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LETメールマガジン No. 45 (2008年10月10日)
カテゴリー: LET Blog Archives
投稿者: 名ばかり編集長
___/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アメリカ発の金融危機が、世界経済に深刻な影響を与えているようですが、皆様
いかがお過ごしでしょうか。今月号の支部企画は、中部支部の担当で、小学校
英語教育研究部会の特集です。秋の学会シーズンを迎え、各支部で研究大会・
研究会が活発に開催される予定で、お知らせ満載となっています。また、来年度
の全国大会に関する最新情報もお届けしております。お楽しみ下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■第45号のもくじ■
★支部企画コーナー No. 12 中部支部
★The Treasure Hunt Club No. 39
★お知らせ
☆支部研究大会・研究会情報
・関東支部
・関西支部
・中部支部
・九州・沖縄支部
☆全国研究大会情報
☆支部ホームページ更新情報
・関西支部
★編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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★支部企画コーナー No. 12 中部支部
================□■
==========
☆支部長インタビュー
==========
小学校英語教育研究部会の部会長の高橋美由紀先生に中部支部長の柳が
インタビューしました。
(1)小学校英語教育部会の趣旨などを教えて下さい。
小学校英語教育とそれに関わるいろいろな話題を扱っています。ここ数年は
小学校英語教育に注目が集まり、特に必修化されるのかどうかとか、誰が教え
るのか、どうやって教えるのかなど、時流に乗っているかのような感じがあります
が、実際には小学校英語教育について基礎となるような理論的な研究や、実践
面でも幅広い実践をこつこつ拾っていくようなことをやっています。
(2)対象としているのはどういう人たちですか?
対象は、もちろん、小学校英語教育に理論的実践的に関心がある人たち、
また実際に小学校英語教育に関わっていている人たちです。それから小学校
英語を研究している大学院生もいます。小学校英語教育に、本当は興味が
ないのに時代の趨勢だからという理由だけで研究している人たちを見ると悲し
くなります。この研究部会は、本当に小学校英語教育が好きな人たちの集まり
です。
(3)設立のきっかけとかありますか?
1995年に学生たちと一緒に小学校英語教育の勉強会のようなものをやってい
ました。結構長く続いていたのですが、LET中部支部で研究部会をいくつか起ち
上げることになって、その時にそれまでやってきた研究会をそのままこの研究
部会に移行させました。
(4)途中で会場を移していますよね。
人が集まりやすい場所に移って、より幅広い人たちに来てもらいたかったから
です。名古屋市の中心部に中日ビルがありますが、その中にある名古屋学院
大学のさかえサテライトで長く開催していました。今年からは名古屋学院大学の
名古屋キャンパスを主な会場にして開催しています。兵庫教育大学に勤務して
いたときにも名古屋に帰って開催していました。
(5)何しろ回数を多く重ねていらっしゃいますが、これだけの回数を続けるコツは何
でしょうか?他の研究部会の運営に参考になるかもしれませんので教えて下さい。
そうですね。13年間も続けていますし、先日の9月21日の例会が第44回でした
から、回数では誰にも負けていないでしょうね。続けてきたことに、特別なコツの
ようなものはないと思いますが、毎回の会の最後に次の日程を必ず決めておく
ことと、それと同時に次の内容まで決めてしまうことでしょうか。幸い積極的に
発表者が名乗りを挙げてくれています。もちろん、小学校英語教育というテーマが、
脚光を浴びてくる時期と重なってきましたので、話題が尽きなかったということも
あるでしょう。でも、そうであったとしても「私がやらなかったら誰がやるんだ」と
いう意気込みも、今となっては大切だったと思います。小学校英語教育に光が
当たらない時から、こつこつと毎回次回の予定を決めて続けてきました。
(6)最近の例会の内容はどのようなものでしょうか?
いよいよ『学習指導要領』も発表されて、本当に小学校で英語教育が必修化され
ます。それにともなって、来年度から文部科学省が制作した『英語ノート』が5年生
と6年生の全員に配布されることになります。これは文部科学省が小学校で英語
教育を必修化するのに必要だと言った「共通教材」にあたるものです。ところが、
実際には、共通教材が配布されたとしても、具体的にどうやって年間35時間の
授業をこなしていけばいいのかについては、現場の先生方をはじめとして、まだ
まだ不安がいっぱいです。
最近の例会ではこのような現状を反映して、『英語ノート』に関する研究発表や
報告が多いですね。たぶんこれからしばらくはこのような状態が続くと思います。
ただ、現場の問題に直接の何らかの答えを提供するということも大切なのですが、
一方では理論面での地道な勉強も必要だと考えていて、毎回の例会では出来る
だけ小学校英語教育に関する基本文献を紹介するようにしています。
(7)理論と実践の両面から話題を提供しているわけですね。ちなみに、最近は
文献としては何を扱っているのですか?
