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LETメールマガジン No. 26 (2007年02月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: 名ばかり編集長
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暖冬の影響がさまざまに報道される毎日ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?LETメールマガジン第26号をお届けします。大会発表申し込みや賛助会員からの新製品モニター募集等、「お知らせ」コーナーには有用な情報も掲載しております。どうぞ、お楽しみください。
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■第26号のもくじ■
★リレートーク No. 26 宮町誠一 (関東支部)
★The Treasure Hunt Club No.25
★関東支部学習環境研究部会「CALL, LL教育システム意見交換会報告その2」
★おしらせ:
☆第47回(2007年度)全国研究大会発表募集
☆関西支部 2007年度春季研究大会発表募集
☆中部支部2007年度春季支部研究大会発表募集
☆関東支部 第118回(2007年度)研究大会発表募集
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
☆☆朝日出版社 ~u-CATモニター募集~☆☆
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
★支部ホームページ更新情報
☆関西支部
☆関東支部
★編集後記
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★リレートーク No.26 宮町誠一 (関東支部)
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札幌学院大学の宮町誠一と申します。雪不足と暖冬のおかげで例年にない苦労の末、開幕した札幌雪祭りですが、入試時期と重なるため、今年も見物に行く暇はなさそうです。もっとも、道外からの来客がない限り、地元の人間はテレビでの鑑賞が主流のようです。
本学では1996年に北海道で初めてのCALLシステムを導入して以来、試行錯誤の繰り返しでしたが、現在までの到達点をお知らせしたいと思います。
現状では語学専用のCALL教室は2室(併せて90名程度)を確保しておりますが、コンピュータを利用した英語教育を行いたいという希望が多く、情報教育用のコンピュータ教室にも触手を伸ばしている状態です。
本学におけるCALL授業は大別すると二つの流派があるようです。ひとつは日本人教員の利用の仕方で、購入した英語学習素材を利用しながら、インターネット上の生の英語素材を活用して授業を展開するCALL授業です。第二の流れはネイティブ教員が中心となってオープンソース・ソフトウエアであるMoodleを利用したCALL授業です。前者は主として、購入したコンテンツを利用した授業で、英検、TOEIC、TOEFLの資格検定受験準備的な一面も持っています。しかし、インターネット時代に対応する英語運用能力の向上を目指す視点から、BBCなどのホームページを活用し、英文速読の練習がその重要度を増していると思います。インターネットが世界への情報発信の手段として認知されている現在、インターネット上の英語はますます平易になっているように思われます。英単語力のレベルを上げることで、直読直解のリーディング能力の向上が図れると思います。
ネイティブの教員はMoodle上で独自の教材を開発したり、PowerPointを利用してプリゼンテーション中心の授業を展開しています。この辺は他大学でも一般化しつつあると思われますが、本学では数年前から、Moodle上で4月に新入生全員を対象にプレースメント・テストを実施し、能力別クラス編成に活用しております。また、1月にはプログレス・テストを実施し、2年次のクラス編成の基礎材料として利用しています。来年度からは、このプログレス・テストの結果を1年次の成績評価に反映させることも決まっております。今後はこのシステムを発展させ、本学独自に開発した教材、プレゼンテーションの内容、さまざまな形態の試験内容を蓄積したサーバーを用意し、教員間で相互利用可能なシステムを構築していく予定です。
このようにCALL、e-learningをめぐる環境は毎年のように変化し、進化(?)しているので大変な面がありますが、常にチャレンジ精神を発揮して、毎年厳しくなる財政環境の中で、10年前と変わらず試行錯誤の今日この頃です。
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★The Treasure Hunt Club
No. 25 SplashCast: Multimedia Delivery Made Easy
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Hello everyone.
Last year in preparing for a class I thought about using some video content from YouTube (http://www.youtube.com/) in my lessons. I felt a little uncomfortable with the idea of just linking to the YouTube site, however. I later learned that you can embed a player with a video on any web page and I thought it might be a good idea. In the end, this is what I did. Students loved the option of video and I was able to add some vocabulary support to my web page. Embedded video clips are really great but take up a lot of space on a page if you try to add a couple of them.
