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【LETメールマガジン 第90号】 (2012年07月11日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: 名ばかり編集長
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■2012年7月10日配信□■□■□■□■□■□■□■
【LETメールマガジン 第90号】
___/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸し暑い日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょ
うか? 今月号の支部企画は現場からのレポートです。Treasure
Hunt も大変興味深いです。それではお楽しみ下さい。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 第90号のもくじ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ No. 55 支部企画 中部支部
━━━━━━━━━━━━━━━
「平成24年度から使用の中学校新英語教科書を使ってみて」
犬塚章夫(愛知県刈谷市立小垣江小学校)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ The Treasure Hunt Club No. 83
━━━━━━━━━━━━━━━
June 2012 Treasure Hunt
Curating
Marcel Van Amelsvoort
神奈川県立国際言語文化アカデミア
Kanagawa Prefectural Institute of Language and
Learning By Yourself
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 支部研究部会情報
□ 関西支部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ お知らせ
□ 外国語教育メディア学会 (LET) 第52回全国研究大会
WS参加受付開始
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今月の「お,これ,便利かも!?」
ATND
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 研究員・研究者・教員公募
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記
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■□■2012年7月10日配信□■□■□■□■□■□■□■
【LETメールマガジン 第90号】
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■ No. 55 支部企画 中部支部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「平成24年度から使用の中学校新英語教科書を使ってみて」
犬塚章夫(愛知県刈谷市立小垣江小学校)
本年度から中学校で新学習指導要領が完全実施となっている。
それに伴い当然,新英語教科書を使うことになる。授業時数が
週3時間から週4時間に増え、それに伴い教える文法事項は
増えないものの、単語数が増えている。したがって教科書の
ページ数、英文数、単語数が増加している。授業時数が増える
ことで、基礎基本を繰り返し学習し定着がはかれる。コミュニケー
ション活動を充実させることができると期待をしていた。では、
実際に新教科書を使った授業が始まってどうなったのか、現場の中
学校教員に聞いてみた。以下の文章は、その引用である。
ーーーー以下,引用ーーーーーーー
教科書の構成自体はそれほど変わっていないのだが、
1ページあたりの単語や英文の量が増えている。
「1時間で1ページ」というペースで授業をすすめたい場合、
なかなかうまくいかない。 たとえば、(T社の教科書)Book 2
の Unit 3 の Reading for Communication の2ページに、
新出単語は16語。文章を構成する23文の中には息の長い文も
たくさんあり、定着を図ろうとすると難しい。3時間かけて
2ページを指導するペースが現状である。1ページあたりの単語
や英文の量は同じにして、ページ数を増やした方が、時間数増に
対応しやすく、単元も柔軟に計画できるのにと考えてしまう。
しかし、今回の改訂は「教科書を教える」という呪縛から
私たちが解き放たれるよいチャンスでもあるかもしれない。
導入から単語の練習、意味の把握に音読練習というパターンに
しがみついていては、指導要領改訂で目指すべき指導のあり方に
せまることができない。先ほどの2ページでは、
「あなたがウェブページに書き込みをするなら、Spring に
どんなアドバイスをしますか」という課題を与えると、
生徒たちは自然と3人の書き込みを自力で読み始め、
今ある英語の力でアドバイスを英語で書き始めた。
「教科書で教える」ように、先輩教師から教わってきたが、
今回の改訂を機に、私も成長する時期だと考える。
ーーーーーーーー以上、引用終わりーーーーーーーー
新教科書は、期待していた授業にそのままでは向かない
ようである。今までの授業パターンに固執していたのでは
使いにくさだけが全面にでてくる。この中学校教員が言って
いるように、発想の転換が必要なのかもしれない。
教科書に出ているから単語を教える。基礎が大事と、単語
だけを無意味に暗記させ、テストで書けるように綴りを
練習させる。教科書本文を音読させる。文法の説明をする。
意味を訳させて、それで終わり、問題集で練習を行う。
そんな授業がから脱却したい。教科書の1つの単元を10時間
くらいでオリジナル単元に再構成し、最終活動として
リアルなコミュニケーション活動を想定し、それができる
ように練習をさせ、英文を覚えさせ、生きた言葉として
使う場面をいくつも体験させていく。そんな構想を今、
教員がもって授業づくりに取り組まないといけないのだろう。
来年度からは、高校でも新学習指導要領下の授業が始まる。
小学校外国語活動を経験した子どもたちを、中学校が育て
高校に送り込める、そんな気持ちで授業に臨みたいものだ。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ The Treasure Hunt Club No. 83
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
July 2012 Treasure Hunt
Marcel Van Amelsvoort
神奈川県立国際言語文化アカデミア
Kanagawa Prefectural Institute of Language and
Learning By Yourself
July 2012 Treasure Hunt
Learning By Yourself
In a few weeks, most teachers will finish classes. If you
haven't yet made plans for the summer, this month's column
is especially for you. In the past, I've introduced lots of
places where teachers (and very proficient learners) can go
on the web to learn something and use English at the same