今はPinterのTeaching Young Language Learners(Oxford University Press)を
少しずつ読んでいます。毎回一章ずつとか、それよりも少ないこともありますけど、
無理をせず「少しずつ」というあたりが続けるコツなのかもしれません。
(8)小学校英語教育はこれから発展が期待されますが、この研究部会はそれに
どのような貢献ができるとお考えでしょうか?
小学校英語教育が必修化されるという、本当に激動の時期ですので、ひとまず
それに対応できるような情報を提供することが一番の仕事だと思います。その
中で、明日の授業の内容を提案することと同時に、先生方が自分で明日の授業を
組み立てられるような理論的な枠組みとか、考え方のようなものをじっくりと提供し
ていきたいですね。
(9)これからの抱負などをお聞かせ下さい。
おそらく小学校英語教育は、日本の小中高大の英語教育の全体像を根本から
変えていくきっかけになると思います。今までの「英語の勉強」という先入観という
か、みんながあたりまえに考えていたことをひっくり返すのではないかと思っている
わけです。例えば、現在小学校英語教育のなかで使われているゲームとか歌とか、
そういった活動は「小学生向け」と考えられているのですが、高校生とか大学生の
授業でも少し手を加えれば使えるという報告があります。「お勉強」として考えられ
ていた英語学習が、小学校英語教育の導入によって、本来のコミュニケーション
活動を反映した、学習者の動機づけを高める学習に変化しているのだと思います。
報告者: 柳 善和 (名古屋学院大学)
============================
☆LET中部支部「小学校英語教育研究部会」第44回例会レポート
============================
2008年9月21日(日)に、名古屋市熱田区の名古屋学院大学で、第44回例会が
開催されました。日曜午前の開催にもかかわらず、中学・高等学校の先生や
大学院生、企業や教育委員会の方々など、さまざまな経歴をもつ12名の参加者
が集まりました。
1番目に、部会長の高橋美由紀先生の「新学習指導要領と『英語ノート』教材-
音声学理論に基づいた音声指導について」というご発表がありました。小学校の
新学習指導要領の要点の1つとして、英語と日本語との違いをクローズアップ
することが挙げられますが、それを歌とチャンツを使っていかに実現させるかが
説明されました。
学習指導要領解説にも、日本語の「ミルク」は3音節であるのに対して、英語の
"milk" は1音節であることが例として示されています。それを生 徒にわかって
もらうためには、音節と音符が1対1対応する歌を使うべきであるにもかかわら
ず、文科省の「英語ノート」ではそれが必ずしも守られていないという問題が指摘
されました。そして、カタカナ英語を避けるために、英語は「強さアクセント」であり
日本語は「高さアクセント」であることや、"A" はカタカナの「エー」ではないことを
生徒に気づかせる重要性が強調されました。フロアからは、「英語ノートの短所
に関する議論がなぜ文科省に吸い上げられないのか」「具体的にどんな歌が使い
やすいのか」などの質問があった。
2番目に、LET中部支部長でもある、名古屋学院大学の柳善和先生の「『新学習
指導要領解説』について」というご発表がありました。 解説には「必要以上に
細部にわたったり、形式的になったりしないようにすること」とあるのに対して「英語
ノート」には名詞の単数・複数形や冠詞の違いに関わるタスクがあること、ごく基本
的なフォニックスも扱ってはいけないようであること、第5、6学年の学習内容の区
分けが難しいことなどが、説明されました。
最後に、Pinter, A. (2006). Teaching Young Language Learners. Oxford
University Press. の第5章 Teaching listening and speaking の前半部分に
ついて、高橋美由紀先生から解説がありました。学習者がリスニングを難しいと
感じる要因や、教師 によるサポートの仕方などが取り上げられました。
次回の例会は、11月16日(日)に名古屋学院大学で開催される予定で、電子黒板
についてのデモンストレーションがある予定です。
報告者: 伊藤 隆 (名古屋学院大学)
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★The Treasure Hunt Club
No. 39 Vocabulary learning tools
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
======================□■
Hello everyone and welcome back to the Treasure Hunt. Many learners,
especially in Japan, will tell you that their two biggest problems with
a new language are listening and vocabulary. This month we'll be
looking at some tools available on the Internet to help people learn
vocabulary better and faster.