Well, recently, a new multimedia service became available on the web. It’s called SplashCast (http://splashcastmedia.com/) and it allows users to create, collect and syndicate (users can register to receive content directly via RSS) content. It’s like YouTube but with more control and variety and a lot more features. Using this tool, you can now turn any web page into a multimedia channel that students can access. Instead of just a single embedded video on page, with SplashCast you can offer a whole menu of videos (including videos from YouTube), audio files, images, or text to deliver content. And learners don’t ever have to leave the one page. Presently, the service is a beta that is only available with support in English. There is a very good introduction to the service and its possibilities (again, only in English) at Robin Good’s blog (http://www.masternewmedia.org/news/2007/01/30/online_publishing_platform_allows_full.htm). I strongly recommend you visit the SplashCast site to see some examples of this. I guarantee you will be impressed.
And lastly, an announcement for anyone interested in podcasting. On March 24th, at the NUCB Graduate School in Fushimi, Nagoya, a conference will be held focusing on podcasting. It’s called WirelessReady: Podcasting Education and Mobile Assisted Language Learning. If you are interested, the full program can be downloaded in pdf format at http://wirelessready.nucba.ac.jp/program.pdf.
See you next month.
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★関東支部学習環境研究部会
「C A L L 、L L 教育システム意見交換会報告その2」
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先月号でもお伝えしましたように関東支部学習環境研究部会では、「C A L L 、L L 教育システム意見交換会」を連続開催しております。1月開催の第3回、第4回の報告を以下にお届けいたします。引き続き、3月にも意見交換会が予定されております。会員・非会員に関わらず、どなたにもご参加いただける会です。より学習効果の上がる機器・ソフトの開発には、教員側と製作者側の情報交換がおおきな意味を持ってきます。より多くのご意見をいただけるよう、ご参加をお待ちしております。(次回日程情報は「支部ホームページ情報」コーナーをご覧下さい。)
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第3回 C A L L 、L L 教育システム意見交換会
1月13日(土)大妻女子大学(参加人数9名+6名:内田洋行さん)
担当賛助会員の基本情報
会社名:株式会社内田洋行(http://www.uchida.co.jp/)
製品名:PC@LL(ピーシーアットエルエル)
担当者:小林由昭氏(KOBAYASHI YOSHIAKI)
(教育システム事業部:ICT東日本第1営業部営業2課)
e-mail:kobayasi@uchida.co.jp
<概論>
今回の意見交換会は、内田洋行さんのCALL開発思想のプレゼンから始まり、教える側から見たCALLシステム全般に対する感想へと展開してきました。
CALLをどう位置付けるかを改めて考えさせられた意見交換会となりました。
なお、内田洋行さんのPC@LLのHPは現在リニューアル中とのことです。
詳細報告:http://www.bekkoame.ne.jp/~go0dv.f0ur/TEST/uchida.htm
______________________________
第4回 C A L L 、L L 教育システム意見交換会
(共催:上智大学、LETコンピュータ研究部会)
2007年1月27日(土)上智大学(参加人数16名+7名:チエルさん)
担当賛助会員の基本情報
会社名:チエル株式会社(http://www.chieru.co.jp/)
製品名:CaLabo (http://www.chieru.co.jp/product/index.html)
担当者:加藤美也子氏(KATO MIYAKO)
(マーケティング部プロダクトマーケティング課ICTコーディネートマネージャー)
e-mail:m-kato@chieru.co.jp
<概論>
今回の意見交換会は上智大学との共催で、またコンピュータ研究部会との合同で実施されました。
会場校の田中幸子先生のご挨拶の後、コンピュータ部会の岡崎先生(創価大学)、神田先生(首都大学東京)からCaLaboを使った授業について実践報告、またCALL導入に当たっての留意点についての報告がありました。
