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LETメールマガジン No. 22 (2006年10月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: 名ばかり編集長
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体育の日の祭日は、良いお天気に恵まれた所が多いようですが、連休を、いかがお過ごしでしたでしょうか?
LETメールマガジン第22号をお届けします。どうぞお楽しみください。
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■第22号のもくじ■
★リレートーク No. 22 山内 豊(関東支部)
★The Treasure Hunt Club No.21
★2006年度全国研究告大会報告
★おしらせ:
☆関東支部第117回(2006年度秋季)支部研究大会(再掲)
☆中部支部第68回(2006年度秋季)支部研究大会(再掲)
☆関東支部第4回特別講習会
☆デイリー・ヨミウリ / マグロウヒル・エデュケーション共催「英語教育セミナー」(再掲)
☆アルク教育社 ~eラーニング ワークショップ~
★支部ホームページ更新情報
☆関西支部
★編集後記
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★リレートーク No.22 山内 豊 (関東支部)
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「CALLやe-learningなどの開発における量と質」
東京国際大学の山内 豊です。この9月中旬に、International Conference of Spoken Language Processing(ICSLP)という国際学会が、米国ペンシルバニア州のピッツバーグで開かれました。私は、グリフィス大学と東大と東京国際大学との共同研究で開発した自動音声認識技術を使ったダイアログ型のCALL学習システムを発表しました。多くの参加者を得て、おかげさまで好評のうちに無事に終了しました。ICSLPは隔年開催で、次回は2008年9月22日から26日に、ゴールドコーストという広大なビーチで有名な豪州ブリスベンで開催されます。(http://www.interspeech2008.org/)。クイーンズランド大学、グリフィス大学、クイーンズランド工科大学がブリスベンの3大大学といわれています。
今回の国際音声言語処理学会の主催団体のメインの1つが地元のカーネギーメロン大学でした。この大学は、富豪カーネギー氏とメロン氏によって創設され、現在ではコンピュータ科学や認知心理学などの分野で世界的に有名ですので、学会の合間に訪問してみました。ピッツバーグ市内から車で15分くらいの郊外にありました。ただ、隣接する州立のピッツバーグ大学がもつ広大なキャンパスや大伽藍のような建物や壮麗なチャペルに比べると、カーネギーメロン大学のキャンパスはこぢんまりとしていて、ちょっと驚きました。食事ができるキャフェテリアのある建物も1つしかありませんでした。その味は、まさにアメリカ的でした!!
翌日、国際学会の地元の参加者に、カーネギーメロン大学は世界的に有名だが、州立のピッツバーグ大学の壮大なキャンパスに驚いたと話したところ、「大学は規模ではなく質の高さで決まる。カーネギーメロンはこの分野で世界の五指に入る」と言われました。アメリカは物量が優先する国のように思われがちですが、国際会議に出てくる米国の研究者たちは、量より質を重視している人たちも多いことがわかりました。
私自身も、CALLやe-learning開発に携わっていますが、量だけを考えるのではなく、学習や習得のプロセスを明らかにできるような、本質に迫るシステムを作っていきたいという思いを強くしました。次回は、琉球大学で様々な視点から英語教育に取り組んでおられる東矢光代先生にご登場いただきます。
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★The Treasure Hunt Club No. 21 Got a Few Minutes?
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Hello. Years ago I had a book of short, quick activities that could be used in those last few minutes of class time when the main activity finished early. I loved that book: it had lots of cute and easy-to-set-up activities for teaching and reviewing in an entertaining way. Well, recently I came across a site that offers much the same thing. It’s made by the people who make the Internet TESOL Journal and the web site ManyThings.org. It’s a large collection of fun short games and activities. The title of the page is Easy Things for Beginners but I think that more advanced students will find they are fun, too. The site is located at http://www.manythings.org/e/easy.html Take a look. I’m sure you’ll find a few activities that your students will love.