That vocabulary can be any words, phrases, or even longer units of
language that learners need to remember, but for most learners,
especially at the early stages of learning a language, it is usually
just words. Teachers know that "knowing" vocabulary involves knowing
several things: the written and spoken form, the meaning, the
grammatical behavior, the frequency, the register, and collocations and
associated language. That's a lot to know! It's also too much to fit
on a small vocabulary card or a small space in a notebook, but I think
that most teachers and learners agree that just knowing the written and
spoken form and meaning are an important first step. This is why so many
learners make vocabulary cards or notebooks consisting of long lists of
vocabulary items. The rote learning that is then applied to these lists
or cards is an important part of language learning, even though it is
not much fun.
For many years, however, computer programs have been available to help
learners with the rote learning of vocabulary, usually in the form of
flashcards for rapid presentation and self-testing. Recently, many
applications have become available for learners to either download into
their own computers or make use of via the Internet. While this type of
learning should not be the only learning students do, these computer
applications can help speed up this necessary stage of language
learning. All of the applications introduced below feature flashcards,
vocabulary organization, and a printing function so you can print out
cards to take with you.
The first site is vTrain (http://www.paul-raedle.de/vtrain/home.htm). It
needs to be downloaded and a fee is required if you want to continue
using it. It can, however, be tried for free. The main pedagogical
feature is spaced repetition that allows for more successful
memorization. The program will help you to organize your vocabulary to
prioritize the vocabulary or arrange it by difficulty. You can also add
voice and share files with other learners.
TeachMaster (http://www.teachmaster.de/cms/1-1-Home.html) will help you
"chew" your vocabulary better. It is a freeware application that needs
to be downloaded. It allows users a choice of five different learning
(presentation) modes.
ProVoc (http://www.arizona-software.ch/provoc/) is a Mac-only
application that does many of the things that TeachMaster does, but also
allows users to load the vocabulary into an iPod, or share it with
others via the Internet.
And finally, Quizlet (http://quizlet.com/). Quizlet tries to combine the
rote learning by flashcards with the power of the social web. It is an
Internet-based application that allows anyone to make and share lists of
vocabulary. This can be very useful in supporting classroom learning. In
my classes, I ask different groups of students to make a quizz each week
and bring the URL to class to share with everyone. This involves all the
learners and reduces the workload of the instructor. Registration
required.
That's all for this month. See you next month.
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★お知らせ
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☆支部研究大会・研究会情報
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☆関東支部
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★第121回支部研究大会
