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【LET blog 第145号】 (2017年02月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: つらい編集長つらい
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みなさん、こんにちは。
寒さが厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
年度末に向けて、なにかと重なる時期ですが、体調を崩されませんようご自愛ください。
来年度の全国研究大会のウェブサイトが開設され、発表募集を受付中です。
今月末が締切となっております。応募はお早めにどうぞ。
https://www.let2017.net/modules/xpwiki/
今月号の支部企画は、関東支部からの「ICT機器とデジタル教材を使った小学校の複言語教育」です。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第145号のもくじ
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■ 支部企画
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□ 関東支部:ICT機器とデジタル教材を使った小学校の複言語教育
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ メソドロジー研究部会 第4回研究会
■ 電子語学教材開発研究部会 第20回研究会
■ 第9次基礎理論研究部会 第7回研究例会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第145号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1741#more
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【LET blog 第145号】
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■ 支部企画
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□ 関東支部 ICT機器とデジタル教材を使った小学校の複言語教育(カリタス小学校 寺井千景)
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川崎市登戸にあるカリタス小学校は、カナダ・ケベック州の修道院が母体であるため、英語フランス語の複言語教育を行っている。それをサポートするのが少人数授業と ICT 機器である。今年度は、「学校と家庭を ICT でつなぐ複言語教育の充実」というテーマでパナソニック教育財団の一般研究助成を受けている。
英語では使用しているデジタル教科書(English in Action ぼーぐなん社)が、3OS(Windows, Andoid, iOS)対応になり、有料ではあるが、家庭でもタブレットや PC を使った予習復習が可能となった。おかげで家庭でも音を聞いて練習してくる児童が増えている。一方フランス語は、本校独自教材(La méthode verbo-tonale Gladich-Caritas)を撮影し、授業中の様子も含めて10本の動画として Apple 社の教育サイト iTunes-U に、カリタス小学校「低学年のフランス語」と題して公開した。毎日一定のアクセスがあるだけでなく、海外からのアクセスもあり、教材を公開することの意義を感じている。
電子黒板は外国語授業に不可欠な教具で、校内には13台の SMART Board(カナダ製、世界シェア No.1)が配置されている。付属のソフト Notebook で、動画や音が貼り付けられる、手でタッチして文字やイラストが動かせる、スライドの追加も簡単にできる、保存も簡単など機能が満載で思い通りの教材が作れるので、助かっている。
2012年秋に購入した Fujitsu Windows 版タブレットが40台あるが、古くなり決して快適に使える状況ではない。それでも、児童は各ページ、文、単語、イラストに埋め込まれた音を何度も聞いて発音練習している。また、何度も聞きたくなるようなゲーム的要素があちこちに組み込まれているので、飽きずにタブレットを触っている。
ICT 機器もデジタル教材も一通り揃ったものの、一斉授業と個別学習のバランスをどう取るか、教師の役割は、児童に話す・書くのより生産的な力をどうつけるかなど、限られた授業時間で最大の効果を出すためにまだまだ研究すべきことは多い。
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
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■ 第46回支部研究大会
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第46回支部研究大会を2017年6月3日、佐賀大学において開催予定です。
なお、発表申し込み及び大会の詳細については、支部ウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-let-ko.org/htdocs/
期 日:2017年6月3日(土)
会 場:佐賀大学 本庄キャンパス
大会テーマ:『思考力の高まりを目指した外国語教育の在り方について ー小中高大接続に寄与する言語活動の検討ー』
講 演:門田修平先生(関西学院大学)
ワークショップ:「読むことの領域における思考力の高まりを目指した英語学習の在り方」
講 師:日吉敬子先生 (佐賀県教育センター 研修課 短期研修担当 課長)
シンポジウム:
吉田明寛先生 (佐賀県吉野ヶ里町立三田川小学校 英語教育推進リーダー 教諭)
日吉敬子先生 (佐賀県教育センター 研修課 短期研修担当 課長)
相島倫子先生 (佐賀県教育センター 情報課 情報教育担当 指導主事)
コーディネーター 林裕子先生(佐賀大学)
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ メソドロジー研究部会 第4回研究会
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以下の日程で2016年度第4回研究会を開催します。
日時:2017年2月18日(土)13:00-17:00 / 19日(日)13:00-16:30
場所:西南学院大学 西南コミュニティーセンター
詳細(プログラム等)は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://mizumot.com/methodology/index.php/meeting/archives/24
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■ 電子語学教材開発研究部会 第20回研究会
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※本研究会はどなたでもお気軽にご参加いただけます!