The other site I’d like to introduce this month is a site that allows you to send an e-mail to your future self. Admittedly the idea is a little simple, but I think it could be great fun. You can set the timer to send you the e-mail message a few days, or weeks, or even years in the future so you can send the message to yourself a year later or after the next week’s test? You simply type in your own e-mail address, the title of your message, and your message and press send. Of course, variations are also possible: you could send your teacher or parents a message in the future, too. The site is found at http://futureme.org/
That’s all for this month. See you next month.
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★ 2006年度全国研究大会報告
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8月に行われた2006年度全国研究大会の様子が、関西支部ホームページの第46回大会専用ページに、たくさんの写真とともに報告されております。まだご覧になっていない方は、ぜひ、以下のサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/LET2006zenkoku/index.html
今年度の全国大会を担当された関西支部の実行委員の皆様は、只今、最後の仕事となる大会報告書をまとめているところと伺っています。専用ページでご覧いただけますように、基調講演・研究発表等の報告のほか、初の学会賞受賞の報告など、様々な報告文が集まりつつあるとのことです。
文書による大会報告は、完成次第、会員の皆様には、Newsletterとしてお手元に届けられることになりますが、報告書の取りまとめ担当者のご協力により、今月号のメルマガで、大会前日に行われた「公開シンポジウム」の報告を一足早く公開させていただけることになりました。会員の皆様は、Newsletterの到着をご期待ください。
「公開シンポジウム」
第46回全国研究大会の前日に、研究大会会場の京都産業大学からさほど離れていない京都市北文化会館を会場として、三人の先生方をパネリストにお迎えし、「小中連携からみた英語教育」をテーマに、公開シンポジウムが開催され、百名を超える参加があった。箕面市立西小学校の畑田先生は、以前中学校教諭をされていた経験を踏まえて、英語活動を通して子どもたちと触れ合う中で、英語の習得よりも発達段階に合った育ちのサポートをするように心がけていると話された。京都教育大学附属京都中学校の山本先生は、ご自身の小学校派遣の経験を基に、英語に対し感覚的な小学生と意識する中学生のギャップを埋めるため、教えることから気づかせることへ発想を転換する必要があると述べられた。文京学院大学の渡邉先生は、現在多くの小中連携プロジェクトに関われている経験から、小学校の英語教育について賛否両論ある中で、特定の技能習得のためではなく、全人教育の一環として英語を取り入れる姿勢が、現場の先生にとって重要な意味を持つのではないかと発言された。その後、参加者との質疑応答が行われ、全体として、小・中の子どもの成長過程における英語のあり方
$K$D$$$F2~$a$FLd$$D>$9$h$$5!2q$H$J$C$?!#!JJ8@U!!0f
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★おしらせ
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☆ 関東支部第117回(2006年度秋季)支部研究大会
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関東支部では、第117回研究大会を下記の日程で行います。所属支部に関わらず、LET会員はどなたでも無料で参加できます。どうぞ、お誘いあわせの上、ご参加ください。
大会テーマ 「小学校からの英語教育―メディアを活用した授業―」
日時:2006年10月28日(土曜日)
会場:清泉女学院短期大学(〒381-0085 長野県長野市上野2-120-8)
プログラム案等詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd22/
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☆ 中部支部第68回(2006年度秋季)支部研究大会
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中部支部は、第68回(2006年度秋季)支部研究大会を以下の日程で行います。所属支部に関わらず、LET会員はどなたでも参加できますので、ぜひ、ご参加ください。プログラム等詳細情報は、次号でお伝えする予定です。
日時:2006年12月2日(土)10:00~17:00
会場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス(〒525-8577滋賀県草津市野路東1丁目1-1)