日時: 10月18日(土) 9:40 ~ 17:30 (受付 9:20 ~)
会場: 関東学院大学関内メディアセンター
(横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC)8F)
http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/modules/media7/
大会テーマ:「効果的な音声指導」
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd0/
======
☆関西支部
======
★2008年度秋季研究大会
日時: 10月11日(土) 10:00 ~ 17:50 (受付 9:30 ~)
会場: 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス(KPC)
内容: 研究発表・実践報告・講演・ワークショップ
[講演] 「英語教育におけるプロフィシエンシーとは?」
根岸 雅史先生 (東京外国語大学)
[ワークショップ]
1.「小学校英語活動の校内研修の進め方~高学年の英語活動を中心に~」
阿部 始子先生 (福岡女学院大学・非常勤)
2. 「統計的検定と効果量(入門編)」 水本 篤先生 (流通科学大学)
3. 「スピーキング評価基準の共有」 今井 裕之先生 (兵庫教育大学)
4. 「はじめての音声分析」 山本 勝巳先生 (関西福祉大学)
大会参加費: LET会員の方は所属支部を問わず無料です。非会員の方は
当日会費2,000円(学生証提示を提示していただくと1,000円)を受付でお支
払いください。なお、支部大会当日にご入会いただくことも可能です。
詳細については http://www.let-kansai.org/ をご覧下さい。
★大学授業研究部会 2008年度第2回研究部会
Hermann Maurer氏特別講演会(関西支部との共催)
タイトル: Teaching as it Changes Due to New Technology
日時: 10月28日(火) 18:00 ~ 20:00
会場: 流通科学大学 6301教室
会費: LET会員は無料、非会員は500円
http://www.let-kansai.org/bukai-daigaku.html
★早期英語教育研究部会 2008年度第4回研究会
日時: 12月20日 (土) 13:30 ~ 17:30
会場: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室(駅前第2ビル6階)
( http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/ )
http://www.let-kansai.org/bukai-soki.html
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☆中部支部
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★2008年度秋期支部研究大会
日時: 11月29日(土)
会場: 名古屋学院大学名古屋キャンパス
研究発表申し込みは、締め切らせていただきました。多数のご応募を有難う
ございました。
★小学校英語教育研究部会 第45回例会
日時: 2008年11月16日(日)午前10:00-12:00
会場: 名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎6階606会議室
内容:
[研究発表1] 「『電子黒板』による教材開発」 柳 善和 (名古屋学院大学)・
未定(内田洋行)
[研究発表2] 「電子黒板教材を interactive に使うために」 高橋 美由紀
(愛知教育大学)
[文献を読もう] 「Pinter. (2006) Teaching Young Language Learners. の第5章」
高橋 美由紀 (愛知教育大学)
http://let.intl.chubu.ac.jp/modules/wordpress/
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☆九州・沖縄支部
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★2008年度秋季学術講演会(JACET九州・沖縄支部との共催)
日時: 11月8日(土) 午後3時~4時30分
会場: 西南学院大学1号館202教室
講師: 今村 洋美 (中部大学教授)
高木 亜希子 (大阪教育大学准教授)
演題: 「教員免許更新制と今後の課題―英語現職教員対象全国調査結果に
基づいて―」
参加費: 無料
http://www.j-let.org/kyushu-okinawa/
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☆全国研究大会情報
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★2009年度LET全国研究大会
日時: 2009年8月4日(火) ~ 8月6日(木)
会場: 流通科学大学(兵庫県神戸市西区) http://www.umds.ac.jp/
大会テーマ: 『外国語教育のパラダイム: 認知、脳、社会文化の統合に向けて』
内容: 講演者3名による基調講演(8/5, 8/6予定)・ワークショップ 9件(8/4
予定)・研究発表・実践報告 計64件(8/5, 8/6予定)・ポスターセッション
約20件(8/5, 8/6予定)・公募シンポジウム(100分)4件(8/6予定)
[基調講演]
・Ellen Bialystok (York University, Canada)
【専門研究分野】 子供の認知発達における二ヶ国語使用の影響や、メタ言語
知識と第二言語習得の研究。その他に、子供の読み書き能力の習得の研究など
も行っている。6冊の専門書と100本以上の論文をこれまでに発表している。
・西口 光一 (大阪大学 留学生センター)
【専門研究分野】 母語話者と非母語話者のインターアクションの研究、社会
文化論的観点から見た日本語教育の実践の研究。著書に『文化と歴史の中の
学習と学習者』(2005年 凡人社)などがある。
・酒井 邦嘉 (東京大学 大学院総合文化研究科)
【専門研究分野】 自然言語の文法性や普遍性・生得性といった高次脳機能を
明らかにするための研究をfMRI (functional magnetic resonance imaging)
などを用いて行っている。著書に『言語の脳科学』『科学者という仕事』
(ともに中公新書)などがある。
発表、公募シンポジウムなどの申し込みは、2009年度LET全国大会ホーム
ページ(近日開設)にて、2008年11月17日(月)から2009年2月15日(日)まで
受付予定です。
今後、全国大会2009の情報はLET関西支部HPでアップしていきますので
乞うご期待!
──────────────
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★支部ホームページ更新情報
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☆関西支部
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★この度、LET関西支部ではオンラインでの更なるサービス向上を目指すべく、