※Keynote がインストールされた Mac または iPad をご持参ください。
※講座を聴くだけでよいという方は何も持たずにお越し下さい。
日時:2017年2月19日(日)午後16:00〜18:00
場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス A棟 1F Room 1
内容:「教材にデザインを:基礎から学ぶ Keynote」
Apple 社のスライド作成アプリ「Keynote」は高いデザイン性と自由度により多くの愛用ユーザを有しています。
しかしながら普段 Microsoft 社の PowerPoint を使っている方にはとっつきにくい点があるのも事実です。
この研究会では、Keynote の基本的な使い方を学び、デザイン性を備えたスライドや教材の作成ができるようになることを目指します。
1. 教材にデザインが求められる時代:木村修平<立命館大学生命科学部 准教授>)
2. Keynote 活用講座(講師:家長大輔氏<一般社団法人リコネクトテレビジョン>)
18:00-:懇親会(ガーデンテラスライオン 立命館いばらきフューチャープラザ店)
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=141
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/313975562331117/
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■ 第9次基礎理論研究部会 第7回研究例会
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日時:2017年 2月 26日(日) 13:30-16:30
場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス(K.G.ハブスクエア大阪)14階 1405教室
内容:
1.輪読
Barcroft, J. (2015). Lexical input processing and vocabulary learning. Amsterdam: John Benjamins Publishing Company.
Chapter 10 Effects of increased and spaced exposure (pp. 125-132)
担当:杉浦 香織先生(立命館大学)
2.研究発表
中学校におけるCLIL 的授業の実践
担当:板垣 静香先生(関西学院大学)
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74
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■ 支部からのその他のお知らせ
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□ 関東支部
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■ 2016年度第1回LET関東支部語彙学習・指導研究研修部会報告
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日時:2017年1月21日土曜日 15:30-17:30
場所:早稲田大学14号館4階401教室
立命館大学 教授 塩見佳代子先生による講演
「TED Talks およびTEDx Talksに見られる語彙表現と字幕について」
講演が1時間ほど行われた後、質疑応答が行われました。講演の主な点は次のとおりでした。
1. TEDの派生形態TEDxがますます増えており、さまざまな言語による字幕が付いてYoutubeなどで視聴できるTEDxも増えている
2. 塩見先生はTEDxKyotoにてスピーカーコーチをしており、プレゼンターとのやりとりを経て準備原稿、本番でのスピーチ、その後の字幕作成といった作業の概要が示された
3. TED Talksの動画を使って、学習者に学ばせる活動例が紹介された
TEDx Talksのスピーチ本番の雰囲気、日英の字幕作りといった点についてお話を聞けたことは貴重な体験でした。参加者は13名で、とても和やかな雰囲気でした。
(文責:山口高領)
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■ 第2回LET関東支部リサーチ・デザイン研究研修部会 報告
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12月27日に第2回関東支部リサーチ・デザイン研究研修部会が開催され、モナシュ大学教育学部の齋藤英介先生に「実践から学ぶ―研究が立ち上がるとき」と題してご講演頂きました。先生はリサーチを、教室内で発見した「なぜ」に端を発したテーマを量的、質的(あるいは両方)分析を通して構造化する作業であると定義し、そのプロセスを先生の東南アジアや日本の公立学校での授業改革の例を用いて具体的に示されました。特に先生は学生の声に耳を傾けること、「役に立つ」という研究目的について慎重になるべきことを強調されていたことが印象に残りました。(文責 佐藤 健)
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□ 関西支部
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■ 2017年度 春季研究大会 発表募集のお知らせ
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2017年度春季研究大会は、2017年6月10日(土)に近畿大学(東大阪キャンパス)で開催されます。
つきましては、研究発表・実践報告・教材開発・Classroom Tips の募集を行います。
締切は2017年3月25日(土)正午です。みなさま、どうぞふるってご応募ください。
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/
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■ 関西支部通信第53号発行のお知らせ
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関西支部通信第53号が発行されました。なお、閲覧には会員 ID とパスワードが必要です。
*会員 ID とパスワードについては「会員情報オンライン操作マニュアル」をご覧ください
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/
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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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R Bootcamp(3月7日から5日間)@幕張はおかげさまで満席となりました。
参加者のみなさまが、エ◯セ◯を捨て、R による作図をしてくれますように。。。
https://www.rbootcamp.org
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□blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆更新案内のお知らせ停止・アドレス変更は、以下 URL にてお願いいたします。
http://www.j-let.org/→「LET メールマガジン」
→「ご案内」