[JR東海道線南草津駅から近江鉄道バスで「立命館大学行き」または「立命館大学経由飛島グリーンヒル行き」にて約8分「立命館大学」下車]
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☆関東支部第4回特別講習会
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関東支部では、2006年度第4回目の特別研修会を下記の日程で行います。
今回は、元NHKディレクターの植田豊氏をお迎えします。植田氏は、1960年代から学校放送理科番組の制作に携られ、画面を手がかりに子どもが自力で学習できるよう演出に工夫をこらし、理科番組放送が、全国小学校の9割以上で継続的に利用される時代を築かれました。また、国際協力担当役員として、海外放送局の教育番組開発にも携られています。その豊富なご経験から、日ごろの授業はもとより、外国語コースウェアの開発からファカルティ・ディベロプメントまで、様々な分野で示唆に富むお話をいただけるものと思います。
この特別講演会には、会員・非会員に関わらず、どなたでも無料でご参加いただけます。お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
日時:11月11日(土)14時00分ー15時15分
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス8号館3階会議室
講師: 植田 豊 氏 (元NHK教育番組ディレクター)
講演テーマ:「メディアと教育:小学校理科の場合」
詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd3/
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☆デイリー・ヨミウリ / マグロウヒル・エデュケーション共催「英語教育セミナー」(再掲)
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LET賛助会員マグロウヒル・エデュケーションより、デイリー・ヨミウリとの共催セミナーのご連絡をいただきました。参加ご希望の方は、「参加希望会場、お名前、学校名、招待状受け取り住所(自宅か勤務先かを明記)、電話番号(確実に連絡可能な番号)」を明記の上、メールにてmhejpn@mcgraw-hill.co.jpまでご連絡ください。
日時:2006年10月28日(土)大阪 1:00 ― 4:00
2006年10月29日(日)東京 1:00 ― 4:00
場所:大阪―読売新聞大阪本社 地下1階 ギャラリーヨミウリ
東京―読売新聞東京本社 9階 大会議室
内容:「リーディング・ストラテジーの指導:深い読みへのいざない」卯城 祐司(筑波大学)
「大学におけるカリキュラム改革:その現状と未来」鳥飼 慎一郎(立教大学)
対象:大学、短大、専門学校、高校の教員および英語教育に携わっている方
参加費:無料 (先着順・要予約)
問い合わせ:03-5298-7221
【誤植のお詫び:第21号のお知らせの際、講師の卯城祐司先生のお名前に誤りがございました。深くお詫び申し上げます。】
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☆アルク教育社 ~eラーニング ワークショップ~
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LET賛助会員アルク教育社より、eラーニング ワークショップのご連絡をいただきました。学校関係者の方々を対象とし、ワークショップの参加費は無料(懇親会は有料)で開催されます。以下の3会場で開催されますので、詳細は、アルク社ホームページ(http://www.alc-education.co.jp/academic/net/workshop.html)でご確認ください。
◎福岡会場(主催:アルク教育社)
◆日時: 2006年10月21日(土) 13:00~17:00
◆会場: アルク教育社 福岡支店
◎京都会場(主催: アルク教育社)
◆日時: 2006年11月3日(金・祝) 13:00~17:00
◆会場: 同志社大学 今出川校地
◎東京会場(主催:東京工業大学 協賛:アルク教育社)
◆日時: 2006年11月19日(日) 13:00~17:30
◆会場: 東京工業大学
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★支部ホームページ情報
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9~10月の支部ホームページ更新情報をお届けします。
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☆関西支部
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『LET関西支部研究収録第11号』原稿募集:
原稿募集の情報がアップされましたので、ご確認ください。
・締め切り 10月21日(土)
・詳細は支部HPからpdfでダウンロードできます。
基礎理論研究部会:
第17回(第5次26回)研究例会
10月15日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
http://www.let-kansai.org/bukai-kiso.html
中高授業研究部会:
2006年度12月例会
12月10日(日) 京都教育大学LL教室
※11月例会は、諸般の事情により中止いたします。
http://www.let-kansai.org/bukai-jugyo.html
英語の発音教育研究部会:
第23回研究会 10月14日(土) 西宮プレラホール会議室
第24回研究会 11月5日(日) 西宮プレラホール会議室
第25回研究会 12月2日(土) 西宮プレラホール会議室
http://www.let-kansai.org/bukai-hatsu.html
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★編集後記
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メルマガは、LETの会員以外の方々にもご購読いただけますので、メルマガ専用のメーリングリストを使っています。8月時点で1432名の登録者があったと、先日お伝えしましたが、非会員の方にも購読いただいているということは、全会員のお手元に届いているわけでもないことになります。会員の皆様には、購読の有無は、ご自身でお決めいただくことになっておりましたが、先日、昨年ご入会いただきながら、メルマガの存在自体をご存知なかったという方がいることを知り、広報不足であったかと反省しているところです。本部では、会員情報管理システムを更新中とのことですので、新システムの実施後に、改めて、メルマガ広報をしたいと思っておりますが、それまでの間、もし、メルマガをご存知ない方に会われましたら、ぜひ、購読をお薦めいただければ幸いです。学会行事関連の情報も多く掲載しておりますので、月一回の情報チェックにお使いいただけることを願っております。メルマガ配信の手続きは、本部HP(http://www.j-let.org)で行えます。また、配信先メールアドレスの変更も、同様に、本部HPから可能ですので、メールアドレス変更の際は、どうぞ、お忘れなくお手続きください。よろしくお願いいたします。
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☆メルマガ用ご意見承りコーナーが本部HPに設置されました。どうぞご利用ください。
http://www.j-let.org
→「全国版メールマガジンINFO-MAG」
→「メルマガご意見フォーム」
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☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org
→ "Contents in Japanese"
→「全国版メールマガジンINFO-MAG」(ご案内)
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編集担当者
【九州・沖縄支部】竹野茂(宮崎公立大学)柏木哲也(北九州市立大学)
【関西支部】名部井敏代(関西大学)佐々木顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】高橋美由紀(兵庫教育大学)伊藤隆(名古屋学院大学)
【関東支部】保崎則雄(早稲田大学)Marcel Van Amelsvoort(神奈川県立外語短期大学)
【本部広報担当】前田道代(神奈川県立外語短期大学)
体育の日の祭日は、良いお天気に恵まれた所が多いようですが、連休を、いかがお過ごしでしたでしょうか?
LETメールマガジン第22号をお届けします。どうぞお楽しみください。
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■第22号のもくじ■
★リレートーク No. 22 山内 豊(関東支部)
★The Treasure Hunt Club No.21
★2006年度全国研究告大会報告
★おしらせ:
☆関東支部第117回(2006年度秋季)支部研究大会(再掲)
☆中部支部第68回(2006年度秋季)支部研究大会(再掲)
☆関東支部第4回特別講習会
☆デイリー・ヨミウリ / マグロウヒル・エデュケーション共催「英語教育セミナー」(再掲)
☆アルク教育社 ~eラーニング ワークショップ~
★支部ホームページ更新情報
☆関西支部
★編集後記
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★リレートーク No.22 山内 豊 (関東支部)
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「CALLやe-learningなどの開発における量と質」
東京国際大学の山内 豊です。この9月中旬に、International Conference of Spoken Language Processing(ICSLP)という国際学会が、米国ペンシルバニア州のピッツバーグで開かれました。私は、グリフィス大学と東大と東京国際大学との共同研究で開発した自動音声認識技術を使ったダイアログ型のCALL学習システムを発表しました。多くの参加者を得て、おかげさまで好評のうちに無事に終了しました。ICSLPは隔年開催で、次回は2008年9月22日から26日に、ゴールドコーストという広大なビーチで有名な豪州ブリスベンで開催されます。(http://www.interspeech2008.org/)。クイーンズランド大学、グリフィス大学、クイーンズランド工科大学がブリスベンの3大大学といわれています。
今回の国際音声言語処理学会の主催団体のメインの1つが地元のカーネギーメロン大学でした。この大学は、富豪カーネギー氏とメロン氏によって創設され、現在ではコンピュータ科学や認知心理学などの分野で世界的に有名ですので、学会の合間に訪問してみました。ピッツバーグ市内から車で15分くらいの郊外にありました。ただ、隣接する州立のピッツバーグ大学がもつ広大なキャンパスや大伽藍のような建物や壮麗なチャペルに比べると、カーネギーメロン大学のキャンパスはこぢんまりとしていて、ちょっと驚きました。食事ができるキャフェテリアのある建物も1つしかありませんでした。その味は、まさにアメリカ的でした!!