サーバを移転し支部HPを一新することになりました。つきましては、以下の期間
支部HPを一時閉鎖させていただきます。
10月11日(土) 22:00 ~ 10月18日(土) 22:00
(作業終了次第速やかに再開予定)
なお、サーバ移転後も関西支部のHPアドレス(http://www.let-kansai.org/ )に
変更はございません。皆様にはご不便をおかけすることになりますが、どうぞ
ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします。
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★編集後記
====□■
今月の中部支部の「支部企画」では、柳支部長自らがインタビュアーとなり
小学校英語教育研究部会を紹介していただきました。意気込みを感じさせ
る二部構成で仕上げていただきました。Treasure Hunt では、語彙指導に
役立つツールが紹介されています。ぜひご活用ください。では、次号も
どうぞよろしくお願いします。
───────────────────────────────────
☆ご意見承りコーナーに、ぜひご投稿ください。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「メルマガご意見フォーム」
───────────────────────────────────
☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「ご案内」
───────────────────────────────────
LETメルマガ委員
【関東支部】 下島 義容(拓殖大学) 若有 保彦(秋田大学)
【関西支部】 山本 勝巳(関西福祉大学) 佐々木 顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】 高橋 美由紀(愛知教育大学) 伊藤 隆(名古屋学院大学)
【九州・沖縄支部】 竹野 茂(宮崎公立大学) 長嶺 寿宣(熊本県立大学)
編集責任者
【本部広報担当】 島谷 浩(熊本大学)
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アメリカ発の金融危機が、世界経済に深刻な影響を与えているようですが、皆様
いかがお過ごしでしょうか。今月号の支部企画は、中部支部の担当で、小学校
英語教育研究部会の特集です。秋の学会シーズンを迎え、各支部で研究大会・
研究会が活発に開催される予定で、お知らせ満載となっています。また、来年度
の全国大会に関する最新情報もお届けしております。お楽しみ下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■第45号のもくじ■
★支部企画コーナー No. 12 中部支部
★The Treasure Hunt Club No. 39
★お知らせ
☆支部研究大会・研究会情報
・関東支部
・関西支部
・中部支部
・九州・沖縄支部
☆全国研究大会情報
☆支部ホームページ更新情報
・関西支部
★編集後記
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★支部企画コーナー No. 12 中部支部
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☆支部長インタビュー
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小学校英語教育研究部会の部会長の高橋美由紀先生に中部支部長の柳が
インタビューしました。
(1)小学校英語教育部会の趣旨などを教えて下さい。
小学校英語教育とそれに関わるいろいろな話題を扱っています。ここ数年は
小学校英語教育に注目が集まり、特に必修化されるのかどうかとか、誰が教え
るのか、どうやって教えるのかなど、時流に乗っているかのような感じがあります
が、実際には小学校英語教育について基礎となるような理論的な研究や、実践
面でも幅広い実践をこつこつ拾っていくようなことをやっています。
(2)対象としているのはどういう人たちですか?
対象は、もちろん、小学校英語教育に理論的実践的に関心がある人たち、
また実際に小学校英語教育に関わっていている人たちです。それから小学校
英語を研究している大学院生もいます。小学校英語教育に、本当は興味が
ないのに時代の趨勢だからという理由だけで研究している人たちを見ると悲し
くなります。この研究部会は、本当に小学校英語教育が好きな人たちの集まり
です。
(3)設立のきっかけとかありますか?
1995年に学生たちと一緒に小学校英語教育の勉強会のようなものをやってい
ました。結構長く続いていたのですが、LET中部支部で研究部会をいくつか起ち
上げることになって、その時にそれまでやってきた研究会をそのままこの研究
部会に移行させました。
(4)途中で会場を移していますよね。
人が集まりやすい場所に移って、より幅広い人たちに来てもらいたかったから
です。名古屋市の中心部に中日ビルがありますが、その中にある名古屋学院
大学のさかえサテライトで長く開催していました。今年からは名古屋学院大学の
名古屋キャンパスを主な会場にして開催しています。兵庫教育大学に勤務して
いたときにも名古屋に帰って開催していました。
(5)何しろ回数を多く重ねていらっしゃいますが、これだけの回数を続けるコツは何
でしょうか?他の研究部会の運営に参考になるかもしれませんので教えて下さい。
そうですね。13年間も続けていますし、先日の9月21日の例会が第44回でした
から、回数では誰にも負けていないでしょうね。続けてきたことに、特別なコツの
ようなものはないと思いますが、毎回の会の最後に次の日程を必ず決めておく
ことと、それと同時に次の内容まで決めてしまうことでしょうか。幸い積極的に
発表者が名乗りを挙げてくれています。もちろん、小学校英語教育というテーマが、
脚光を浴びてくる時期と重なってきましたので、話題が尽きなかったということも
あるでしょう。でも、そうであったとしても「私がやらなかったら誰がやるんだ」と
いう意気込みも、今となっては大切だったと思います。小学校英語教育に光が
当たらない時から、こつこつと毎回次回の予定を決めて続けてきました。
(6)最近の例会の内容はどのようなものでしょうか?
いよいよ『学習指導要領』も発表されて、本当に小学校で英語教育が必修化され
ます。それにともなって、来年度から文部科学省が制作した『英語ノート』が5年生
と6年生の全員に配布されることになります。これは文部科学省が小学校で英語
教育を必修化するのに必要だと言った「共通教材」にあたるものです。ところが、
実際には、共通教材が配布されたとしても、具体的にどうやって年間35時間の
授業をこなしていけばいいのかについては、現場の先生方をはじめとして、まだ
まだ不安がいっぱいです。
最近の例会ではこのような現状を反映して、『英語ノート』に関する研究発表や
報告が多いですね。たぶんこれからしばらくはこのような状態が続くと思います。
ただ、現場の問題に直接の何らかの答えを提供するということも大切なのですが、
一方では理論面での地道な勉強も必要だと考えていて、毎回の例会では出来る
だけ小学校英語教育に関する基本文献を紹介するようにしています。
(7)理論と実践の両面から話題を提供しているわけですね。ちなみに、最近は
文献としては何を扱っているのですか?
