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【LET blog 第179号】 (2019年12月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: つらい編集長つらい
【LET blog 第179号】
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みなさん、こんにちは。
日々寒さが厳しくなってきておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今月号の支部企画は、関西支部からの「メソドロジー研究部会の紹介」 です。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第179号のもくじ
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■ 2020年度外国語教育メディア学会第60回全国研究大会
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■ 支部企画
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□ 関西支部:メソドロジー研究部会の紹介
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■ 支部研究大会情報
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□ 中部支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ 早期英語教育研究部会 2019年度第4回例会
■ 第10次 基礎理論研究部会 第19回研究例会
□ 関東支部
■ 音声映像研究研修部会 講演会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第179号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1775#more
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【LET blog 第179号】
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■ 2020年度外国語教育メディア学会第60回全国研究大会
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大会テーマ:外国語教育におけるユニバーサルデザインの現状とニーズ
会 期:令和2年9月19日(土)~21日(月)
会 場:北九州市立大学ひびきのキャンパス
*詳細は大会ウェブサイト(https://let2020.sakura.ne.jp/)をご覧ください。
随時更新いたします。
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■ 支部企画
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□ 関西支部:メソドロジー研究部会の紹介
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メソドロジー研究部会(メソ研)では、年に3〜4回全国各地で研究会を開催しています。メソ研の特徴のひとつに、口頭発表時間の長さがあります。今年度開催された2回の研究会でも、1件の発表につき休憩まで合わせて60分が割り当てられており、発表後にはフロアを交えて活発な意見交換が行われます。そのため、特に研究内容について他の研究者から忌憚のないフィードバックを求めている方にとって絶好の発表機会となっています。
本部会は、名前が示すように研究の方法論を軸にした研究会を開催しているため、発表する研究内容には制限がありません。今年度の発表内容を振り返っても、教師による評価、バイリンガリズム、語彙習得、テキストマイニング、動機づけ、教授法など多岐にわたり、手法についても量的なものから質的ものまで幅広く紹介されています。参加要件、発表要件を特に設けていないため、メソ研の活動に興味のある方ならどなたでも参加・発表していただけるのも特徴です。発表者および研究会会場を随時募集していますので、お気軽に uranohgu.jp までご連絡ください。
2019年度はこれまでに研究会が2回開催されました。ここでその概要を紹介します。第1回目の研究会は、6月29日(土)、30日(日)に福岡大学(福岡市)にて開催されました。発表および招待講演はすべて英語で行われ、全国各地から集った研究者による熱い議論が繰り広げられました。29日には3件の口頭発表があり、質的量的両方のデータ収集および分析手法について、事例を交えた紹介および提案が行われました。招待講演は久留米大学の塩津敏彦先生に、これまで積み重ねてきた研究を基に、第二言語としての英語のリーディング能力測定に関する方法論についてお話しいただきました。また、翌30日には研究・教育に関するツールを紹介するワークショップが2件行われました。
今年度第2回目の研究会は11月2日(土)に関西大学梅田キャンパスで開催されました。1件のワークショップと3件の口頭発表が行われ、前回同様熱い議論が交わされました。冒頭のワークショップは、関西大学の水本篤先生による「Pythonを使ったテキストマイニング入門」で、私(浦野)のような Python にまったく触ったことのなかった者でも簡単なデータ分析を実際に行うことができるようになりました。続く3件の口頭発表では、高専生の動機づけ、教授法(アプローチ)の優劣を実証的に比較することの難しさ、大規模縦断データを用いた学習者の能力の推移について興味深い報告がありました。
メソ研の研究会情報および論集は、以下のウェブサイトにて公開されています。過去のすべての研究会情報や、論集に収録された全論文の PDF 版が閲覧可能です。どうぞご利用ください。
http://mizumot.com/methodology/
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■ 支部研究大会情報
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□ 中部支部
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第94回(2019年度秋季)中部支部研究大会
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日 時:2019年12月14日(土)9:30-17:00
会 場:静岡大学 浜松キャンパス
〒432-8011浜松市中区城北3-5-1
研究大会実行委員長 宮崎 佳典 (静岡大学)
実行副委員長 大瀧 綾乃 (静岡大学)
主 催:外国語教育メディア学会(LET)中部支部
後 援:静岡大学情報学部
静岡県教育委員会・浜松市教育委員会(申請中)
講 演
講 師: 石井 雄隆(千葉大学)
演 題:「オープンサイエンス時代の外国語教育研究」
ランチョンセミナー
・リアリーイングリッシュ株式会社
・一般社団法人 Global8
・株式会社アルク
・株式会社教育測定研究所
シンポジウム
司 会: 白畑 知彦(静岡大学)