time. By now, everyone is familiar with at least some free
options for online learning. Recently, however, the number
and quality of online courses and self-access learning
materials have improved greatly. If you haven't done so
lately, it's time to take another look―especially if you
have a little time this summer to try out some of these
materials yourself.
First up is the Khan Academy, a site that has really begun
to grow and become impressive recently. The Khan Academy is
a not-for-profit initiative that is trying to provide
quality education that is accessible to all. The site
features hundreds of video-based lessons now. There are
especially a lot of math and science lessons and the quality
is often excellent. The art history section is also not bad,
but other humanities lessons are few in number. Hopefully
that will change as the site continues to grow.
http://www.khanacademy.org/
But maybe you would like something more structured. Well,
the good people at Open Culture, an online resource listing
free culture and educational content on the web, have
published a list of 500 free online courses from top
universities. This is a wonderful list and a fantastic
resource. Art, film, architecture, business, psychology,
chemistry, geography, history, linguistics, literature,
music and philosophy, and more―all organized by topic with
the name of the school and teacher and link for the course
content. Some are just on YouTube, but some have video,
audio (through iTunes U) and websites, with a complete suite
of materials and resources.
http://www.openculture.com/freeonlinecourses
The sites suggested above are great for content learning. If
you would like to have a system that can manage your
learning while you watch videos (with vocabulary
explanations or translations), then you might want to give
Study Stream (studystre.am) a try. With this service, you
watch the videos you want and the system helps you to learn
from them. It looks like a nice resource that our students
can also use to learn from songs or short videos, too. You
need to register with an e-mail address (or you can link to
your Facebook or Twitter account). The system then helps you
with translations and vocabulary explanations that can make
authentic songs and video content accessible for learners.
http://studystre.am/
That's all for this month. See you next time.
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 支部研究部会情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 関西支部
━━━━━━━━━━━━━━━
■ 早期英語教育部会 2012年度第2回研究会
日時: 2012年7月14日(土) 13:00~17:00
場所: 弁天町市民学習センター第2研修室
( http://www.osakademanabu.com/bentencho/room/ )
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78
■ 中学高校授業研究部会 2012年度7月例会
日時: 2012年7月14日(日) 13:30~17:00
場所: 京都教育大学 CALL教室(1号館B棟4階)
(アクセスはhttp://www.kyokyo-u.ac.jp/から)
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=75
■ 基礎理論研究部会 2012年度第3回研究例会
日時: 2012年7月21日(土) 13:30~16:30
場所: 芦屋市民センター(芦屋市民会館101室)
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□外国語教育メディア学会 (LET) 第52回全国研究大会
WS参加受付開始
━━━━━━━━━━━━━━━
全国大会ワークショップの申し込みが開始されています。今年度は
会場棟が計画停電に含まれる可能性があるため,その時間帯を避け
て午前中早い時間からの開催となりますが,奮ってお申し込みをお
願いいたします。
ワークショップ - 外国語教育メディア学会第52回全国研究大会
http://goo.gl/OOqqJ
大会プログラム(冊子体)は近日中にLET会員の皆さまのお手元に配
送されます。さらに今回,新たな試みとして作成しました一枚もの
のプログラム(概要版)も公式サイトで配布しております。
大会スケジュール - 外国語教育メディア学会第52回全国研究大会
http://goo.gl/sEihs
では,大会会場でお目にかかれますことを。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 機関誌投稿申込受付開始!