今はPinterのTeaching Young Language Learners(Oxford University Press)を
少しずつ読んでいます。毎回一章ずつとか、それよりも少ないこともありますけど、
無理をせず「少しずつ」というあたりが続けるコツなのかもしれません。
(8)小学校英語教育はこれから発展が期待されますが、この研究部会はそれに
どのような貢献ができるとお考えでしょうか?
小学校英語教育が必修化されるという、本当に激動の時期ですので、ひとまず
それに対応できるような情報を提供することが一番の仕事だと思います。その
中で、明日の授業の内容を提案することと同時に、先生方が自分で明日の授業を
組み立てられるような理論的な枠組みとか、考え方のようなものをじっくりと提供し
ていきたいですね。
(9)これからの抱負などをお聞かせ下さい。
おそらく小学校英語教育は、日本の小中高大の英語教育の全体像を根本から
変えていくきっかけになると思います。今までの「英語の勉強」という先入観という
か、みんながあたりまえに考えていたことをひっくり返すのではないかと思っている
わけです。例えば、現在小学校英語教育のなかで使われているゲームとか歌とか、
そういった活動は「小学生向け」と考えられているのですが、高校生とか大学生の
授業でも少し手を加えれば使えるという報告があります。「お勉強」として考えられ
ていた英語学習が、小学校英語教育の導入によって、本来のコミュニケーション
活動を反映した、学習者の動機づけを高める学習に変化しているのだと思います。
報告者: 柳 善和 (名古屋学院大学)
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☆LET中部支部「小学校英語教育研究部会」第44回例会レポート
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2008年9月21日(日)に、名古屋市熱田区の名古屋学院大学で、第44回例会が
開催されました。日曜午前の開催にもかかわらず、中学・高等学校の先生や
大学院生、企業や教育委員会の方々など、さまざまな経歴をもつ12名の参加者
が集まりました。
1番目に、部会長の高橋美由紀先生の「新学習指導要領と『英語ノート』教材-
音声学理論に基づいた音声指導について」というご発表がありました。小学校の
新学習指導要領の要点の1つとして、英語と日本語との違いをクローズアップ
することが挙げられますが、それを歌とチャンツを使っていかに実現させるかが
説明されました。
学習指導要領解説にも、日本語の「ミルク」は3音節であるのに対して、英語の
"milk" は1音節であることが例として示されています。それを生 徒にわかって
もらうためには、音節と音符が1対1対応する歌を使うべきであるにもかかわら
ず、文科省の「英語ノート」ではそれが必ずしも守られていないという問題が指摘
されました。そして、カタカナ英語を避けるために、英語は「強さアクセント」であり
日本語は「高さアクセント」であることや、"A" はカタカナの「エー」ではないことを
生徒に気づかせる重要性が強調されました。フロアからは、「英語ノートの短所
に関する議論がなぜ文科省に吸い上げられないのか」「具体的にどんな歌が使い
やすいのか」などの質問があった。
2番目に、LET中部支部長でもある、名古屋学院大学の柳善和先生の「『新学習
指導要領解説』について」というご発表がありました。 解説には「必要以上に
細部にわたったり、形式的になったりしないようにすること」とあるのに対して「英語
ノート」には名詞の単数・複数形や冠詞の違いに関わるタスクがあること、ごく基本
的なフォニックスも扱ってはいけないようであること、第5、6学年の学習内容の区
分けが難しいことなどが、説明されました。
最後に、Pinter, A. (2006). Teaching Young Language Learners. Oxford
University Press. の第5章 Teaching listening and speaking の前半部分に
ついて、高橋美由紀先生から解説がありました。学習者がリスニングを難しいと
感じる要因や、教師 によるサポートの仕方などが取り上げられました。
次回の例会は、11月16日(日)に名古屋学院大学で開催される予定で、電子黒板
についてのデモンストレーションがある予定です。
報告者: 伊藤 隆 (名古屋学院大学)
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★The Treasure Hunt Club
No. 39 Vocabulary learning tools
Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Hello everyone and welcome back to the Treasure Hunt. Many learners,
especially in Japan, will tell you that their two biggest problems with
a new language are listening and vocabulary. This month we'll be
looking at some tools available on the Internet to help people learn
vocabulary better and faster.