チエルさんからのプレゼンの後、CALLの機能、教授方法、著作権などさまざまな意見が飛び交いました。
詳細報告:http://www.bekkoame.ne.jp/~go0dv.f0ur/TEST/chieru.htm
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★おしらせ
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☆ 第47回(2007年度)全国研究大会発表募集
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下記の日程で行われる第47回全国研究大会の発表募集が開始しております。発表ご希望の方は、
下記のホームページにて、発表申し込み前に注意事項をご確認のうえ、お申し込みください。
大会テーマ:協働的学習空間の構築を目指して
期日:2007年8月7日(火)・8日(水)・9日(木)
会場:名古屋学院大学名古屋キャンパス(名古屋市熱田区熱田西町1番25号)
発表申込締切:2月28日(水)
プログラム概要・発表申込方法等の詳細情報は以下をご覧下さい:
http://let2007.intl.chubu.ac.jp/modules/wordpress/
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☆関西支部 2007年度春季研究大会発表募集
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関西支部では、下記の日程で行われる2007年度春季研究大会の発表募集を行っており
ます。
日時:2007年5月12日(土)
会場:武庫川女子大学
発表申込締切:2月20日(火)
発表をご希望の方は、関西支部HP(http://www.let-kansai.org/index.htm)トップ
ページにて、発表募集詳細情報をご確認の上、お申し込みください。
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☆中部支部2007年度春季支部研究大会発表募集
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中部支部では、下記の日程で行われる2007年度春季支部研究大会の発表募集を行っており
ます。
期日:2007年5月26日(土)
会場:愛知産業大学 (http://asu-group.net/univ/)
(〒444-0005 愛知県岡崎市岡町原山12-5)
発表申込締切:2007年3月23日(金)
発表ご希望の方は、中部支部事務局(miyukit@hyogo-u.ac.jp)にお問い合わせ下さい。
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☆関東支部 第118回(2007年度)研究大会発表募集
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関東支部では、下記の日程で行われる第118回研究大会の発表募集を行っており
ます。
日時:6月16日(土) 9:30-17:10
会場:文教大学湘南キャンパス
(〒253-8550 神奈川県茅ヶ崎市行谷1100)
発表申し込み締切:4月1日(日)
発表ご希望の方は、関東支部ホームページ(http://www.kanto.j-let.org/)か
らお申し込み下さい。
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
☆☆朝日出版社 ~u-CATモニター募集~☆☆
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LET賛助会員朝日出版社より本年4月公開予定のeラーニング・システムのモニター募集のお知らせをいただきました。モニター募集要領は以下の通りですので、どうぞ、ご応募ください。
【モニター対象システム】
u-CAT(ユーキャット):新TOEIC TEST 対策に特化したeラーニング・システム。2006年・大韓民国eビジネス大賞最優秀賞(国務経理賞)を受賞した韓国YBMSisa.com社のシステムを日本語にローカライズしたものです。詳しくは http://www.asahipress.com/u-cat/ をご参照ください。
【モニター条件】
新TOEIC形式の模擬テスト(100問)とホームワーク(150問)を最低1回以上オンラインで受験し、2週間のモニター期間終了後に簡単なアンケートにお答えくださる方。会員・非会員は問いませんが、Windows 2000 / XP ユーザー限定です。
【モニター申し込み方法】
info-ucat@asahipress.com までメールで。件名を「LETメルマガ」とし、本文中にご氏名を明記してください。
【申し込み締め切り】
2007年2月23日(金)
【問い合わせ先】
info-ucat@asahipress.com もしくは TEL:03-3263-3326 朝日出版社u-CAT事業部
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★支部ホームページ情報
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1月~2月の支部ホームページ更新情報をお届けします。
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☆関西支部
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マルチメディア&インターネット部会:
2006年度第2回研究会
3月24日(土) 神戸学院大学附属高等学校
http://www.let-kansai.org/bukai-mi.htm
基礎理論研究部会:
第21回(第5次30回)研究例会
2月11日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
第20回(第5次31回)研究例会
3月11日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
http://www.let-kansai.org/bukai-kiso.html