シンポジスト:近藤 隆子(静岡県立大学)
小川 睦美(日本大学)
須田 孝司(静岡県立大学)
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 早期英語教育研究部会 2019年度第4回例会
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日 時: 2019年12月21日(土)13:00~17:30
場 所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
(大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
内 容:早期英語教育に関する概論書の輪読および研究発表
1.文献輪読
Teaching Young Language Learners
Annamaria Pinter (2017): Oxford University Press
輪読担当:
□ Chapter 7: Teaching vocabulary and grammar
担当:桜井智也先生(Von Boyage 代表 )
□ Chapter 8: Learning to lea
担当:高橋幸子先生(姫路大学)
2. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市立大学)
※2019年度の研究会予定につきましては
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=36
をご覧ください。
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■ 第10次 基礎理論研究部会 第19回研究例会(2019年度公開招待講演)
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(For information in English, please check the link below:
(https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/)
日 時:2020年 1月 26日(日)(13:30受付開始)
会 場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス
【所 在 地】〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階
【アクセス】http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/index.html
講 師:原田 康也 先生(早稲田大学)
講演題目:「言語理論研究と英語教育担当は両立するのか?」
概 要:
言語研究者と英語教育担当者という二つの立場をどのように調整するか苦慮し、困難を感ずる若手研究者も多いように見受けられる。両者をいったん別物と割り切り、言語理論の研究は学部外・学外の共同研究者と進めながら、学部においては英語教育担当者としての教育実践を続ける中で、英語教育の現場である教室にある学習者の発話と作文を言語理論的知見から分析するという考え方に到達した経緯を紹介する。
時 間:14:00-16:40 (開場 13:30)
プログラム:
14:15- 講演 第1部
法学部英語担当教員による言語理論研究への試行錯誤:早稲田大学語学教育研究所廃止までの経緯
15:10- 休憩
15:20- 講演 第2部
英語担当教員は日本人大学生の学習者言語と言語学習をどのように理解しているのか:自律的相互学習を越えて
16:15- 質疑応答
◇参加費: LET会員・学生*(無料)・非会員 (500 円) *要学生証提示
◇講演会:事前参加登録不要(定員70名)
◇懇親会:事前参加登録が必要です
*席に限りがありますため、どうぞお早めにお申し込みください。
下記ウェブサイトからお申し込みください。(先着20名;事前受付締切 1/12)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfGVSiAEW5MVWF6_nEWnxI5S0IMcGtlmbYHOxKml3Ry6m0CBw/viewform
多くの方のご参加をお待ちしております!
※今後の例会予定につきましては
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=36
をご覧ください。
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□ 関東支部
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■ 音声映像研究研修部会 講演会
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日 時:2020年1月28日(火)18:30-20:30
場 所:プレスセンタービル(内幸町・日比谷図書館の向かい)9階大会議場
(http://www.presscenter.co.jp/access.html)
講演題目:「外国人との日本語コミュニケーション―日本語音声教育の観点から―」
講 師:大久保雅子(東京大学教養学部非常勤講師)
概 要:
現在、日本では様々な場所で外国人と接する機会が増えています。2019年に外国人受け入れ拡大に向けて出入国管理法が改正され、今後、さらに外国人と接する機会が急増することが予想されます。一方、外国人の発音上の問題点により、日本語コミュニケーションに支障をきたすケースも増えており、音声教育の需要が高まっています。しかし、日本語母語話者であっても音声を意識化することは少ないため、発音を教えることは難しいと言われています。本研究会では、日本語教育の現状を概観すると共に、現場で発生している母語別の発音上の問題点をご紹介いたします。外国人の発音上の問題点を正しく理解することで、より円滑なコミュニケーションが可能となります。
尚、今回は新東京勉強会との共同企画となるため予約および会場費2000円が必要となります。2010年1月14日までに「中田ひとみ:hitominakata5 gmail.com」までご一報下さい。
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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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棒茄子即蒸発...。
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□LET blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆更新案内のお知らせ停止・アドレス変更は、以下 URL にてお願いいたします。
http://www.j-let.org/→「LET メールマガジン」
→「ご案内」
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LET blog 委員会
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田 將揮(畿央大学)
