

開催予定等、部会の詳細については http://daigakujugyo.blog113.fc2.com/
からご確認いただけます。次回の研究部会は2009年1月10日(土)を予定して
います。ちょっと先ですが、是非多くの方にご参加いただけたらと思います。

報告: 山本 勝巳 (関西福祉大学)

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