英語の発音教育研究部会:
第6回英語教育セミナー 2月10日(土) 関西国際大学
第28回研究会 3月18日(日) 西宮プレラホール会議室
http://www.let-kansai.org/bukai-hatsu.html
早期英語教育研究部会:
2006年度第6回研究会 3月17日(土) 大阪市立大学文化交流センター
http://www.let-kansai.org/bukai-soki.html
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☆関東支部
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学習環境研究部会:C A L L 、L L 教育システム意見交換会
第5回
日時:2007年 2月24日(土)14:30~16:30
会場:大妻女子大学(千代田キャンパス)
担当賛助会員:(株)パルデザイン( smaLL(LL))
第6回
日時:2007年3月17日(土) 14:30~16:30PM
会場:調整中
担当賛助会員:日本ビクター(株) (Well (CALL))
詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd9/index.php?id=3
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★編集後記
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暖冬で雪不足という報道を聞く機会が増えました。東京近郊にしか住んだことがないと、雪が降らなくて困ることがあるのだろうかと思ってしまいがちです。ことにこの季節、入試に関わる身としては、雪の心配がないことは有難い以外の何物でもないのですが、雪を水源として使っている地域では、雪が降らないと水不足は必須で、今年の農作物の収穫量やら質やらに大きな影響がでるのだと聞き、単純に喜んでは罰があたると思ったところです。ともかくも、勤務校の入試は明日。これから準備にでかけます。神経の擦り減るような入試業務に携る皆様、どうぞ、くれぐれもご自愛ください。
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☆ご意見承りコーナーに、ぜひご投稿ください。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「メルマガご意見フォーム」
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☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「ご案内」
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編集担当者
【九州・沖縄支部】竹野茂(宮崎公立大学)柏木哲也(北九州市立大学)
【関西支部】名部井敏代(関西大学)佐々木顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】高橋美由紀(兵庫教育大学)伊藤隆(名古屋学院大学)
【関東支部】保崎則雄(早稲田大学) Marcel Van Amelsvoort(神奈川県立外語短期大学)
【本部広報担当】前田道代(神奈川県立外語短期大学)
暖冬の影響がさまざまに報道される毎日ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?LETメールマガジン第26号をお届けします。大会発表申し込みや賛助会員からの新製品モニター募集等、「お知らせ」コーナーには有用な情報も掲載しております。どうぞ、お楽しみください。
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■第26号のもくじ■
★リレートーク No. 26 宮町誠一 (関東支部)
★The Treasure Hunt Club No.25
★関東支部学習環境研究部会「CALL, LL教育システム意見交換会報告その2」
★おしらせ:
☆第47回(2007年度)全国研究大会発表募集
☆関西支部 2007年度春季研究大会発表募集
☆中部支部2007年度春季支部研究大会発表募集
☆関東支部 第118回(2007年度)研究大会発表募集
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☆☆朝日出版社 ~u-CATモニター募集~☆☆
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★支部ホームページ更新情報
☆関西支部
☆関東支部
★編集後記
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★リレートーク No.26 宮町誠一 (関東支部)
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札幌学院大学の宮町誠一と申します。雪不足と暖冬のおかげで例年にない苦労の末、開幕した札幌雪祭りですが、入試時期と重なるため、今年も見物に行く暇はなさそうです。もっとも、道外からの来客がない限り、地元の人間はテレビでの鑑賞が主流のようです。
本学では1996年に北海道で初めてのCALLシステムを導入して以来、試行錯誤の繰り返しでしたが、現在までの到達点をお知らせしたいと思います。
現状では語学専用のCALL教室は2室(併せて90名程度)を確保しておりますが、コンピュータを利用した英語教育を行いたいという希望が多く、情報教育用のコンピュータ教室にも触手を伸ばしている状態です。
本学におけるCALL授業は大別すると二つの流派があるようです。ひとつは日本人教員の利用の仕方で、購入した英語学習素材を利用しながら、インターネット上の生の英語素材を活用して授業を展開するCALL授業です。第二の流れはネイティブ教員が中心となってオープンソース・ソフトウエアであるMoodleを利用したCALL授業です。前者は主として、購入したコンテンツを利用した授業で、英検、TOEIC、TOEFLの資格検定受験準備的な一面も持っています。しかし、インターネット時代に対応する英語運用能力の向上を目指す視点から、BBCなどのホームページを活用し、英文速読の練習がその重要度を増していると思います。インターネットが世界への情報発信の手段として認知されている現在、インターネット上の英語はますます平易になっているように思われます。英単語力のレベルを上げることで、直読直解のリーディング能力の向上が図れると思います。