━━━━━━━━━━━━━━━
機関誌投稿申込受付が開始されました。
機関誌に論文を投稿するためには、8月末までの投稿申込が必要で
す。お早めに!!!
http://www.j-let.org/?a=251
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今月の「お,これ,便利かも!?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ATND
http://atnd.org/
イベント開催支援サービス
イベントの告知、出欠管理だけでなく、最近は、参加者集金もでき
るようになりました。お、これ、便利!
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 研究員・研究者・教員公募
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
公募情報を以下のサイトにまとめました。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=9&blogid=1
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
結局、iPhone 5は発表されず、秋には、という噂。
機関誌投稿申込が受付されました。今年度から新しいシステムを学
会システムに実装しました。みなさまの申込をお待ちしております。
最近、自発的な勉強会やワークショップが、異業種の有志の手で各
地で開催されるようになりました。なかには広島の人が主催なのに
北海道で開催とか。こうしたはみ出し企画が今後もっと増えてくる
といいですね。
─────────────────────────
□メルマガ・バックナンバーは、LETメールマガジン・アー
カイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
─────────────────────────
☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いい
たします。
http://www.j-let.org/→「LETメールマガジン」
→「ご案内」
─────────────────────────
─────
LETメルマガ委員
【関東支部】
下島 義容(拓殖大学) 若有 保彦(秋田大学)
【中部支部】
小栗成子(中部大学) 犬塚 章夫(愛知県刈谷市立小垣
江小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学) 佐々木 顕彦(関西学院
中学部)
【九州・沖縄支部】
田口 純(筑紫女学園大学) 古村 由美子(九州大学)
編集責任者
【本部メールマガジン】 住 政二郎 (流通科学大学)
■□■2012年7月10日配信□■□■□■□■□■□■□■
【LETメールマガジン 第90号】
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蒸し暑い日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょ
うか? 今月号の支部企画は現場からのレポートです。Treasure
Hunt も大変興味深いです。それではお楽しみ下さい。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 第90号のもくじ
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■ No. 55 支部企画 中部支部
━━━━━━━━━━━━━━━
「平成24年度から使用の中学校新英語教科書を使ってみて」
犬塚章夫(愛知県刈谷市立小垣江小学校)
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■ The Treasure Hunt Club No. 83
━━━━━━━━━━━━━━━
June 2012 Treasure Hunt
Curating
Marcel Van Amelsvoort
神奈川県立国際言語文化アカデミア
Kanagawa Prefectural Institute of Language and
Learning By Yourself
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■ 支部研究部会情報
□ 関西支部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ お知らせ
□ 外国語教育メディア学会 (LET) 第52回全国研究大会
WS参加受付開始
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■ 今月の「お,これ,便利かも!?」
ATND
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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■□■2012年7月10日配信□■□■□■□■□■□■□■
【LETメールマガジン 第90号】
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■ No. 55 支部企画 中部支部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「平成24年度から使用の中学校新英語教科書を使ってみて」
犬塚章夫(愛知県刈谷市立小垣江小学校)
本年度から中学校で新学習指導要領が完全実施となっている。
それに伴い当然,新英語教科書を使うことになる。授業時数が
週3時間から週4時間に増え、それに伴い教える文法事項は
増えないものの、単語数が増えている。したがって教科書の
ページ数、英文数、単語数が増加している。授業時数が増える
ことで、基礎基本を繰り返し学習し定着がはかれる。コミュニケー