翌日、国際学会の地元の参加者に、カーネギーメロン大学は世界的に有名だが、州立のピッツバーグ大学の壮大なキャンパスに驚いたと話したところ、「大学は規模ではなく質の高さで決まる。カーネギーメロンはこの分野で世界の五指に入る」と言われました。アメリカは物量が優先する国のように思われがちですが、国際会議に出てくる米国の研究者たちは、量より質を重視している人たちも多いことがわかりました。
私自身も、CALLやe-learning開発に携わっていますが、量だけを考えるのではなく、学習や習得のプロセスを明らかにできるような、本質に迫るシステムを作っていきたいという思いを強くしました。次回は、琉球大学で様々な視点から英語教育に取り組んでおられる東矢光代先生にご登場いただきます。
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★The Treasure Hunt Club No. 21 Got a Few Minutes?
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Hello. Years ago I had a book of short, quick activities that could be used in those last few minutes of class time when the main activity finished early. I loved that book: it had lots of cute and easy-to-set-up activities for teaching and reviewing in an entertaining way. Well, recently I came across a site that offers much the same thing. It’s made by the people who make the Internet TESOL Journal and the web site ManyThings.org. It’s a large collection of fun short games and activities. The title of the page is Easy Things for Beginners but I think that more advanced students will find they are fun, too. The site is located at http://www.manythings.org/e/easy.html Take a look. I’m sure you’ll find a few activities that your students will love.
The other site I’d like to introduce this month is a site that allows you to send an e-mail to your future self. Admittedly the idea is a little simple, but I think it could be great fun. You can set the timer to send you the e-mail message a few days, or weeks, or even years in the future so you can send the message to yourself a year later or after the next week’s test? You simply type in your own e-mail address, the title of your message, and your message and press send. Of course, variations are also possible: you could send your teacher or parents a message in the future, too. The site is found at http://futureme.org/
That’s all for this month. See you next month.
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★ 2006年度全国研究大会報告
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8月に行われた2006年度全国研究大会の様子が、関西支部ホームページの第46回大会専用ページに、たくさんの写真とともに報告されております。まだご覧になっていない方は、ぜひ、以下のサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/LET2006zenkoku/index.html
今年度の全国大会を担当された関西支部の実行委員の皆様は、只今、最後の仕事となる大会報告書をまとめているところと伺っています。専用ページでご覧いただけますように、基調講演・研究発表等の報告のほか、初の学会賞受賞の報告など、様々な報告文が集まりつつあるとのことです。
文書による大会報告は、完成次第、会員の皆様には、Newsletterとしてお手元に届けられることになりますが、報告書の取りまとめ担当者のご協力により、今月号のメルマガで、大会前日に行われた「公開シンポジウム」の報告を一足早く公開させていただけることになりました。会員の皆様は、Newsletterの到着をご期待ください。