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LET blog 委員
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学)
山本 勝巳(流通科学大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
田上 優子(福岡女子大学)
【本部メールマガジン・編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)
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みなさん、こんにちは。
寒さが厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
年度末に向けて、なにかと重なる時期ですが、体調を崩されませんようご自愛ください。
来年度の全国研究大会のウェブサイトが開設され、発表募集を受付中です。
今月末が締切となっております。応募はお早めにどうぞ。
https://www.let2017.net/modules/xpwiki/
今月号の支部企画は、関東支部からの「ICT機器とデジタル教材を使った小学校の複言語教育」です。
それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。
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■ 第145号のもくじ
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■ 支部企画
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□ 関東支部:ICT機器とデジタル教材を使った小学校の複言語教育
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
■ メソドロジー研究部会 第4回研究会
■ 電子語学教材開発研究部会 第20回研究会
■ 第9次基礎理論研究部会 第7回研究例会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第145号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1741#more
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【LET blog 第145号】
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■ 支部企画
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□ 関東支部 ICT機器とデジタル教材を使った小学校の複言語教育(カリタス小学校 寺井千景)
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川崎市登戸にあるカリタス小学校は、カナダ・ケベック州の修道院が母体であるため、英語フランス語の複言語教育を行っている。それをサポートするのが少人数授業と ICT 機器である。今年度は、「学校と家庭を ICT でつなぐ複言語教育の充実」というテーマでパナソニック教育財団の一般研究助成を受けている。
英語では使用しているデジタル教科書(English in Action ぼーぐなん社)が、3OS(Windows, Andoid, iOS)対応になり、有料ではあるが、家庭でもタブレットや PC を使った予習復習が可能となった。おかげで家庭でも音を聞いて練習してくる児童が増えている。一方フランス語は、本校独自教材(La méthode verbo-tonale Gladich-Caritas)を撮影し、授業中の様子も含めて10本の動画として Apple 社の教育サイト iTunes-U に、カリタス小学校「低学年のフランス語」と題して公開した。毎日一定のアクセスがあるだけでなく、海外からのアクセスもあり、教材を公開することの意義を感じている。
電子黒板は外国語授業に不可欠な教具で、校内には13台の SMART Board(カナダ製、世界シェア No.1)が配置されている。付属のソフト Notebook で、動画や音が貼り付けられる、手でタッチして文字やイラストが動かせる、スライドの追加も簡単にできる、保存も簡単など機能が満載で思い通りの教材が作れるので、助かっている。
2012年秋に購入した Fujitsu Windows 版タブレットが40台あるが、古くなり決して快適に使える状況ではない。それでも、児童は各ページ、文、単語、イラストに埋め込まれた音を何度も聞いて発音練習している。また、何度も聞きたくなるようなゲーム的要素があちこちに組み込まれているので、飽きずにタブレットを触っている。
ICT 機器もデジタル教材も一通り揃ったものの、一斉授業と個別学習のバランスをどう取るか、教師の役割は、児童に話す・書くのより生産的な力をどうつけるかなど、限られた授業時間で最大の効果を出すためにまだまだ研究すべきことは多い。
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
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■ 第46回支部研究大会
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第46回支部研究大会を2017年6月3日、佐賀大学において開催予定です。
なお、発表申し込み及び大会の詳細については、支部ウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-let-ko.org/htdocs/
期 日:2017年6月3日(土)
会 場:佐賀大学 本庄キャンパス
大会テーマ:『思考力の高まりを目指した外国語教育の在り方について ー小中高大接続に寄与する言語活動の検討ー』
講 演:門田修平先生(関西学院大学)
ワークショップ:「読むことの領域における思考力の高まりを目指した英語学習の在り方」
講 師:日吉敬子先生 (佐賀県教育センター 研修課 短期研修担当 課長)
シンポジウム:
吉田明寛先生 (佐賀県吉野ヶ里町立三田川小学校 英語教育推進リーダー 教諭)
日吉敬子先生 (佐賀県教育センター 研修課 短期研修担当 課長)
相島倫子先生 (佐賀県教育センター 情報課 情報教育担当 指導主事)
コーディネーター 林裕子先生(佐賀大学)
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ メソドロジー研究部会 第4回研究会
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以下の日程で2016年度第4回研究会を開催します。
日時:2017年2月18日(土)13:00-17:00 / 19日(日)13:00-16:30
場所:西南学院大学 西南コミュニティーセンター
詳細(プログラム等)は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://mizumot.com/methodology/index.php/meeting/archives/24
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■ 電子語学教材開発研究部会 第20回研究会
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※本研究会はどなたでもお気軽にご参加いただけます!