ネイティブの教員はMoodle上で独自の教材を開発したり、PowerPointを利用してプリゼンテーション中心の授業を展開しています。この辺は他大学でも一般化しつつあると思われますが、本学では数年前から、Moodle上で4月に新入生全員を対象にプレースメント・テストを実施し、能力別クラス編成に活用しております。また、1月にはプログレス・テストを実施し、2年次のクラス編成の基礎材料として利用しています。来年度からは、このプログレス・テストの結果を1年次の成績評価に反映させることも決まっております。今後はこのシステムを発展させ、本学独自に開発した教材、プレゼンテーションの内容、さまざまな形態の試験内容を蓄積したサーバーを用意し、教員間で相互利用可能なシステムを構築していく予定です。
このようにCALL、e-learningをめぐる環境は毎年のように変化し、進化(?)しているので大変な面がありますが、常にチャレンジ精神を発揮して、毎年厳しくなる財政環境の中で、10年前と変わらず試行錯誤の今日この頃です。
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★The Treasure Hunt Club
No. 25 SplashCast: Multimedia Delivery Made Easy
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Hello everyone.
Last year in preparing for a class I thought about using some video content from YouTube (http://www.youtube.com/) in my lessons. I felt a little uncomfortable with the idea of just linking to the YouTube site, however. I later learned that you can embed a player with a video on any web page and I thought it might be a good idea. In the end, this is what I did. Students loved the option of video and I was able to add some vocabulary support to my web page. Embedded video clips are really great but take up a lot of space on a page if you try to add a couple of them.
Well, recently, a new multimedia service became available on the web. It’s called SplashCast (http://splashcastmedia.com/) and it allows users to create, collect and syndicate (users can register to receive content directly via RSS) content. It’s like YouTube but with more control and variety and a lot more features. Using this tool, you can now turn any web page into a multimedia channel that students can access. Instead of just a single embedded video on page, with SplashCast you can offer a whole menu of videos (including videos from YouTube), audio files, images, or text to deliver content. And learners don’t ever have to leave the one page. Presently, the service is a beta that is only available with support in English. There is a very good introduction to the service and its possibilities (again, only in English) at Robin Good’s blog (http://www.masternewmedia.org/news/2007/01/30/online_publishing_platform_allows_full.htm). I strongly recommend you visit the SplashCast site to see some examples of this. I guarantee you will be impressed.
And lastly, an announcement for anyone interested in podcasting. On March 24th, at the NUCB Graduate School in Fushimi, Nagoya, a conference will be held focusing on podcasting. It’s called WirelessReady: Podcasting Education and Mobile Assisted Language Learning. If you are interested, the full program can be downloaded in pdf format at http://wirelessready.nucba.ac.jp/program.pdf.
See you next month.