That vocabulary can be any words, phrases, or even longer units of
language that learners need to remember, but for most learners,
especially at the early stages of learning a language, it is usually
just words. Teachers know that "knowing" vocabulary involves knowing
several things: the written and spoken form, the meaning, the
grammatical behavior, the frequency, the register, and collocations and
associated language. That's a lot to know! It's also too much to fit
on a small vocabulary card or a small space in a notebook, but I think
that most teachers and learners agree that just knowing the written and
spoken form and meaning are an important first step. This is why so many
learners make vocabulary cards or notebooks consisting of long lists of
vocabulary items. The rote learning that is then applied to these lists
or cards is an important part of language learning, even though it is
not much fun.
For many years, however, computer programs have been available to help
learners with the rote learning of vocabulary, usually in the form of
flashcards for rapid presentation and self-testing. Recently, many
applications have become available for learners to either download into
their own computers or make use of via the Internet. While this type of
learning should not be the only learning students do, these computer
applications can help speed up this necessary stage of language
learning. All of the applications introduced below feature flashcards,
vocabulary organization, and a printing function so you can print out
cards to take with you.
The first site is vTrain (http://www.paul-raedle.de/vtrain/home.htm). It
needs to be downloaded and a fee is required if you want to continue
using it. It can, however, be tried for free. The main pedagogical
feature is spaced repetition that allows for more successful
memorization. The program will help you to organize your vocabulary to
prioritize the vocabulary or arrange it by difficulty. You can also add
voice and share files with other learners.
TeachMaster (http://www.teachmaster.de/cms/1-1-Home.html) will help you
"chew" your vocabulary better. It is a freeware application that needs
to be downloaded. It allows users a choice of five different learning
(presentation) modes.
ProVoc (http://www.arizona-software.ch/provoc/) is a Mac-only
application that does many of the things that TeachMaster does, but also
allows users to load the vocabulary into an iPod, or share it with
others via the Internet.
And finally, Quizlet (http://quizlet.com/). Quizlet tries to combine the
rote learning by flashcards with the power of the social web. It is an
Internet-based application that allows anyone to make and share lists of
vocabulary. This can be very useful in supporting classroom learning. In
my classes, I ask different groups of students to make a quizz each week
and bring the URL to class to share with everyone. This involves all the
learners and reduces the workload of the instructor. Registration
required.
That's all for this month. See you next month.
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★お知らせ
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☆支部研究大会・研究会情報
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☆関東支部
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★第121回支部研究大会
日時: 10月18日(土) 9:40 ~ 17:30 (受付 9:20 ~)
会場: 関東学院大学関内メディアセンター
(横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC)8F)
http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/modules/media7/
大会テーマ:「効果的な音声指導」
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd0/
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☆関西支部
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★2008年度秋季研究大会
日時: 10月11日(土) 10:00 ~ 17:50 (受付 9:30 ~)
会場: 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス(KPC)
内容: 研究発表・実践報告・講演・ワークショップ
[講演] 「英語教育におけるプロフィシエンシーとは?」
根岸 雅史先生 (東京外国語大学)
[ワークショップ]
1.「小学校英語活動の校内研修の進め方~高学年の英語活動を中心に~」