神谷 健一(大阪工業大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
筒井 英一郎(北九州市立大学)
【LET blog 編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)
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みなさん、こんにちは。
日々寒さが厳しくなってきておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今月号の支部企画は、関西支部からの「メソドロジー研究部会の紹介」 です。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第179号のもくじ
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■ 2020年度外国語教育メディア学会第60回全国研究大会
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■ 支部企画
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□ 関西支部:メソドロジー研究部会の紹介
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■ 支部研究大会情報
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□ 中部支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ 早期英語教育研究部会 2019年度第4回例会
■ 第10次 基礎理論研究部会 第19回研究例会
□ 関東支部
■ 音声映像研究研修部会 講演会
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■ 支部からのその他のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第179号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1775#more
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【LET blog 第179号】
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■ 2020年度外国語教育メディア学会第60回全国研究大会
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大会テーマ:外国語教育におけるユニバーサルデザインの現状とニーズ
会 期:令和2年9月19日(土)~21日(月)
会 場:北九州市立大学ひびきのキャンパス
*詳細は大会ウェブサイト(https://let2020.sakura.ne.jp/)をご覧ください。
随時更新いたします。
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■ 支部企画
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□ 関西支部:メソドロジー研究部会の紹介
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メソドロジー研究部会(メソ研)では、年に3〜4回全国各地で研究会を開催しています。メソ研の特徴のひとつに、口頭発表時間の長さがあります。今年度開催された2回の研究会でも、1件の発表につき休憩まで合わせて60分が割り当てられており、発表後にはフロアを交えて活発な意見交換が行われます。そのため、特に研究内容について他の研究者から忌憚のないフィードバックを求めている方にとって絶好の発表機会となっています。
本部会は、名前が示すように研究の方法論を軸にした研究会を開催しているため、発表する研究内容には制限がありません。今年度の発表内容を振り返っても、教師による評価、バイリンガリズム、語彙習得、テキストマイニング、動機づけ、教授法など多岐にわたり、手法についても量的なものから質的ものまで幅広く紹介されています。参加要件、発表要件を特に設けていないため、メソ研の活動に興味のある方ならどなたでも参加・発表していただけるのも特徴です。発表者および研究会会場を随時募集していますので、お気軽に urano
2019年度はこれまでに研究会が2回開催されました。ここでその概要を紹介します。第1回目の研究会は、6月29日(土)、30日(日)に福岡大学(福岡市)にて開催されました。発表および招待講演はすべて英語で行われ、全国各地から集った研究者による熱い議論が繰り広げられました。29日には3件の口頭発表があり、質的量的両方のデータ収集および分析手法について、事例を交えた紹介および提案が行われました。招待講演は久留米大学の塩津敏彦先生に、これまで積み重ねてきた研究を基に、第二言語としての英語のリーディング能力測定に関する方法論についてお話しいただきました。また、翌30日には研究・教育に関するツールを紹介するワークショップが2件行われました。
今年度第2回目の研究会は11月2日(土)に関西大学梅田キャンパスで開催されました。1件のワークショップと3件の口頭発表が行われ、前回同様熱い議論が交わされました。冒頭のワークショップは、関西大学の水本篤先生による「Pythonを使ったテキストマイニング入門」で、私(浦野)のような Python にまったく触ったことのなかった者でも簡単なデータ分析を実際に行うことができるようになりました。続く3件の口頭発表では、高専生の動機づけ、教授法(アプローチ)の優劣を実証的に比較することの難しさ、大規模縦断データを用いた学習者の能力の推移について興味深い報告がありました。
メソ研の研究会情報および論集は、以下のウェブサイトにて公開されています。過去のすべての研究会情報や、論集に収録された全論文の PDF 版が閲覧可能です。どうぞご利用ください。
http://mizumot.com/methodology/
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■ 支部研究大会情報
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□ 中部支部
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第94回(2019年度秋季)中部支部研究大会
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日 時:2019年12月14日(土)9:30-17:00
会 場:静岡大学 浜松キャンパス
〒432-8011浜松市中区城北3-5-1
研究大会実行委員長 宮崎 佳典 (静岡大学)
実行副委員長 大瀧 綾乃 (静岡大学)
主 催:外国語教育メディア学会(LET)中部支部
後 援:静岡大学情報学部
静岡県教育委員会・浜松市教育委員会(申請中)
講 演
講 師: 石井 雄隆(千葉大学)
演 題:「オープンサイエンス時代の外国語教育研究」
ランチョンセミナー
・リアリーイングリッシュ株式会社
・一般社団法人 Global8
・株式会社アルク
