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【LET blog 第143号】 (2016年12月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
【LET blog 第143号】
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みなさん、こんにちは。

めっきり寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
気づけばもう12月となり、時の移ろいの早さを感じております。

今月号の支部企画は、関西支部からの「電子語学教材開発研究部会のご紹介」です。

それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。

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■ 第143号のもくじ
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■ 支部企画
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□ 関西支部:電子語学教材開発研究部会のご紹介
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■ 支部研究部会情報
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□ 関東支部
 ■ リサーチ・デザイン研究研修部会 第1回研究会
 ■ リサーチ・デザイン研究研修部会 第2回研究会
□ 関西支部
 ■ 中学高校授業研究部会 2016年度12月例会
 ■ 英語発音教育研究部会 第69回研究会
 ■ 早期英語教育研究部会 2016年度第4回例会
 ■ 第9次基礎理論研究部会 第6回研究例会
 ■ メソドロジー研究部会  2016年度第3回・第4回研究会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第143号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1739#more

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【LET blog 第143号】
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■ 支部企画
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□ 関西支部 電子語学教材開発研究部会のご紹介(木村 修平)
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電子語学教材開発研究部会の部会長をつとめております、立命館大学の木村修平と申します。電子語学教材開発研究部会は LET 関西傘下で最も若い部会で、略称を電語研と言います。

電語研では、その名前のとおり、電子的な語学教材の開発を主たる活動目標としています。研究会は年間3〜4回程度開催し、ほぼ毎回 LET 会員以外からの参加も歓迎している、間口の広い部会となっています。近年はオンライン上の語学教育リソースが国内外で矢継ぎ早に公開されており、電語研はそうしたサービスやアプリの活用法などのノウハウを共有する場でもあります。

2016年度はこれまでに3回の研究会を開催してきました。まず第17回研究会としまして、ここ数年日本でも急速にシェアを伸ばしている Mac の活用法を学ぶ「語学教員のための Mac活 用講座 vol. 3 『iPhone/iPad 連携で もっとMacを便利に使おう!』」を開催しました。この講座は当研究部会の人気講座で、過去3年間にわたり実施しており、毎回多くの方にご参加いただいております。

第18回研究会では「ICT xライティング指導の最前線! Turnitin 実践事例に学ぶ」と題しまして、剽窃チェック&作文指導統合環境として日本の教育機関でも導入が進められているTurnitin の活用方法と活用事例を、それぞれ、日本販売代理店である iGroup Japan の方と、関西大学の山本先生、古川先生をお招きしてご紹介いただきました。

直近の第19回研究会では「SNS/スマホで学ぶ外国語学習の最前線」と題し、日本発の語学学習SNSとして今や世界に100万人以上のユーザを持つ Lang-8 を運営する株式会社 Lang-8 の CEO・喜洋洋氏をお迎えし、ご講演と参加者をまじえてのディスカッションを行いました。同社では、IT 企業の業務に特化した有料のスマホ向け英語トレーニングアプリ「HiNative Trek」をリリースし、好調に利用者を伸ばしています。

ここ数年の電語研の研究会はすべて立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)で開催しています。OIC は交通の便のよい立地にあるキャンパスであることに加え、学内にビアホールがあるため、研究会後は懇親会をここで開催するのが恒例となっています。研究会で盛り上がった議論をくつろいだ雰囲気で深めていただく機会となっております。

電語研では2017年度も日進月歩で進化するテクノロジーの動向を注視し、電子語学教材に関する先進的なソフトウェア、ハードウェア、web サービスのトピックを取り上げてまいります。

語学教育と ICT(情報通信技術)のコラボレーションにご関心をお持ちの方であればどなたでもお気軽にご参加いただければと存じます。

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■ 支部研究部会情報
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□ 関東支部
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■ リサーチ・デザイン研究研修部会 第1回研究会のお知らせ
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立教大学の並木一美先生に混合研究法を用いた会話分析研究について、専門家でない方にもわかりやすくご発表いただきます。会員非会員を問いません。多くの方のご参加をお待ちしております。

日 時:12月17日(土)11:00-12:30
場 所:関東学院大学KGU関内メディアセンター M-803教室
〒231-0011 横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC)8F (みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩3分、JR・市営地下鉄関内駅より徒歩5分→Google Map: https://goo.gl/3cDyYg
※当日は休日で正面ドアが閉じておりますので、側面の時間外入り口よりお入りください。

講演者 :並木一美(なみき かずみ)先生(立教大学 異文化コミュニケーション学部 助教)
講演題目:「会話分析におけるビデオデータ使用と他のリサーチ手法の併用に関する一考察 ─日本語母語話者と非母語話者の談話におけるリペア(修復)に注目して─」
講演要旨:本稿では日本語母語話者(JNS)と非母語話者間の談話(NNS)において、発話の言いなおし、すなわちリペア(修復)が話者間でどのようになされ、会話全体の組織に影響を与えているのか、会話分析(音声・画像)の結果より論ずる。また、母語話者と非母語話者の言語接触における会話分析とその他のリサーチ手法を併用することに関し最近の研究動向を紹介しつつ、さまざまな研究アプローチの可能性について考察する。

参加料:無料
予 約:不要
LET関東のウェブサイト(http://www.kanto.j-let.org/)もご参照ください。

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■ リサーチ・デザイン研究研修部会 第2回研究会のお知らせ
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日 時 :12月27日(火)14:00-15:30
場 所 :関東学院大学KGU関内メディアセンター M-801教室
〒231-0011 横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC)8F
(みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩3分、JR・市営地下鉄関内駅より徒歩5分)
Google Map: https://goo.gl/3cDyYg