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★関東支部学習環境研究部会
「C A L L 、L L 教育システム意見交換会報告その2」
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先月号でもお伝えしましたように関東支部学習環境研究部会では、「C A L L 、L L 教育システム意見交換会」を連続開催しております。1月開催の第3回、第4回の報告を以下にお届けいたします。引き続き、3月にも意見交換会が予定されております。会員・非会員に関わらず、どなたにもご参加いただける会です。より学習効果の上がる機器・ソフトの開発には、教員側と製作者側の情報交換がおおきな意味を持ってきます。より多くのご意見をいただけるよう、ご参加をお待ちしております。(次回日程情報は「支部ホームページ情報」コーナーをご覧下さい。)
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第3回 C A L L 、L L 教育システム意見交換会
1月13日(土)大妻女子大学(参加人数9名+6名:内田洋行さん)
担当賛助会員の基本情報
会社名:株式会社内田洋行(http://www.uchida.co.jp/)
製品名:PC@LL(ピーシーアットエルエル)
担当者:小林由昭氏(KOBAYASHI YOSHIAKI)
(教育システム事業部:ICT東日本第1営業部営業2課)
e-mail:kobayasi@uchida.co.jp
<概論>
今回の意見交換会は、内田洋行さんのCALL開発思想のプレゼンから始まり、教える側から見たCALLシステム全般に対する感想へと展開してきました。
CALLをどう位置付けるかを改めて考えさせられた意見交換会となりました。
なお、内田洋行さんのPC@LLのHPは現在リニューアル中とのことです。
詳細報告:http://www.bekkoame.ne.jp/~go0dv.f0ur/TEST/uchida.htm
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第4回 C A L L 、L L 教育システム意見交換会
(共催:上智大学、LETコンピュータ研究部会)
2007年1月27日(土)上智大学(参加人数16名+7名:チエルさん)
担当賛助会員の基本情報
会社名:チエル株式会社(http://www.chieru.co.jp/)
製品名:CaLabo (http://www.chieru.co.jp/product/index.html)
担当者:加藤美也子氏(KATO MIYAKO)
(マーケティング部プロダクトマーケティング課ICTコーディネートマネージャー)
e-mail:m-kato@chieru.co.jp
<概論>
今回の意見交換会は上智大学との共催で、またコンピュータ研究部会との合同で実施されました。
会場校の田中幸子先生のご挨拶の後、コンピュータ部会の岡崎先生(創価大学)、神田先生(首都大学東京)からCaLaboを使った授業について実践報告、またCALL導入に当たっての留意点についての報告がありました。
チエルさんからのプレゼンの後、CALLの機能、教授方法、著作権などさまざまな意見が飛び交いました。
詳細報告:http://www.bekkoame.ne.jp/~go0dv.f0ur/TEST/chieru.htm
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★おしらせ
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☆ 第47回(2007年度)全国研究大会発表募集
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下記の日程で行われる第47回全国研究大会の発表募集が開始しております。発表ご希望の方は、
下記のホームページにて、発表申し込み前に注意事項をご確認のうえ、お申し込みください。
大会テーマ:協働的学習空間の構築を目指して
期日:2007年8月7日(火)・8日(水)・9日(木)
会場:名古屋学院大学名古屋キャンパス(名古屋市熱田区熱田西町1番25号)
発表申込締切:2月28日(水)
プログラム概要・発表申込方法等の詳細情報は以下をご覧下さい:
http://let2007.intl.chubu.ac.jp/modules/wordpress/
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☆関西支部 2007年度春季研究大会発表募集
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関西支部では、下記の日程で行われる2007年度春季研究大会の発表募集を行っており
ます。
日時:2007年5月12日(土)
会場:武庫川女子大学
発表申込締切:2月20日(火)
発表をご希望の方は、関西支部HP(http://www.let-kansai.org/index.htm)トップ
ページにて、発表募集詳細情報をご確認の上、お申し込みください。
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☆中部支部2007年度春季支部研究大会発表募集
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中部支部では、下記の日程で行われる2007年度春季支部研究大会の発表募集を行っており
ます。
期日:2007年5月26日(土)
会場:愛知産業大学 (http://asu-group.net/univ/)
(〒444-0005 愛知県岡崎市岡町原山12-5)
発表申込締切:2007年3月23日(金)
発表ご希望の方は、中部支部事務局(miyukit@hyogo-u.ac.jp)にお問い合わせ下さい。
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☆関東支部 第118回(2007年度)研究大会発表募集