※Keynote がインストールされた Mac または iPad をご持参ください。
※講座を聴くだけでよいという方は何も持たずにお越し下さい。
日時:2017年2月19日(日)午後16:00〜18:00
場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス A棟 1F Room 1
内容:「教材にデザインを:基礎から学ぶ Keynote」
Apple 社のスライド作成アプリ「Keynote」は高いデザイン性と自由度により多くの愛用ユーザを有しています。
しかしながら普段 Microsoft 社の PowerPoint を使っている方にはとっつきにくい点があるのも事実です。
この研究会では、Keynote の基本的な使い方を学び、デザイン性を備えたスライドや教材の作成ができるようになることを目指します。
1. 教材にデザインが求められる時代:木村修平<立命館大学生命科学部 准教授>)
2. Keynote 活用講座(講師:家長大輔氏<一般社団法人リコネクトテレビジョン>)
18:00-:懇親会(ガーデンテラスライオン 立命館いばらきフューチャープラザ店)
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=141
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/313975562331117/
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■ 第9次基礎理論研究部会 第7回研究例会
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日時:2017年 2月 26日(日) 13:30-16:30
場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス(K.G.ハブスクエア大阪)14階 1405教室
内容:
1.輪読
Barcroft, J. (2015). Lexical input processing and vocabulary learning. Amsterdam: John Benjamins Publishing Company.
Chapter 10 Effects of increased and spaced exposure (pp. 125-132)
担当:杉浦 香織先生(立命館大学)
2.研究発表
中学校におけるCLIL 的授業の実践
担当:板垣 静香先生(関西学院大学)
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74
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■ 支部からのその他のお知らせ
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□ 関東支部
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■ 2016年度第1回LET関東支部語彙学習・指導研究研修部会報告
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日時:2017年1月21日土曜日 15:30-17:30
場所:早稲田大学14号館4階401教室
立命館大学 教授 塩見佳代子先生による講演
「TED Talks およびTEDx Talksに見られる語彙表現と字幕について」
講演が1時間ほど行われた後、質疑応答が行われました。講演の主な点は次のとおりでした。
1. TEDの派生形態TEDxがますます増えており、さまざまな言語による字幕が付いてYoutubeなどで視聴できるTEDxも増えている
2. 塩見先生はTEDxKyotoにてスピーカーコーチをしており、プレゼンターとのやりとりを経て準備原稿、本番でのスピーチ、その後の字幕作成といった作業の概要が示された
3. TED Talksの動画を使って、学習者に学ばせる活動例が紹介された
TEDx Talksのスピーチ本番の雰囲気、日英の字幕作りといった点についてお話を聞けたことは貴重な体験でした。参加者は13名で、とても和やかな雰囲気でした。
(文責:山口高領)
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■ 第2回LET関東支部リサーチ・デザイン研究研修部会 報告
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12月27日に第2回関東支部リサーチ・デザイン研究研修部会が開催され、モナシュ大学教育学部の齋藤英介先生に「実践から学ぶ―研究が立ち上がるとき」と題してご講演頂きました。先生はリサーチを、教室内で発見した「なぜ」に端を発したテーマを量的、質的(あるいは両方)分析を通して構造化する作業であると定義し、そのプロセスを先生の東南アジアや日本の公立学校での授業改革の例を用いて具体的に示されました。特に先生は学生の声に耳を傾けること、「役に立つ」という研究目的について慎重になるべきことを強調されていたことが印象に残りました。(文責 佐藤 健)
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□ 関西支部
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■ 2017年度 春季研究大会 発表募集のお知らせ
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2017年度春季研究大会は、2017年6月10日(土)に近畿大学(東大阪キャンパス)で開催されます。
つきましては、研究発表・実践報告・教材開発・Classroom Tips の募集を行います。
締切は2017年3月25日(土)正午です。みなさま、どうぞふるってご応募ください。
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/
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■ 関西支部通信第53号発行のお知らせ
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関西支部通信第53号が発行されました。なお、閲覧には会員 ID とパスワードが必要です。
*会員 ID とパスワードについては「会員情報オンライン操作マニュアル」をご覧ください
詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/
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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6
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■ 編集後記
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R Bootcamp(3月7日から5日間)@幕張はおかげさまで満席となりました。
参加者のみなさまが、エ◯セ◯を捨て、R による作図をしてくれますように。。。
https://www.rbootcamp.org
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□blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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☆更新案内のお知らせ停止・アドレス変更は、以下 URL にてお願いいたします。
http://www.j-let.org/→「LET メールマガジン」
→「ご案内」
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LET blog 委員
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学)
山本 勝巳(流通科学大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
田上 優子(福岡女子大学)
【本部メールマガジン・編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)