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No. 42 支部企画:関東支部 (2011年05月10日)

カテゴリー: General
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■ 支部企画コーナー No. 42 関東支部
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関東支部第126回研究大会・総会のみどころ
狩野 紀子 (拓殖大学)

関東支部第126回研究大会・総会は6月11日(土)、学習院女子大学戸山キャンパスで開催されます。学習院女子大学は、東京メトロ副都心線
「西早稲田」駅より徒歩1分、東京メトロ東西線「早稲田」駅より徒歩10分、JR「高田馬場」駅からでも15分というアクセスのよい場所にあります。学習院女子大学の開学は1998年ですが、前身である学習院女子短期大学が設立されたのは1950年、それ以来女子教育の一端を担ってきた伝統ある高等教育機関です。LETがセッションで使用させていただくのは2号館の3階と4階の教室です。2号館は設備の整った近代的な建物ですが、その中に茶室や華道室まであり、伝統ある女子大の風格を感じさせてくれます。学習院女子大学の同一敷地内にある学習院女子中・高等科には皇室の子女が通われていらっしゃいますので、警備は少々厳しくなっております。ご面倒でも入校手続きは行ってください。

本大会では、賛助会員のデモを聞きながら、ランチをいただく立食パーティーを企画しております。ランチ・パーティーは互敬会館(3号館)の教職員ホールで行います。学習院女子大学の周囲には飲食店が少なく、昼食を取りにくい環境ですから、是非パーティーにご参加ください。会費は1000円ですが、2倍以上の価値のあるお食事を用意しております。賛助会員のデモをお楽しみいただきながらランチに興じていただければ幸いです。

講演は、上智大学の和泉伸一先生と関西外国語大学の中嶋洋一先生に依頼いたしました。
ここ数年、春の支部研究大会では、インプット、特に音声のインプットに焦点を当ててプログラムを組んで参りましたが、今大会では少々視点をずらして、外国語の何をどのように教えるかを考えていきたいと思います。和泉伸一先生には「世界の外国語教育の変遷:フォーカス・オン・フォームへのシフト」というタイトルで「フォーカス・オン・フォーム」の考え方をご紹介いただきます。日本の英語教育は、文法中心の教授法から意味中心のコミュニカティブ教授法に移行し、現場の先生方はその効果とともに問題点も感じられていることと拝察いたします。この「フォーカス・オン・フォーム」という考え方は、形式・意味・機能を結びつけ、授業に新しい視点をもたらしてくれることと思います。また、中嶋洋一先生は、「フォーカス・オン・フォーム」の考え方を授業で実践されていらっしゃいます。「フォーカス・オン・フォームの授業で自律的学習者を育てる」というタイトルの講演では、映像をお使いになり、具体的な実践事例―基本文の導入、言語活動、発問など―をご紹介くださります。中嶋先生がご紹介くださる実践例は、私たちの明日の授業を変えるヒントを与えてくれることと思います。大会の最後には和泉先生と中嶋先生の対談を設けました。会場からのご質問やご意見を中心にお話を進めていただく予定ですので、是非ともご参加ください。

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