ション活動を充実させることができると期待をしていた。では、
実際に新教科書を使った授業が始まってどうなったのか、現場の中
学校教員に聞いてみた。以下の文章は、その引用である。
ーーーー以下,引用ーーーーーーー
教科書の構成自体はそれほど変わっていないのだが、
1ページあたりの単語や英文の量が増えている。
「1時間で1ページ」というペースで授業をすすめたい場合、
なかなかうまくいかない。 たとえば、(T社の教科書)Book 2
の Unit 3 の Reading for Communication の2ページに、
新出単語は16語。文章を構成する23文の中には息の長い文も
たくさんあり、定着を図ろうとすると難しい。3時間かけて
2ページを指導するペースが現状である。1ページあたりの単語
や英文の量は同じにして、ページ数を増やした方が、時間数増に
対応しやすく、単元も柔軟に計画できるのにと考えてしまう。
しかし、今回の改訂は「教科書を教える」という呪縛から
私たちが解き放たれるよいチャンスでもあるかもしれない。
導入から単語の練習、意味の把握に音読練習というパターンに
しがみついていては、指導要領改訂で目指すべき指導のあり方に
せまることができない。先ほどの2ページでは、
「あなたがウェブページに書き込みをするなら、Spring に
どんなアドバイスをしますか」という課題を与えると、
生徒たちは自然と3人の書き込みを自力で読み始め、
今ある英語の力でアドバイスを英語で書き始めた。
「教科書で教える」ように、先輩教師から教わってきたが、
今回の改訂を機に、私も成長する時期だと考える。
ーーーーーーーー以上、引用終わりーーーーーーーー
新教科書は、期待していた授業にそのままでは向かない
ようである。今までの授業パターンに固執していたのでは
使いにくさだけが全面にでてくる。この中学校教員が言って
いるように、発想の転換が必要なのかもしれない。
教科書に出ているから単語を教える。基礎が大事と、単語
だけを無意味に暗記させ、テストで書けるように綴りを
練習させる。教科書本文を音読させる。文法の説明をする。
意味を訳させて、それで終わり、問題集で練習を行う。
そんな授業がから脱却したい。教科書の1つの単元を10時間
くらいでオリジナル単元に再構成し、最終活動として
リアルなコミュニケーション活動を想定し、それができる
ように練習をさせ、英文を覚えさせ、生きた言葉として
使う場面をいくつも体験させていく。そんな構想を今、
教員がもって授業づくりに取り組まないといけないのだろう。
来年度からは、高校でも新学習指導要領下の授業が始まる。
小学校外国語活動を経験した子どもたちを、中学校が育て
高校に送り込める、そんな気持ちで授業に臨みたいものだ。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ The Treasure Hunt Club No. 83
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July 2012 Treasure Hunt
Marcel Van Amelsvoort
神奈川県立国際言語文化アカデミア
Kanagawa Prefectural Institute of Language and
Learning By Yourself
July 2012 Treasure Hunt
Learning By Yourself
In a few weeks, most teachers will finish classes. If you
haven't yet made plans for the summer, this month's column
is especially for you. In the past, I've introduced lots of
places where teachers (and very proficient learners) can go
on the web to learn something and use English at the same
time. By now, everyone is familiar with at least some free
options for online learning. Recently, however, the number
and quality of online courses and self-access learning
materials have improved greatly. If you haven't done so
lately, it's time to take another look―especially if you
have a little time this summer to try out some of these
materials yourself.
First up is the Khan Academy, a site that has really begun
to grow and become impressive recently. The Khan Academy is
a not-for-profit initiative that is trying to provide
quality education that is accessible to all. The site
features hundreds of video-based lessons now. There are
especially a lot of math and science lessons and the quality
is often excellent. The art history section is also not bad,
but other humanities lessons are few in number. Hopefully
that will change as the site continues to grow.