「公開シンポジウム」
第46回全国研究大会の前日に、研究大会会場の京都産業大学からさほど離れていない京都市北文化会館を会場として、三人の先生方をパネリストにお迎えし、「小中連携からみた英語教育」をテーマに、公開シンポジウムが開催され、百名を超える参加があった。箕面市立西小学校の畑田先生は、以前中学校教諭をされていた経験を踏まえて、英語活動を通して子どもたちと触れ合う中で、英語の習得よりも発達段階に合った育ちのサポートをするように心がけていると話された。京都教育大学附属京都中学校の山本先生は、ご自身の小学校派遣の経験を基に、英語に対し感覚的な小学生と意識する中学生のギャップを埋めるため、教えることから気づかせることへ発想を転換する必要があると述べられた。文京学院大学の渡邉先生は、現在多くの小中連携プロジェクトに関われている経験から、小学校の英語教育について賛否両論ある中で、特定の技能習得のためではなく、全人教育の一環として英語を取り入れる姿勢が、現場の先生にとって重要な意味を持つのではないかと発言された。その後、参加者との質疑応答が行われ、全体として、小・中の子どもの成長過程における英語のあり方
$K$D$$$F2~$a$FLd$$D>$9$h$$5!2q$H$J$C$?!#!JJ8@U!!0f
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★おしらせ
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☆ 関東支部第117回(2006年度秋季)支部研究大会
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関東支部では、第117回研究大会を下記の日程で行います。所属支部に関わらず、LET会員はどなたでも無料で参加できます。どうぞ、お誘いあわせの上、ご参加ください。
大会テーマ 「小学校からの英語教育―メディアを活用した授業―」
日時:2006年10月28日(土曜日)
会場:清泉女学院短期大学(〒381-0085 長野県長野市上野2-120-8)
プログラム案等詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd22/
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☆ 中部支部第68回(2006年度秋季)支部研究大会
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中部支部は、第68回(2006年度秋季)支部研究大会を以下の日程で行います。所属支部に関わらず、LET会員はどなたでも参加できますので、ぜひ、ご参加ください。プログラム等詳細情報は、次号でお伝えする予定です。
日時:2006年12月2日(土)10:00~17:00
会場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス(〒525-8577滋賀県草津市野路東1丁目1-1)
[JR東海道線南草津駅から近江鉄道バスで「立命館大学行き」または「立命館大学経由飛島グリーンヒル行き」にて約8分「立命館大学」下車]
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☆関東支部第4回特別講習会
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関東支部では、2006年度第4回目の特別研修会を下記の日程で行います。
今回は、元NHKディレクターの植田豊氏をお迎えします。植田氏は、1960年代から学校放送理科番組の制作に携られ、画面を手がかりに子どもが自力で学習できるよう演出に工夫をこらし、理科番組放送が、全国小学校の9割以上で継続的に利用される時代を築かれました。また、国際協力担当役員として、海外放送局の教育番組開発にも携られています。その豊富なご経験から、日ごろの授業はもとより、外国語コースウェアの開発からファカルティ・ディベロプメントまで、様々な分野で示唆に富むお話をいただけるものと思います。
この特別講演会には、会員・非会員に関わらず、どなたでも無料でご参加いただけます。お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
日時:11月11日(土)14時00分ー15時15分
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス8号館3階会議室
講師: 植田 豊 氏 (元NHK教育番組ディレクター)
講演テーマ:「メディアと教育:小学校理科の場合」
詳細情報:http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd3/
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☆デイリー・ヨミウリ / マグロウヒル・エデュケーション共催「英語教育セミナー」(再掲)
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LET賛助会員マグロウヒル・エデュケーションより、デイリー・ヨミウリとの共催セミナーのご連絡をいただきました。参加ご希望の方は、「参加希望会場、お名前、学校名、招待状受け取り住所(自宅か勤務先かを明記)、電話番号(確実に連絡可能な番号)」を明記の上、メールにてmhejpn@mcgraw-hill.co.jpまでご連絡ください。
