森田 彰(早稲田大学)
ようやく終息の兆しが見えたかに思える新型コロナウィルス感染症ですが、現在もなお、各所にその残滓が残っています。影響を受け続ける皆さんに、改めてお見舞い申し上げます。また昨年来、過酷な国際情勢の中、苦境に直面する多くの方々には心よりの共感と連帯の意を表したく思います。さらに、刻々と変化する状況の中、教育・研究に邁進されている会員の皆さんにも敬意を表したいと思います。
さて、2023年度の全国研究大会 LET 62 は、4年振りの対面での大会となります。しかしながら、この研究大会は、単に旧に復すというものではなく、その形の上でも内容の上でも、この4年間に蓄積した様々な知見を、より良い社会、より良い教育へ結び付ける大きく、確かな一歩となるでしょう。本研究大会の大会テーマ「外国語教育と「技術革新」:変わるもの、変わらないもの」は、これまでの研究大会の継続性を保ち、LET の新たな方向性を確認するものと言えます。
4年振りの対面を中心とした全国研究大会の開催には、ある部分は手探りの、難しい判断を迫る準備が必要であったことと思います。ホスト支部の関東支部の皆さん、そしてそれをサポートする各支部の皆さんのご努力、なかでも実行委員の皆さんのご尽力に、改めて感謝いたします。また、困難な経済状況下で学会活動を支え続けてくださった賛助会員の皆さんにも、御礼申し上げます。
ここで、毎回のお願いになりますが、研究大会の成功は、会員の皆さんの積極的な大会への参加があって初めて得られるものです。今年も、多くの皆さんと大会でお会いできますよう!
On behalf of all the LET members, it is my great honor and pleasure to announce that we are going to hold the 62nd Annual Conference in person for the first time in four years. Additionally, I would like to extend my deepest thanks to the Annual Conference Steering Committee members for their conscientious and relentless efforts in the continued difficult circumstances caused by the COVID-19 pandemic. Without their efforts, it would not have been possible for the conference to be held. I would also like to invite to this international conference as many teachers, students, researchers, engineers, and staff as possible, as well as all who are interested in foreign language education and the current technological developments of educational devices and systems, especially in fields related to the application of AI. In any case, let us enjoy the conference and share information and views regarding various aspects of language education and technology!
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