講演者 :齊藤 英介 先生(モナシュ大学 教育学部 専任講師)
講演題目:「実践から学ぶ―研究が立ち上がるとき」
講演要旨:筆者は、東南アジアを中心に「学びの共同体」に基づく学校改革の実践に関与しつつ研究を遂行している。本発表では、教師たちとのアクションリサーチや聴き取りから得た知見をいかに質的実証研究や概念的研究に結びつけたのかを報告する。

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□ 関西支部
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■ 中学高校授業研究部会 2016年度12月例会
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日 時: 2016年12月11日(日)13:30〜17:00
会 場: 京都教育大学 CALL教室(1号館B棟4階)
(アクセスはhttp://www.kyokyo-u.ac.jp/から)
参加費: LET会員・・・・・・・・・・・・・・無料
京都外国語大学英語教育研究会会員・・・300円
学生・・・200円
一般・・・500円

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=75

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■ 英語発音教育研究部会 第69回研究会
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日時:2016年12月17日(土) 13:00-17:00
内容:発音指導書における説明の在り方
   話題提供: 有本 純 (関西国際大学)
場所:関西国際大学尼崎キャンパス7階
   http://www.kuins.ac.jp/kuinsHP/access.html

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=77

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■ 早期英語教育研究部会 2016年度第4回例会
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日時: 2016年12月17日(土)午後13:00〜17:30
場所: 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
    (大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
  
内容:早期英語教育に関する概論書の輪読およびミニ講義
1.文献輪読
Early Reading Instruction: What Science Really Tells Us about How to Teach Reading
McGuinness, D. (2004): MIT Press Chapter 4: How to Teach Reading: Lessons from the Past
輪読担当:
・1. (pp.73-86) 板垣静香先生 (関西学院大学)
・2. (pp.86-105) 
2. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市大学)

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78

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■ 第9次基礎理論研究部会 第6回研究例会
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日時: 2017年 1月 21日(土) 13:30-16:30
場所: 西宮市大学交流センター アクタ西宮東館6階 セミナー室1
内容:
1.輪読
  Barcroft, J. (2015). Lexical input processing and vocabulary learning. Amsterdam: John Benjamins Publishing Company.
  Chapter 3 Three key components of learning a word: Form, meaning, mapping (pp. 29–37)
  担当:藤原 由美先生(京都教育大学)
2.研究発表
Applied Linguistics and TESL at Northern Arizona University and The Pennsylvania State University
担当:堀 智子先生(東京工業高等専門学校)

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74

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■ メソドロジー研究部会 2016年度第3回・第4回研究会
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2016年度第3回研究会は本日(12月10日)関西大学梅田キャンパス705教室で開催です。
2016年度第4回研究会を、2017年2月18日(土)・19日(日)に西南学院大学(福岡市)で開催する予定です。
プログラムが確定次第以下のウェブサイトでご案内します。発表者も募集しています。

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://mizumot.com/methodology/

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■ 支部からのその他のお知らせ
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□ 九州・沖縄支部
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■ 2016年度 LET九州・沖縄支部主催「学術講演会」
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日 時:2017年1月28日(土) 15:30〜17:00
会 場:福岡大学 文系センター棟3階 PC教室 F(協働学修室)
題 目:日本における複言語主義と CLIL
講 師:千葉商科大学教授 酒井志延先生
資料代:会員 無料、 非会員 1,000円、
非会員(学生)500円
講演概要はLET九州・沖縄支部ウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-let-ko.org/htdocs/?page_id=18

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□ 関東支部
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■ 認知科学研究研修部会から報告とご案内
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LET関東支部認知科学研究研修部会では、近赤外光脳機能イメージング装置(NIRS)を使用した研究実践に関して、これまで以下のテーマで研修会を開催しました。

1.「英語教育研究におけるNIRSの活用について」:研究事例の紹介、機器の使用法及び実験のデモンストレーション
2.「NIRSを活用した実験のデータ統計解析法及び行動分析法」:タスク間比較の統計解析のためのデータ加工の方法

当研究研修部会では、今後、上記のような研究会に加え、NIRSにご関心がある皆様に随時不定期で、説明会、研修会を実施致したいと思いますので、下記連絡先までお気軽にお尋ねください。

連絡先:LET関東支部認知科学研究研修部会代表 
    足利工業大学 共通教育センター 飛田ルミ
メールアドレス rtobita@ashitech.ac.jp

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■ 音声映像研究研修部会 11月19日(土)青谷氏講演会・報告
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LET関東支部・音声映像研究研修部会は、11月19日(土)早稲田大学に於いて、元NHK国際放送英語アナウンサーの青谷優子氏を招聘した特別講演会を開催しました。青谷氏の報道現場での体験談、そして現在のライフワークである英語朗読についての講演は、23名の参加者を魅了する密度の濃いものとなりました。氏の「伝わる話し方」に対する熱い思い、数々の現場体験に基づく独自の理論、そして異業種の聞き手にもわかる実例を挙げてのパフォーマンス。緊張感あふれる現場で培ったご経験をもとに繰り広げられた数々の示唆は、英語教育に携わる我々にも十分応用できる有益なヒントに満ちていました。
(文責:中田ひとみ)

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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6

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■ 編集後記
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言語・教育データの解析技量を上げるべく,R Bootcamp (2017年3月上旬)@幕張に参加してみませんか?
詳しくは,広報用ウェブサイトにて!

https://www.rbootcamp.org

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【関東支部】
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