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講師紹介
8月7日 <午後:講演 80min 、午後:シンポジウム 120min>
講演「日本人英語学習者のL2発信技能:学習者コーパスに基づくアジア圏国際比較の視点から」
講演者:石川慎一郎(神戸大学)
神戸大学全学基盤系教授(大学教育推進機構/国際文化学研究科/数理・データサイエンスセンター)。
神戸市出身。神戸大学文学部卒業。神戸大学大学院文学研究科/岡山大学大学院文化科学研究科修了。博士(文学)。静岡県立大学講師,広島国際大学講師,神戸大学准教授を経て現職。専門は応用言語学・コーパス言語学。主著にEnglish Corpora Under Japanese Eyes(2004),『英語コーパスと言語教育』(2008),『言語研究のための統計入門』(2010),Corpora and Language Technologies in Teaching, Learning and Research(2011),『ベーシック コーパス言語学』(2012),『日本語教育のためのコーパス調査入門』(2012),『ベーシック応用言語学』(2017)他。全国英語教育学会学会賞(2008),大学英語教育学会学術賞(2008),中部地区英語教育学会学会賞(2012),英語コーパス学会学会賞(2013)他を受賞。
シンポジウム:「大学入試改革:中等・高等教育の立場から」
パネリスト: 竹内 理 (関西大学)
関西大学外国語学部学部長・大学院外国語教育学研究科長・教授。神戸市外国語大学院修了後、同志社女子大学助手などを経て、フルブライト奨学金を得て米国モントレー国際大学院へ留学。帰国後、同志社女子大学、関西大学助教授などを経て現職。高大接続、外部4技能試験導入等に関わる文部科学省・大学入試センターの各種委員会委員も歴任。小中高の検定教科書執筆も手がける。外国語教育メディア学会前会長。博士(学校教育学)。
パネリスト: 山田泰造(高等教育局大学振興課大学入試室長
1999年入省後、文化庁、高等教育局、研究振興局、初等中等教育局を経て藤沢市教育委員会に出向、教育次長を務める。
2015年より科学技術政策局政策課国際戦略室専門官、高等教育局国立大学法人支援課国立大学戦略室長を経て2017年4月より現職。
パネリスト: 田中十督(西南学院中学校・高等学校)
中高一貫校英語教師20年目、現在高校1年生担当。大の洋楽好きが高じ、洋画や米英コメディに慣れ親しんで中高大時代を過ごす。就職後、同時通訳トレーニングとの出会いをきっかけに、北米ニュースを教材にし、同時通訳トレーニングに没頭する。そんな中、学校での受験英語一辺倒の指導に疑問を感じ、生徒たちに生の英語に触れる喜びを感じるオーガニックな語学指導を、と、模索と実践を重ね、現在に至る。All in Englishでの授業実践は5年目。ORTの実践、英英辞典の活用などを通して、4技を包括的に伸ばす指導を展開中。
司会: 溝畑保之(大阪府立鳳高等学校)
8月8日 <午前:講演1 80min 、午後:講演2 80min>
講演「センター試験「英語」を偲ぶ:統計的性質を中心に」
講演者: 荘島宏二郎(独立行政法人大学入試センター)
1976年、鎌倉市生まれ。2002年、大学入試センター助教着任。2004年、早稲田大学大学院退学。2008年、博士(工学)。専門は、心理統計学、多変量解析、教育測定法。学力を段階評価するための潜在ランク理論、非対称三角尺度法や非対称フォンミーゼス尺度法といった統計手法を開発し、またそれらを実行するためのExametrikaとAsymmetrikaを作成した。趣味は絵を描くこと。家族は妻と娘(美少女)が二人。
講演 ” Sustainability of EFL teaching: EFL教育の持続可能性”
Lecturer: Judy Noguchi(神戸学院大学名誉教授)
Judy Noguchi is Professor emerita of Kobe Gakuin University. She has long been involved in ESP (English for specific purposes) research, teaching and materials development. She is presently interested in expanding the applications of ESP concepts and methods to more general EFL teaching. B.S./B.A. (Chemistry, University of Hawaii); M.Ed. (TESOL, Temple University); Ph.D. (Applied Linguistics, University of Birmingham).
8月9日 <午後:パネルディスカッション 120min>
「大学入試改革は、高校英語教育での四技能統合を推進するのか?」
コーディネーター: 柳瀬陽介(広島大学)
広島大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)。英語教育を哲学的に分析するアプローチで研究を進めている。著作(共著)として『小学校からの英語教育をどうするか』、"A new approach to English pedagogical grammar: The order of meaning" など、単著論文として「英語教育実践支援研究に客観性と再現性を求めることについて」、「意味、複合性、そして応用言語学」などがある。
パネリスト: 寺沢拓敬(関西学院大学)
関西学院大学社会学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は、言語社会学、英語教育制度とその歴史。『「なんで英語やるの?」の戦後史』(研究社、2014年、単著)で、日本教育社会学会第6回学術奨励賞を受賞。『「日本人と英語」の社会学』(研究社、2015年、単著)は、Learning English in Japan: Myths and Realities (Trans Pacific Press, 2018) として英訳が刊行されている。
パネリスト: 松井孝志(山口県鴻城高等学校)
山口県鴻城高等学校教諭。東京外国語大学卒業後、都立高校、都内私立高校を経て現職。専門はライティング指導。近年は、文字指導(handwriting)指導に重点を置いて活動している。文部科学大臣優秀教職員表彰(2017年度)。共著に『パラグラフ・ライティング指導入門』(大修館書店、2008年)、『学習英文法を見直したい』(研究社、2012年)がある。
パネリスト: 亘理陽一(静岡大学)
静岡大学教育学部准教授。北海道大学教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。専門は、英語教育学・教育方法学。文法指導の目的・内容・方法を中心とする、カリキュラム編成・授業実践・教師教育研究に関心がある。近著に、A new approach to English pedagogical grammar(共著、Routledge)、『小学校で英語を教えるためのミニマム・エッセンシャルズ』(共編著、三省堂)、 『はじめての英語教育研究』(共著、研究社)、『高校英語授業を知的にしたい』(共編著、研究社)などがある。