http://www.khanacademy.org/
But maybe you would like something more structured. Well,
the good people at Open Culture, an online resource listing
free culture and educational content on the web, have
published a list of 500 free online courses from top
universities. This is a wonderful list and a fantastic
resource. Art, film, architecture, business, psychology,
chemistry, geography, history, linguistics, literature,
music and philosophy, and more―all organized by topic with
the name of the school and teacher and link for the course
content. Some are just on YouTube, but some have video,
audio (through iTunes U) and websites, with a complete suite
of materials and resources.
http://www.openculture.com/freeonlinecourses
The sites suggested above are great for content learning. If
you would like to have a system that can manage your
learning while you watch videos (with vocabulary
explanations or translations), then you might want to give
Study Stream (studystre.am) a try. With this service, you
watch the videos you want and the system helps you to learn
from them. It looks like a nice resource that our students
can also use to learn from songs or short videos, too. You
need to register with an e-mail address (or you can link to
your Facebook or Twitter account). The system then helps you
with translations and vocabulary explanations that can make
authentic songs and video content accessible for learners.
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 早期英語教育部会 2012年度第2回研究会
日時: 2012年7月14日(土) 13:00~17:00
場所: 弁天町市民学習センター第2研修室
( http://www.osakademanabu.com/bentencho/room/ )
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78
■ 中学高校授業研究部会 2012年度7月例会
日時: 2012年7月14日(日) 13:30~17:00
場所: 京都教育大学 CALL教室(1号館B棟4階)
(アクセスはhttp://www.kyokyo-u.ac.jp/から)
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=75
■ 基礎理論研究部会 2012年度第3回研究例会
日時: 2012年7月21日(土) 13:30~16:30
場所: 芦屋市民センター(芦屋市民会館101室)
詳細は支部研究部会のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74
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■ お知らせ
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□外国語教育メディア学会 (LET) 第52回全国研究大会
WS参加受付開始
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全国大会ワークショップの申し込みが開始されています。今年度は
会場棟が計画停電に含まれる可能性があるため,その時間帯を避け
て午前中早い時間からの開催となりますが,奮ってお申し込みをお
願いいたします。
ワークショップ - 外国語教育メディア学会第52回全国研究大会
http://goo.gl/OOqqJ
大会プログラム(冊子体)は近日中にLET会員の皆さまのお手元に配
送されます。さらに今回,新たな試みとして作成しました一枚もの
のプログラム(概要版)も公式サイトで配布しております。
大会スケジュール - 外国語教育メディア学会第52回全国研究大会
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では,大会会場でお目にかかれますことを。
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□ 機関誌投稿申込受付開始!
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機関誌投稿申込受付が開始されました。
機関誌に論文を投稿するためには、8月末までの投稿申込が必要で
す。お早めに!!!
http://www.j-let.org/?a=251
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■ 今月の「お,これ,便利かも!?」
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ATND
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イベント開催支援サービス
イベントの告知、出欠管理だけでなく、最近は、参加者集金もでき
るようになりました。お、これ、便利!
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■ 研究員・研究者・教員公募
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公募情報を以下のサイトにまとめました。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=9&blogid=1
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■編集後記
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結局、iPhone 5は発表されず、秋には、という噂。
機関誌投稿申込が受付されました。今年度から新しいシステムを学
会システムに実装しました。みなさまの申込をお待ちしております。
最近、自発的な勉強会やワークショップが、異業種の有志の手で各
地で開催されるようになりました。なかには広島の人が主催なのに
北海道で開催とか。こうしたはみ出し企画が今後もっと増えてくる
といいですね。
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□メルマガ・バックナンバーは、LETメールマガジン・アー
カイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いい
たします。
http://www.j-let.org/→「LETメールマガジン」
→「ご案内」
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LETメルマガ委員
【関東支部】
下島 義容(拓殖大学) 若有 保彦(秋田大学)
【中部支部】
小栗成子(中部大学) 犬塚 章夫(愛知県刈谷市立小垣
江小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学) 佐々木 顕彦(関西学院
中学部)
【九州・沖縄支部】
田口 純(筑紫女学園大学) 古村 由美子(九州大学)
編集責任者
【本部メールマガジン】 住 政二郎 (流通科学大学)