日時:2006年10月28日(土)大阪 1:00 ― 4:00
2006年10月29日(日)東京 1:00 ― 4:00
場所:大阪―読売新聞大阪本社 地下1階 ギャラリーヨミウリ
東京―読売新聞東京本社 9階 大会議室
内容:「リーディング・ストラテジーの指導:深い読みへのいざない」卯城 祐司(筑波大学)
「大学におけるカリキュラム改革:その現状と未来」鳥飼 慎一郎(立教大学)
対象:大学、短大、専門学校、高校の教員および英語教育に携わっている方
参加費:無料 (先着順・要予約)
問い合わせ:03-5298-7221
【誤植のお詫び:第21号のお知らせの際、講師の卯城祐司先生のお名前に誤りがございました。深くお詫び申し上げます。】
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☆アルク教育社 ~eラーニング ワークショップ~
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LET賛助会員アルク教育社より、eラーニング ワークショップのご連絡をいただきました。学校関係者の方々を対象とし、ワークショップの参加費は無料(懇親会は有料)で開催されます。以下の3会場で開催されますので、詳細は、アルク社ホームページ(http://www.alc-education.co.jp/academic/net/workshop.html)でご確認ください。
◎福岡会場(主催:アルク教育社)
◆日時: 2006年10月21日(土) 13:00~17:00
◆会場: アルク教育社 福岡支店
◎京都会場(主催: アルク教育社)
◆日時: 2006年11月3日(金・祝) 13:00~17:00
◆会場: 同志社大学 今出川校地
◎東京会場(主催:東京工業大学 協賛:アルク教育社)
◆日時: 2006年11月19日(日) 13:00~17:30
◆会場: 東京工業大学
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★支部ホームページ情報
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9~10月の支部ホームページ更新情報をお届けします。
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☆関西支部
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『LET関西支部研究収録第11号』原稿募集:
原稿募集の情報がアップされましたので、ご確認ください。
・締め切り 10月21日(土)
・詳細は支部HPからpdfでダウンロードできます。
基礎理論研究部会:
第17回(第5次26回)研究例会
10月15日(日) 関西学院大学エクステンションセンター K.G.ハブスクエア大阪
http://www.let-kansai.org/bukai-kiso.html
中高授業研究部会:
2006年度12月例会
12月10日(日) 京都教育大学LL教室
※11月例会は、諸般の事情により中止いたします。
http://www.let-kansai.org/bukai-jugyo.html
英語の発音教育研究部会:
第23回研究会 10月14日(土) 西宮プレラホール会議室
第24回研究会 11月5日(日) 西宮プレラホール会議室
第25回研究会 12月2日(土) 西宮プレラホール会議室
http://www.let-kansai.org/bukai-hatsu.html
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★編集後記
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メルマガは、LETの会員以外の方々にもご購読いただけますので、メルマガ専用のメーリングリストを使っています。8月時点で1432名の登録者があったと、先日お伝えしましたが、非会員の方にも購読いただいているということは、全会員のお手元に届いているわけでもないことになります。会員の皆様には、購読の有無は、ご自身でお決めいただくことになっておりましたが、先日、昨年ご入会いただきながら、メルマガの存在自体をご存知なかったという方がいることを知り、広報不足であったかと反省しているところです。本部では、会員情報管理システムを更新中とのことですので、新システムの実施後に、改めて、メルマガ広報をしたいと思っておりますが、それまでの間、もし、メルマガをご存知ない方に会われましたら、ぜひ、購読をお薦めいただければ幸いです。学会行事関連の情報も多く掲載しておりますので、月一回の情報チェックにお使いいただけることを願っております。メルマガ配信の手続きは、本部HP(http://www.j-let.org)で行えます。また、配信先メールアドレスの変更も、同様に、本部HPから可能ですので、メールアドレス変更の際は、どうぞ、お忘れなくお手続きください。よろしくお願いいたします。
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編集担当者
【九州・沖縄支部】竹野茂(宮崎公立大学)柏木哲也(北九州市立大学)
【関西支部】名部井敏代(関西大学)佐々木顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】高橋美由紀(兵庫教育大学)伊藤隆(名古屋学院大学)
【関東支部】保崎則雄(早稲田大学)Marcel Van Amelsvoort(神奈川県立外語短期大学)
【本部広報担当】前田道代(神奈川県立外語短期大学)