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LETメールマガジン No. 46 (2008年11月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
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米国大統領選挙で、民主党候補のバラク・オバマ上院議員が圧勝し、米国
史上初の黒人大統領が誕生することになりました。世界的な金融危機の中
大きな時代のうねりを感じるこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今月号の支部企画では、関西支部に支部研究部会の一つである「大学授業
研究部会」を紹介していただいております。また、Treasure Hunt では、最新
の 「chatterbot」 が紹介されています。お楽しみ下さい。
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■第46号のもくじ■

★支部企画コーナー No. 13 関西支部

★The Treasure Hunt Club No. 40

★お知らせ
☆支部研究大会・研究会情報
・関西支部
・中部支部

☆全国研究大会情報

☆支部ホームページ更新情報
・関西支部

★編集後記


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★支部企画コーナー No. 13 関西支部
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☆支部研究部会紹介: 「大学授業研究部会」
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支部企画コーナーですが、関西支部は研究部会のご紹介といった内容で進め
させていただく予定です。関西支部には支部メンバーの研究支援のために
研究部会がたてられています。支部サイトを見ると「マルチメディア&インター
ネット研究部会」「基礎理論研究部会」「中高授業研究部会」「大学授業研究部
会」「英語の発音教育研究部会」、そして「早期英語教育研究部会」という6つ
の部会があります。今回の企画を機に、それぞれの部会の皆さんに活動内容
等について紹介いただきたいと考えました。支部の方でも「これまで特に気に
したことがなかった」、「興味はあったが足を運ぶ勇気(?)がなかった」 と
いった方、あるいは他支部の方にも興味深く読んでいただけるものになればと
思っています。 各支部の詳細な活動内容、研究部会の日程に関しては、関西
支部HPをご覧ください。

さて、第一弾はメルマガ委員(山本)が部会長を担当しています「大学授業研究
部会」で始めさせていただきます。原稿執筆にあたって支部サイトで部会の歴史
をチェックしてみましたら、第1回部会は2004年5月29日に開催されていました。
既に4年以上の歴史があるわけです。それ以来、20回ほどのミーティング(研究
会)を行ってきました。当初は、東淳一先生(流通科学大学)が部会長を務めて
いらっしゃったのですが、今年度から新体制に移行しています。ここ2年ほどは
年に4回の研究部会開催をノルマに考えています。これまではほとんど流通科学
大学で開催してきましたが、これは他の多くの部会が京阪神をベースにしている
ため、少し西寄りにも拠点があれば、という若手の思いで選ばれたものです。
逆に言うと、京阪神からの交通の便はあまりいいとは言えないところもあって、
新規の参加者はいつでも大歓迎です。

活動の大きな目的は「大学教員を中心的な対象として、その研究・教育・事務
活動に有効なもの・技術等について紹介、深化を図る」というものです。2007年
度以降のプログラムは以下のようなものです(ご担当いただいた先生方のお名
前のみ外させていただきました)。

2007年度第1回:
・「学校英語教育でのマルチメディア教材の利用~認知理論の枠組みを応用し
 て~」
・「音読を活かす活動の工夫」
・「ESP教材はインターネットから無料で入手しよう」
・「音読実践&グループワーク」

2007年度第2回:
・「和訳先渡しを効果的に行うための授業デザイン」
・「シンクロリーディングを導入したリーディング指導とその効果(中間
発表)」
・「Phrase Reading Worksheetと聴取・音読練習の連携の工夫」
・「今使うMacintoshプラットホーム」
・「授業と評価の連携」

2007年度第3回:
・「『HOMEWORKの10の原則』」とその活用:語彙指導編」
・「定性データ分析ソフト:MAXQDA 2007の紹介」
・「TMTOWTDI: Excelの便利な関数紹介」
・「外国語教育におけるビジュアル教材再考: CLTがもたらした幻想と教育
 メディアの深刻な誤用」

2007年度第4回:
・「留学生の異文化接触―グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析」
・「日本人英語学習者のメンタルレキシコンにおける基本語と派生語の関係に
ついての考察」
・「PAC分析ーその理論と手法について」
・文献整理方法の紹介: 「Endnoteを使った文献整理の紹介」・「RefWorksを
使った文献整理の紹介」・「Macintoshユーザーのための文献整理の紹介」

2008年度第1回:
・温故知新: 「Shattuck-Hufnagel, S. & Turk, A. E. (1996)を題材に」
・「日本人の英語発音の実態:通じる発音の為の指導法」
・「TBLT:Create the Classroom Settings for Negotiation of Meaning」
・「CALL教室から音声を持ち帰るには―大学生の音声再生機器実態調査を
もとに―」

2008年度第2回(LET関西支部と共催):
・特別講演会: 「Teaching as it Changes Due to New Technology」

こう見ると講演あり、実践報告あり、研究発表あり、ワークショップありと、
実に興味深いラインナップになっているものだと自画自賛気味に思います。
いかがでしょう。

開催予定等、部会の詳細については http://daigakujugyo.blog113.fc2.com/
からご確認いただけます。次回の研究部会は2009年1月10日(土)を予定して
います。ちょっと先ですが、是非多くの方にご参加いただけたらと思います。

報告: 山本 勝巳 (関西福祉大学)

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★ The Treasure Hunt Club
No. 40 Bots. Getting better all the time
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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The first time I heard the term "bot", it was used to describe the
non-playable characters in video games. Recently, however, there is
a new type of bot that is becoming more and more common -- the
chatterbot. A chatterbot is an artificial intelligence-driven character
you can "talk" to or chat with using your computer. There are now a
surprising number of these you can introduce to your learners, many
of which are free. They are safe and harmless and fun to push to the
linguistic limits. Most of the chatterbots require Flash plug-ins. Many
chatterbots only allow text-based chat but the ones below are all
speaking chatterbots with voices that are fairly natural.