・株式会社教育測定研究所
シンポジウム
司 会: 白畑 知彦(静岡大学)
シンポジスト:近藤 隆子(静岡県立大学)
小川 睦美(日本大学)
須田 孝司(静岡県立大学)
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 早期英語教育研究部会 2019年度第4回例会
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日 時: 2019年12月21日(土)13:00~17:30
場 所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
(大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
内 容:早期英語教育に関する概論書の輪読および研究発表
1.文献輪読
Teaching Young Language Learners
Annamaria Pinter (2017): Oxford University Press
輪読担当:
□ Chapter 7: Teaching vocabulary and grammar
担当:桜井智也先生(Von Boyage 代表 )
□ Chapter 8: Learning to lea
担当:高橋幸子先生(姫路大学)
2. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市立大学)
※2019年度の研究会予定につきましては
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=36
をご覧ください。
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■ 第10次 基礎理論研究部会 第19回研究例会(2019年度公開招待講演)
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(For information in English, please check the link below:
(https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/)
日 時:2020年 1月 26日(日)(13:30受付開始)
会 場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス
【所 在 地】〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階
【アクセス】http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/index.html
講 師:原田 康也 先生(早稲田大学)
講演題目:「言語理論研究と英語教育担当は両立するのか?」
概 要:
言語研究者と英語教育担当者という二つの立場をどのように調整するか苦慮し、困難を感ずる若手研究者も多いように見受けられる。両者をいったん別物と割り切り、言語理論の研究は学部外・学外の共同研究者と進めながら、学部においては英語教育担当者としての教育実践を続ける中で、英語教育の現場である教室にある学習者の発話と作文を言語理論的知見から分析するという考え方に到達した経緯を紹介する。
時 間:14:00-16:40 (開場 13:30)
プログラム:
14:15- 講演 第1部
法学部英語担当教員による言語理論研究への試行錯誤:早稲田大学語学教育研究所廃止までの経緯
15:10- 休憩
15:20- 講演 第2部
英語担当教員は日本人大学生の学習者言語と言語学習をどのように理解しているのか:自律的相互学習を越えて
16:15- 質疑応答
◇参加費: LET会員・学生*(無料)・非会員 (500 円) *要学生証提示
◇講演会:事前参加登録不要(定員70名)
◇懇親会:事前参加登録が必要です
*席に限りがありますため、どうぞお早めにお申し込みください。
下記ウェブサイトからお申し込みください。(先着20名;事前受付締切 1/12)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfGVSiAEW5MVWF6_nEWnxI5S0IMcGtlmbYHOxKml3Ry6m0CBw/viewform
多くの方のご参加をお待ちしております!
※今後の例会予定につきましては
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=36
をご覧ください。
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□ 関東支部
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■ 音声映像研究研修部会 講演会
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日 時:2020年1月28日(火)18:30-20:30
場 所:プレスセンタービル(内幸町・日比谷図書館の向かい)9階大会議場
(http://www.presscenter.co.jp/access.html)
講演題目:「外国人との日本語コミュニケーション―日本語音声教育の観点から―」
講 師:大久保雅子(東京大学教養学部非常勤講師)
概 要:
現在、日本では様々な場所で外国人と接する機会が増えています。2019年に外国人受け入れ拡大に向けて出入国管理法が改正され、今後、さらに外国人と接する機会が急増することが予想されます。一方、外国人の発音上の問題点により、日本語コミュニケーションに支障をきたすケースも増えており、音声教育の需要が高まっています。しかし、日本語母語話者であっても音声を意識化することは少ないため、発音を教えることは難しいと言われています。本研究会では、日本語教育の現状を概観すると共に、現場で発生している母語別の発音上の問題点をご紹介いたします。外国人の発音上の問題点を正しく理解することで、より円滑なコミュニケーションが可能となります。
尚、今回は新東京勉強会との共同企画となるため予約および会場費2000円が必要となります。2010年1月14日までに「中田ひとみ:hitominakata5
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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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棒茄子即蒸発...。
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【関東支部】
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森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田 將揮(畿央大学)
神谷 健一(大阪工業大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
筒井 英一郎(北九州市立大学)
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阪上 辰也 (広島大学)