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関東支部では、下記の日程で行われる第118回研究大会の発表募集を行っており
ます。
日時:6月16日(土) 9:30-17:10
会場:文教大学湘南キャンパス
(〒253-8550 神奈川県茅ヶ崎市行谷1100)
発表申し込み締切:4月1日(日)
発表ご希望の方は、関東支部ホームページ(http://www.kanto.j-let.org/)か
らお申し込み下さい。
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☆☆朝日出版社 ~u-CATモニター募集~☆☆
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LET賛助会員朝日出版社より本年4月公開予定のeラーニング・システムのモニター募集のお知らせをいただきました。モニター募集要領は以下の通りですので、どうぞ、ご応募ください。
【モニター対象システム】
u-CAT(ユーキャット):新TOEIC TEST 対策に特化したeラーニング・システム。2006年・大韓民国eビジネス大賞最優秀賞(国務経理賞)を受賞した韓国YBMSisa.com社のシステムを日本語にローカライズしたものです。詳しくは http://www.asahipress.com/u-cat/ をご参照ください。
【モニター条件】
新TOEIC形式の模擬テスト(100問)とホームワーク(150問)を最低1回以上オンラインで受験し、2週間のモニター期間終了後に簡単なアンケートにお答えくださる方。会員・非会員は問いませんが、Windows 2000 / XP ユーザー限定です。
【モニター申し込み方法】
info-ucat@asahipress.com までメールで。件名を「LETメルマガ」とし、本文中にご氏名を明記してください。
【申し込み締め切り】
2007年2月23日(金)
【問い合わせ先】
info-ucat@asahipress.com もしくは TEL:03-3263-3326 朝日出版社u-CAT事業部
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★支部ホームページ情報
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1月~2月の支部ホームページ更新情報をお届けします。
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☆関西支部
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マルチメディア&インターネット部会:
2006年度第2回研究会
3月24日(土) 神戸学院大学附属高等学校
http://www.let-kansai.org/bukai-mi.htm
基礎理論研究部会:
第21回(第5次30回)研究例会
2月11日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
第20回(第5次31回)研究例会
3月11日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
http://www.let-kansai.org/bukai-kiso.html
英語の発音教育研究部会:
第6回英語教育セミナー 2月10日(土) 関西国際大学
第28回研究会 3月18日(日) 西宮プレラホール会議室
http://www.let-kansai.org/bukai-hatsu.html
早期英語教育研究部会:
2006年度第6回研究会 3月17日(土) 大阪市立大学文化交流センター
http://www.let-kansai.org/bukai-soki.html
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☆関東支部
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学習環境研究部会:C A L L 、L L 教育システム意見交換会
第5回
日時:2007年 2月24日(土)14:30~16:30
会場:大妻女子大学(千代田キャンパス)
担当賛助会員:(株)パルデザイン( smaLL(LL))
第6回
日時:2007年3月17日(土) 14:30~16:30PM
会場:調整中
担当賛助会員:日本ビクター(株) (Well (CALL))
詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd9/index.php?id=3
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★編集後記
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暖冬で雪不足という報道を聞く機会が増えました。東京近郊にしか住んだことがないと、雪が降らなくて困ることがあるのだろうかと思ってしまいがちです。ことにこの季節、入試に関わる身としては、雪の心配がないことは有難い以外の何物でもないのですが、雪を水源として使っている地域では、雪が降らないと水不足は必須で、今年の農作物の収穫量やら質やらに大きな影響がでるのだと聞き、単純に喜んでは罰があたると思ったところです。ともかくも、勤務校の入試は明日。これから準備にでかけます。神経の擦り減るような入試業務に携る皆様、どうぞ、くれぐれもご自愛ください。
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編集担当者
【九州・沖縄支部】竹野茂(宮崎公立大学)柏木哲也(北九州市立大学)
【関西支部】名部井敏代(関西大学)佐々木顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】高橋美由紀(兵庫教育大学)伊藤隆(名古屋学院大学)
【関東支部】保崎則雄(早稲田大学) Marcel Van Amelsvoort(神奈川県立外語短期大学)
【本部広報担当】前田道代(神奈川県立外語短期大学)