First, is a language teacher named Nick. He'll talk to you after you
choose from a list of topics.
http://www.verbotsonline.com/VerbotsOnlineWeb/webclient/vo.aspx?botcode=m2b19rtwkggw

There's also Lauren. She speaks with a British accent and there are no
set topics. But her answers may confuse students sometimes.
http://lauren.vhost.pandorabots.com/pandora/talk?botid=f6d4afd83e34564d

If you would like to pay for the services of a chatterbot to embed in
your own blog or school site, you can hire the services of Dave for a
single payment. http://www.alicebot.org/dave.html

For learners who would like to create their own talking avatar to place
on their blogs, there's Voki. In a few minutes you can create an
avatar, type in what you would like it to say, and then choose the
accent you want. It's not interactive, but it's a lot of fun.
http://www.voki.com/

That's it for this month. See you next time.

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★お知らせ
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☆支部研究大会・研究会情報
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☆関西支部
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★2008年度秋季研究大会
関西支部2008年度秋季研究大会は無事に終了いたしました。
多数のご参加をいただき,ありがとうございました。

★早期英語教育研究部会 2008年度第4回研究会
日時: 12月20日 (土) 13:30 ~ 17:30
場所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室(駅前第2ビル6階)
( http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/ )
http://let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=42

★英語の発音教育研究部会 第35回研究会
日時: 2008年12月21日(日) 13:00 ~ 17:00
場所: 西宮プレラ5F会議室
http://let-kansai.org/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=41

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☆中部支部
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★2008年度秋期支部研究大会
日時: 11月29日(土)
会場: 名古屋学院大学名古屋キャンパス

最新情報は支部ウェブサイトをご覧下さい。

★小学校英語教育研究部会 第45回例会
日時: 2008年11月16日(日)午前10:00-12:00
会場: 名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎6階606会議室
内容:
[研究発表1] 「『電子黒板』による教材開発」 柳 善和 (名古屋学院大学)・
未定(内田洋行)
[研究発表2] 「電子黒板教材を interactive に使うために」 高橋 美由紀
(愛知教育大学)
[文献を読もう] 「Pinter. (2006) Teaching Young Language Learners. の
第5章」 高橋 美由紀 (愛知教育大学)
http://let.intl.chubu.ac.jp/modules/wordpress/

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☆全国研究大会情報
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☆2009年度LET全国研究大会
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日時: 2009年8月4日(火) ~ 8月6日(木)
会場: 流通科学大学(兵庫県神戸市西区) http://www.umds.ac.jp/
大会タイトル: 『外国語教育のパラダイム:認知、脳、社会文化の
    統合に向けて』
内容: 講演者3名による基調講演 (8/5, 8/6予定)
    ワークショップ 9件 (8/4予定)
    研究発表・実践報告 計64件 (8/5, 8/6予定)
ポスターセッション 約20件 (8/5, 8/6予定)
公募シンポジウム(100分)4件 (8/6予定)

大会での発表(口頭発表(研究発表・実践報告)・ポスターセッション・公募
シンポジウム)をご希望の方は、 http://www.let-kansai.org/2009/ より
条件を確認の上、 お申し込みください。

発表申し込み受付期間は2008年11月17日(月)から2009年2月15日(日)
23:59までとなっております。

それぞれの募集概要は以下の通りです。
-口頭発表(研究発表・実践報告): 発表時間20分・質疑応答10分の予定
です。(8/5, 8/6予定)

-ポスターセッション: 口頭発表よりも長い説明時間(50分)を予定していま
す。 より多くの参加者と意見交換等行ないたい方はこちらをお選びくださ
い。(8/5,8/6予定)

-公募シンポジウム: 100分の時間枠で一つのテーマを掘り下げるグループ
発表形式です。テーマ・発表形態に制限はありません。(8/6予定)

いずれの部門の発表もメディアの利用・SLA・応用言語学一般・音声学・英語
教育学一般・英語以外の外国語教育学・学習者要因・コーパス・言語政策・
心理言語学・ESP等幅広いテーマで受け付けます(ここに述べたもの以外の
テーマでも受け付けます)。ただし、いずれの発表も未発表のものに限ります。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

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★支部ホームページ更新情報
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☆関西支部
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先般、LET関西支部ではオンラインでの更なるサービス向上を目指すべく、
サーバを移転し支部HPを一新いたしました。なお、サーバ移転後も関西
支部のHPアドレス(http://www.let-kansai.org/ )に変更はございません。
ぜひ一度アクセスをお願いいたします。

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★編集後記
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オバマ氏が掲げた「変革」は、どのように日本に波及するのでしょうか。
このところの教育現場は改革疲れで大変ですけど、やはり新たな改革
の波が、英語教育にも押し寄せてくることでしょう。LETの活動は多岐
にわたり、組織も進化していますが、更なる研究の深化が求められて
いくことでしょう。いよいよ11月17日(月)から、来年度の全国研究大会
発表申し込みの受付が始まります。新たなLETの展開が楽しみです。
では、次号もどうぞよろしくお願いします。

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☆ご意見承りコーナーに、ぜひご投稿ください。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「メルマガご意見フォーム」

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☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「ご案内」

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LETメルマガ委員
【関東支部】 下島 義容(拓殖大学) 若有 保彦(秋田大学)
【関西支部】 山本 勝巳(関西福祉大学) 佐々木 顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】 高橋 美由紀(愛知教育大学) 伊藤 隆(名古屋学院大学)
【九州・沖縄支部】 竹野 茂(宮崎公立大学) 長嶺 寿宣(熊本県立大学)

編集責任者
【本部メールマガジン】 島谷 浩(熊本大学)
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