阿部 始子先生 (福岡女学院大学・非常勤)
2. 「統計的検定と効果量(入門編)」 水本 篤先生 (流通科学大学)
3. 「スピーキング評価基準の共有」 今井 裕之先生 (兵庫教育大学)
4. 「はじめての音声分析」 山本 勝巳先生 (関西福祉大学)
大会参加費: LET会員の方は所属支部を問わず無料です。非会員の方は
当日会費2,000円(学生証提示を提示していただくと1,000円)を受付でお支
払いください。なお、支部大会当日にご入会いただくことも可能です。
詳細については http://www.let-kansai.org/ をご覧下さい。
★大学授業研究部会 2008年度第2回研究部会
Hermann Maurer氏特別講演会(関西支部との共催)
タイトル: Teaching as it Changes Due to New Technology
日時: 10月28日(火) 18:00 ~ 20:00
会場: 流通科学大学 6301教室
会費: LET会員は無料、非会員は500円
http://www.let-kansai.org/bukai-daigaku.html
★早期英語教育研究部会 2008年度第4回研究会
日時: 12月20日 (土) 13:30 ~ 17:30
会場: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室(駅前第2ビル6階)
( http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/ )
http://www.let-kansai.org/bukai-soki.html
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☆中部支部
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★2008年度秋期支部研究大会
日時: 11月29日(土)
会場: 名古屋学院大学名古屋キャンパス
研究発表申し込みは、締め切らせていただきました。多数のご応募を有難う
ございました。
★小学校英語教育研究部会 第45回例会
日時: 2008年11月16日(日)午前10:00-12:00
会場: 名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎6階606会議室
内容:
[研究発表1] 「『電子黒板』による教材開発」 柳 善和 (名古屋学院大学)・
未定(内田洋行)
[研究発表2] 「電子黒板教材を interactive に使うために」 高橋 美由紀
(愛知教育大学)
[文献を読もう] 「Pinter. (2006) Teaching Young Language Learners. の第5章」
高橋 美由紀 (愛知教育大学)
http://let.intl.chubu.ac.jp/modules/wordpress/
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☆九州・沖縄支部
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★2008年度秋季学術講演会(JACET九州・沖縄支部との共催)
日時: 11月8日(土) 午後3時~4時30分
会場: 西南学院大学1号館202教室
講師: 今村 洋美 (中部大学教授)
高木 亜希子 (大阪教育大学准教授)
演題: 「教員免許更新制と今後の課題―英語現職教員対象全国調査結果に
基づいて―」
参加費: 無料
http://www.j-let.org/kyushu-okinawa/
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☆全国研究大会情報
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★2009年度LET全国研究大会
日時: 2009年8月4日(火) ~ 8月6日(木)
会場: 流通科学大学(兵庫県神戸市西区) http://www.umds.ac.jp/
大会テーマ: 『外国語教育のパラダイム: 認知、脳、社会文化の統合に向けて』
内容: 講演者3名による基調講演(8/5, 8/6予定)・ワークショップ 9件(8/4
予定)・研究発表・実践報告 計64件(8/5, 8/6予定)・ポスターセッション
約20件(8/5, 8/6予定)・公募シンポジウム(100分)4件(8/6予定)
[基調講演]
・Ellen Bialystok (York University, Canada)
【専門研究分野】 子供の認知発達における二ヶ国語使用の影響や、メタ言語
知識と第二言語習得の研究。その他に、子供の読み書き能力の習得の研究など
も行っている。6冊の専門書と100本以上の論文をこれまでに発表している。
・西口 光一 (大阪大学 留学生センター)
【専門研究分野】 母語話者と非母語話者のインターアクションの研究、社会
文化論的観点から見た日本語教育の実践の研究。著書に『文化と歴史の中の
学習と学習者』(2005年 凡人社)などがある。
・酒井 邦嘉 (東京大学 大学院総合文化研究科)
【専門研究分野】 自然言語の文法性や普遍性・生得性といった高次脳機能を
明らかにするための研究をfMRI (functional magnetic resonance imaging)
などを用いて行っている。著書に『言語の脳科学』『科学者という仕事』
(ともに中公新書)などがある。
発表、公募シンポジウムなどの申し込みは、2009年度LET全国大会ホーム
ページ(近日開設)にて、2008年11月17日(月)から2009年2月15日(日)まで
受付予定です。
今後、全国大会2009の情報はLET関西支部HPでアップしていきますので
乞うご期待!
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★支部ホームページ更新情報
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☆関西支部
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★この度、LET関西支部ではオンラインでの更なるサービス向上を目指すべく、
サーバを移転し支部HPを一新することになりました。つきましては、以下の期間
支部HPを一時閉鎖させていただきます。
10月11日(土) 22:00 ~ 10月18日(土) 22:00
(作業終了次第速やかに再開予定)
なお、サーバ移転後も関西支部のHPアドレス(http://www.let-kansai.org/ )に
変更はございません。皆様にはご不便をおかけすることになりますが、どうぞ
ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします。
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★編集後記
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今月の中部支部の「支部企画」では、柳支部長自らがインタビュアーとなり
小学校英語教育研究部会を紹介していただきました。意気込みを感じさせ
る二部構成で仕上げていただきました。Treasure Hunt では、語彙指導に
役立つツールが紹介されています。ぜひご活用ください。では、次号も
どうぞよろしくお願いします。
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☆ご意見承りコーナーに、ぜひご投稿ください。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「メルマガご意見フォーム」
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☆メルマガ退会・アドレス変更は、以下URLにてお願いいたします。
http://www.j-let.org/
→「LETメールマガジン」
→「ご案内」
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LETメルマガ委員
【関東支部】 下島 義容(拓殖大学) 若有 保彦(秋田大学)
【関西支部】 山本 勝巳(関西福祉大学) 佐々木 顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】 高橋 美由紀(愛知教育大学) 伊藤 隆(名古屋学院大学)
【九州・沖縄支部】 竹野 茂(宮崎公立大学) 長嶺 寿宣(熊本県立大学)
編集責任者
【本部広報担当】 島谷 浩(熊本大学)
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